シャーロット・オーブン（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

麦わら海賊団のコックであるヴィンスモーク・サンジが、実は海遊軍事国家ジェルマ王国の第三王子であることが明かされた。そして王子としてサンジは、四皇ビッグ・マムの第38女シャーロット・プリンと結婚することになる。オーブンはサンジとプリンの結婚式に参列し、来賓客と歓談を楽しんでいた。その裏ではプリンによるサンジ暗殺計画、及びビッグ・マム海賊団によるヴィンスモーク家暗殺計画が進んでいた。ビッグ・マムはジェルマ王国の持つ科学力を手に入れるために、今回の縁談を組んだだけだったのだ。

しかしプリンによるサンジ暗殺は失敗。そこへサンジを連れ戻そうとやってきた主人公モンキー・D・ルフィを始めとする一行が乱入する。オーブンは、現れたジャガーのミンク・ペドロと戦い、悪魔の実「ネツネツの実」の能力でペドロの剣を高熱にする形でペドロから武器を奪う活躍を見せた。しかしあちこちで戦いが勃発する乱戦の中、オーブンはペドロを仕留めそこねる。さらにビッグ・マムが大切にしていた母同様の女性マザー・カルメルの写真を割られたことで慟哭・狂乱し、敵も味方も身動きが取れなくなってしまった。ビッグ・マム海賊団は、幹部「スイート3将星」でシャーロット家の次男シャーロット・カタクリが、悪魔の実「モチモチの実」の能力で作った耳栓をつけることによって動けるようになる。オーブンは逃げるルフィを捕まえるが、ジェルマ王国の第二王子であるヴィンスモーク・ニジによって阻まれてしまった。

その後オーブンは、万国（トットランド）から逃げ出す麦わら海賊団を待ち伏せするために、カカオ島へ向かう。乱戦の中で壊されたウェディングケーキの代わりを作っているプリンの作業を見ようとしたが、護衛の者に制止されてしまった。その際、「まー妹の頼みなら聞くけどよ…」と身内に甘い一面を見せている。しかしプリンと一緒にケーキを作っていた、夫である最悪の世代カポネ・”ギャング”ベッジがビッグ・マムを裏切った第22女シャーロット・シフォンをオーブンは許さなかった。万国の法に則り、女王であるビッグ・マムを殺そうとした反逆者としてシフォンに制裁を加えようとする非情な面も見せた。そこへベッジに妨害を加えられ、オーブンはまた敵を取り逃がすことになってしまった。

オーブンは、海に両手を突っ込み広域の海を沸騰させる「熱海温泉（ねっかいじごく）」や、高熱に熱した海水をホーミングミサイルのように敵に放つ「熱海万来（ねっかいぎょらい）」などを使って、他の兄弟と共に麦わら海賊団達の逃亡を阻止しようとする。しかし元王下七武海でタイヨウの海賊団の船長だった魚人・ジンベエらの妨害を受けて、結局麦わら海賊団を取り逃がしてしまうのだった。

扉絵連載「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」

扉絵連載「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」では、万国（トットランド）から麦わら海賊団を逃がすために戦ったジェルマ王国のその後が描かれている。

麦わら海賊団のコックであるヴィンスモーク・サンジの故郷ジェルマ王国は、無事に万国から脱出することに成功した。しかしサンジの兄であるニジと弟であるヨンジがビッグ・マム海賊団に捕まってしまう。オーブンは、シャーロット家の第19男で悪魔の実「ブクブクの実」の能力者シャーロット・モンドールの力で本（ブック）に縫い付けられたニジとヨンジをブリュレと共に城へ連れ帰る。弟妹の待つ研究室のような場所へニジ達を送り届けてその場を後にしたが、その後サンジの姉レイジュと兄イチジが、ニジとヨンジを助けに現れた。オーブンは兄であるカタクリと共に侵入者であるジェルマ4兄弟と戦う。しかしその場でジェルマに手を貸したマッドサイエンティストのシーザー・クラウンの放った幻覚ガスでカタクリと同士討ちを始めてしまう。その間にジェルマに逃げられてしまうのだった。

劇場版映画『ONE PIECE FILM RED（ワンピース フィルム レッド）』

2022年8月6日に公開された原作連載25周年記念作品であり、劇場版映画としては15作品目、FILMシリーズの第4作目となる劇場版映画『ONE PIECE FILM RED（ワンピース フィルム レッド）』に登場。四皇・赤髪のシャンクスの娘であるウタが持つ悪魔の実「ウタウタの実」の能力を手に入れるため、オーブンは、妹であるシャーロット家の第8女シャーロット・ブリュレと共に音楽の島・エレジアを訪れる。ウタを捕まえようとするが、ウタの能力によってブリュレ共々、身柄を拘束されてしまった。ウタの計画を阻止しようとエレジアを訪れていた海軍本部のコビー大佐やヘルメッポ中佐が、オーブン達同様拘束されている麦わら海賊団を助けている際は、「妹（ブリュレ）だけでも助けてやってくれねェか」と海軍を相手に懇願し、妹思いの一面を見せた。映画の終盤では、麦わら海賊団と共闘し、ウタが禁断の曲「Tot Musica（トットムジカ）」を歌って現世に顕現させた魔王を相手に戦った。

ONE PIECE FILM RED（ワンピース フィルム レッド）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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『ONE PIECE FILM RED（ワンピース フィルム レッド）』とは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版アニメである。2022年8月に公開された。原作連載25周年記念作品であり、劇場版アニメとしては15作品目に当たる。主人公モンキー・D・ルフィにとって、そして『ONE PIECE』という物語にとっても重要人物である赤髪のシャンクスや、その”娘”ウタという少女が登場することで話題になった。音楽の島エレジアを舞台に、世界の存亡をかけた戦いが描かれる。

シャーロット・オーブンの関連人物・キャラクター

ビッグ・マム／シャーロット・リンリン

CV：藤田淑子（571話）→ 小山茉美（786話 ～ ）

シャーロット・オーブンの実母。
偉大なる航路（グランドライン）の後半の海・新世界で、皇帝のような強さを持つ4人の大海賊・四皇の紅一点である女海賊。何十年も四皇の座に就いていたが、ワノ国編で最悪の世代トラファルガー・ローとユースタス・”キャプテン”キッドに敗れて、その座を退いた。懸賞金は43億8800万ベリー。43人の夫を持ち、その夫達との間に息子が46人、娘が39人いる。その85人の子供達と共にビッグ・マム海賊団を結成しており、その船長を務めている。また、自身で作り上げた万国（トットランド）の女王でもある。悪魔の実「ソルソルの実」の能力者であり、他者の魂（ソウル）を吸い取って力に変える能力を持つ。また自身の寿命を削ることで、パワーアップすることも可能。

本編でオーブンと直接絡むことはほぼない。

ビッグ・マム／シャーロット・リンリン（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ビッグ・マム（本名：シャーロット・リンリン）は、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。
偉大なる航路（グランドライン）の後半の海・新世界に皇帝のように君臨する4人の大海賊・四皇の内の1人。お菓子の為なら一国を滅ぼしてしまう凶悪な人物。43人の夫を持ち、その夫との間に85人の子供を産んでいる。その子供達とビッグ・マム海賊団を結成しており、その船長を担っている。ワノ国編でトラファルガー・ローとユースタス・”キャプテン”・キッドに敗れ、四皇の座を退いた。

シャーロット・カタクリ

CV：杉田智和

オーブンの兄弟。シャーロット家の次男であり、「シャーロット家の最高傑作」と言われる実力者。オーブンとは父親も同じであり、カタクリ、ダイフク、オーブンは三つ子の兄弟である。カタクリの回想では、3兄弟と長兄のペロスペローが一緒におやつを食べているところが描かれている。悪魔の実「モチモチの実」の能力者であり、体を餅に変えることが可能。懸賞金は10億5700万ベリーと、ビッグ・マム海賊団の中でも高額。「スイート3将星」と呼ばれる大幹部の一人である。

本編でオーブンと直接絡むことはほぼないが、オーブンはカタクリの強さに信頼を寄せており、カタクリがルフィに敗れたことを知った時はひどく動揺をしていた。扉絵連載「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」のほうでは、逃げ出すジェルマ4兄弟に対してオーブンと共に戦っている。

シャーロット・カタクリ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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シャーロット・カタクリとは『ONE PIECE』に登場する海賊である。ビッグ・マム海賊団の幹部でありシャーロット家の次男。悪魔の実（モチモチの実）の能力者。冷静で完璧主義な性格と状況判断力や分析力から、他兄弟姉妹や部下から慕われ戦闘の指揮をとることもある。見聞色の覇気に優れ、その実力は少し先の未来が見える程とされている。普段は隠しているが、「メリエンダ」の時だけは素顔で大好きなお菓子を食べ、完璧な人間を演じるストレスから解放されている。

シャーロット・ダイフク

CV：咲野俊介

オーブンの兄弟で、シャーロット家の三男。オーブンとは父親も同じであり、カタクリ、ダイフク、オーブンは三つ子の兄弟である。カタクリの回想では、3兄弟と長兄のペロスペローが一緒におやつを食べているところが描かれている。悪魔の実「ホヤホヤの実」の能力者で、自分の体をこするとおとぎ話のランプの魔人のようなものを召喚することができる。身内には甘いオーブンとは違い、命令を遂行できなかった弟妹には厳しい。

本編でオーブンと直接絡むことはほぼない。

シャーロット・ブリュレ

CV：三田ゆう子

オーブンの妹。シャーロット家の八女。魔女のような風貌をしており、顔には大きな傷がある。自分の顔を卑下しており、かわいい顔を見るとズタズタに引き裂きたくなる衝動にかられるという、不気味な性格をしている。敵に対しては猟奇的であるが、家族に対してはかなり甘い。兄達のことが大好きであり、とくにカタクリのことを尊敬している。「カタクリお兄ちゃん」や「オーブンお兄ちゃん」のように、兄達のことは「○○お兄ちゃん」と呼ぶ。

本編でオーブンとの絡みはあまりないが、2022年8月に公開された劇場版『ONE PIECE FILM RED（ワンピース フィルム レッド）』に一緒に登場。悪魔の実「ウタウタの実」の能力者であるシャンクスの娘・ウタを捕まえるために、オーブンと共に音楽の島・エレジアを訪れた。

シャーロット・ブリュレ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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シャーロット・ブリュレとは、『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。四皇ビッグ・マム／シャーロット・リンリンの第8女で、双子の妹シャーロット・ブロワイエがいる。悪魔の実「ミラミラの実」の能力者で、特殊な鏡を生み出せる「鏡人間」。能力の幅が非常に広く、攻撃、防御、諜報など、あらゆる面に応用が利く。自身の容姿にコンプレックスを抱いており、かわいい顔を見るとズタズタに引き裂きたく成るという歪んだ感情の持ち主だが、実はとても家族思いで、特に次男のシャーロット・カタクリを敬愛している。