シャーロット・カタクリ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

シャーロット・カタクリの概要

シャーロット・カタクリとは『ONE PIECE』に登場する海賊である。ビッグ・マム海賊団に所属しており、船長兼母でもあるビッグ・マム（本名シャーロット・リンリン）の次男に当たる。「モチモチの実」の能力者でその実力は覚醒している。自分の身体をモチに変えることができたり、周りの物質をモチに変えることもできる。また、武装色、見聞色、覇王色の覇気の持ち主で特に見聞色が優れている。見聞色を鍛えすぎて、少し先の未来が見えるとされている。

冷静で完璧、状況判断力や分析力にも優れている。そのため他の兄弟姉妹や家族以外の部下からの信頼も厚い。船長ビッグ・マムが戦闘不能に陥った際には、船長代理として闘いの司令塔を務めることもある。口元をいつもマフラーのようなもので覆っていて、その素顔や食事シーンを家族にも見せることはない。本当はビッグ・マムと同じく甘いお菓子が大好物で、毎日15時におやつの時間「メリエンダ」を設けている。自分の能力で作り出した”社”の中に、パティシエ達に作らせたお菓子や紅茶を持ち込み、寝そべって大口を開けお菓子を食べている。普段は素顔を見せることもないし、周りの信頼に応えるべく完璧な人間を演じているため、多大なストレスを抱えている。しかしこの「メリエンダ」の時だけは周りを気にせず、自分の好きなお菓子を好きなだけ食べてストレス解消をしている。

シャーロット・カタクリのプロフィール・人物像

本名：シャーロット・カタクリ
所属：ビッグ・マム海賊団
肩書き：スイート3将星、万国（トットランド）コムギ島ハクリキタウン粉大臣
悪魔の実：モチモチの実
出身地：新世界
出生：シャーロット家次男、ダイフク・オーブンとの三つ子
年齢：48歳
身長：509cm
誕生日：11月25日
星座：いて座
血液型：XF型
覇気：見聞色、武装色、覇王色
好きな食べ物：ドーナツ
嫌いな食べ物：熱いラーメン
CV：杉田智和

ビッグ・マム海賊団の最高幹部のひとりで、シャーロット家の次男。原作初の懸賞金10億越えの海賊で、その戦闘力は船長に次ぐほどの実力者。特に見聞色の覇気が強く、少し先の未来が見えるほど。冷静沈着で完璧主義、判断力や敵の分析力にも優れているため、闘いの場において司令塔の役目を務めることもある。下の兄弟や家族以外の部下からも信頼が厚く、海賊団内でファンクラブが出来るほど人気のある人物。いつも気高く冷静で完璧な人間のため、「シャーロット家の最高傑作」と言われている。

お菓子が大好きで特にドーナツが大好物。15時のおやつの時間「メリエンダ」に自分の能力で作った社の中で、お菓子を食べることでストレス発散をしている。

容姿

赤紫色の短髪に鍛え抜かれた肉体をしており、普段は口元から肩までをマフラーのようなもので隠している。その隠している口元は大きく避けていて、歯は尖っている。

幼少期は口元を出して生活していたが、その不気味な見た目を周りは気持ち悪がり友達がいなかった。また馬鹿にしてくるものは叩きのめしていたため、本人はそれほど気にしていなかった。しかしカタクリに返り討ちにあったものが、実力では敵わないため、カタクリへの報復として妹・シャーロット・ブリュレの顔に大きな傷をつける。そのことを後悔したカタクリは、「敵に対して馬鹿にされるような隙を見せず完璧な恐怖を与え、家族を守れる男」になることを決意し、口元を隠して生活するようになった。

性格

冷静沈着で感情を表に出すことがあまりなく、完璧主義者でもある。また状況判断力や敵の分析力にも優れているため、闘いの場で司令塔のような役目をこなす。母であり船長のビッグ・マムが戦闘不能に陥った時は、自らが指揮をとり船長代理のような行動をとる場面もある。その能力や実力から、下の兄弟姉妹や家族以外の部下からの信頼も厚い。その人気は海賊団内にファンクラブがあるほど。家族や仲間を大切にしており、危害を加える敵に対し怒りを露わにする一面もある。

『ONE PIECE』に登場するルフィの敵キャラクターの中では珍しく人格者であり、漢気溢れる熱い男でもある。ルフィとの闘いの最中、妹・フランぺがルフィに神経麻痺の針を討った。腹がえぐれ動けなくなったルフィに、自分で足を滑らせたのだと思ったカタクリは攻撃をぶつける。しかしフランぺの攻撃によるものだと気付くと、カタクリはフランぺのもとに行き「薄っぺらい援護などするな！」と怒鳴る。そして自分の腹にも槍を指し、フェアに闘おうとした。

シャーロット・カタクリの能力

悪魔の実 モチモチの実

超人系の悪魔の実「モチモチの実」の能力者であり、自分の身体をモチに変えたりモチを作り出すことができる。その能力は覚醒していて、周囲の物をモチにしたり、変えたモチからさらにモチを作り出すことや、変えたモチと同化する事も可能。作り出したモチに武装色の覇気を纏わせ攻撃することもでき、「シャーロット家の最高傑作」にふさわしい実力者を持っている。

覇気

シャーロット・カタクリは見聞色、武装色、覇王色の覇気の持ち主。

特に見聞色の覇気が強力。通常、見聞色の覇気は相手が何をしようとしているのか読み取れる力とされているが、カタクリは見聞色を鍛えすぎて「少し先の未来が見える」という規格外の力を得ている。ルフィとカタクリの闘いの序盤はルフィが武装色の攻撃をしているにも関わらず、カタクリの身体には攻撃が当たらなかった。それをルフィは武装色の強さの問題だと思ったが、実際はカタクリの見聞色がルフィを上回っていたためだった。闘う中でそれに気付いたルフィに対し、「見極めただけ大したものだ…！」と言っている。ルフィの攻撃が当たらなかったのは、カタクリ曰く「変形して効率よく避けているだけ」「『覇気』で未来を見れば可能だ」ということであった。

覇王色の覇気については、原作のなかで一度だけ描写されている。ルフィとの闘いの終盤、妹・フランぺがルフィに吹き矢で針を刺したことでルフィが弱りその隙にカタクリが攻撃を当てた。カタクリはフランぺがふたりの闘いに横槍を入れたことに怒り、彼女を怒鳴りつける。真剣勝負に横槍を入れられそれに気付けず攻撃したことを謝るカタクリに対し、避けきれなかった自分が悪いとルフィは気に留めなかった。外野に邪魔されることを鬱陶しく思ったふたりが、覇王色の覇気を互いにぶつけ合い周りはそれに耐えられず失神してしまった。

シャーロット・カタクリの武器

ジェリービーンズ

ジェリービーンズをまるで銃弾のように指ではじき、敵を討つことが出来る。

土竜（もぐら）

三叉槍で土竜（モグラ）と呼ぶ武器を使う。普段は「モチモチの実」で体内に収納している。

シャーロット・カタクリの必殺技

柳モチ（ヤナギモチ）