三雲修(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
三雲修(みくも おさむ)とは、『ワールドトリガー』の主人公である。ネイバーの攻撃から世界を守るボーダーに所属する戦闘員。空閑遊真に生きる目的を与えるため、そして行方不明になった雨取千佳の兄・雨取麟児を助けるために玉狛第二(三雲隊)を結成した。麟児やレプリカを探すために遠征部隊に入るのを目指す。B級ランク戦を勝ち上がり、さらに敵だったアフトクラトルの捕虜であるヒュースを隊に迎え入れ、上位入りを果たす。遠征選抜では諏訪洸太郎に指名され、諏訪7番隊として試験に臨む。
初登場
三雲修(みくも おさむ)の初登場時は、空閑遊真(くが ゆうま)が学校に転校してきた時である。三雲は空閑をイジメようとしたクラスメイトをたしなめようとしたり、空閑がいじめにあわないようについて行くなど、空閑からお人好しという印象を持たれる。「...僕がそうするべきだと思っているからだ!!」という名言とともに、自分を殴る相手でさえトリオン兵から助ける三雲に対して好感を持った空閑は、三雲を信頼し行動するようになった。
さらに三雲はネイバーである空閑をボーダーに知らせずに世話を焼くので、空閑からは「面倒見の鬼」と呼ばれる。
三雲は初登場時に戦闘許可のないC級隊員だったにもかかわらず、学校にトリオン兵が来た時に「...勝ち目が薄いからって逃げるわけにはいかない」と空閑に伝え、中学生を逃がす為にトリオン兵と戦った。結果的に空閑がトリオン兵から三雲を救ったが、空閑が戦った事をボーダー隊員には伝えられないので、三雲がトリオン兵を撃退したことになった。
三雲が戦闘許可のない状態でトリオン兵と戦った事で、真面目なA級隊員の木虎藍(きとら あい)からは厳しい目を向けられた。だが、学校からの帰り道に木虎がトリオン兵を倒した後、三雲が彼女の功績を市民に伝えた。三雲が相手の事を素直に賞賛する性格だったので、木虎の中で三雲の印象が変わり、対抗意識を持たれるようになる。
さらにネイバーである空閑と一緒にいることで、かつて三雲を助けてくれた迅悠一(じん ゆういち)と再会。ネイバーからの攻撃としてトリオン兵が送られてくるゲートは、ボーダーが市民への被害が出ないように誘導装置によってボーダー基地の近くに開くようになっているが、誘導装置が効かないイレギュラーなゲートが増えていた。
そのイレギュラーゲートは敵が送り込んだ「隠密偵察用の小型トリオン兵・ラビット」によるもの。近くにいる人間のトリオンを使ってゲートを開くため、イレギュラーゲートとなり、トリオンの多いボーダー隊員の近くで頻発していた。三雲の学校でイレギュラーゲートが開いたのは、トリオンの多い空閑がいたから。原因不明だったイレギュラーゲートの発生原因の究明に三雲が関わったことが評価され、三雲はB級隊員に昇格した。
玉狛支部
ボーダー玉狛支部には、「ネイバーにもいいヤツいるから仲良くしようぜ主義」でネイバーフッドに行った事のある人やネイバーに対して悪い印象は持っていない人が多い。迅はネイバーである空閑を玉狛支部へ勧誘。空閑を玉狛支部の隊員とすることで、ネイバーである空閑の身を守ろうとした。
空閑がボーダーに来た目的は、空閑の父親が作った黒トリガー(ブラックトリガー)から父親を元に戻すことだった。だが、”ボーダーでも黒トリガーになった人物を元に戻す”という事が出来ないと分かってしまった空閑は生きる目的を失ってしまった。
黒トリガーとは、優れたトリオン能力の持ち主が自身の命と膨大なトリオンを使って作る製作者の意思が反映されたトリガー。製作者の意思が反映されているので、相性のいい人しか扱えない、特別で強力なトリガー。その力は黒トリガー一つあるだけでパワーバランスが簡単に崩れるほど。
空閑の黒トリガーは空閑の事を助けようとした空閑の父親が自身の命を使って作ったものだった。
空閑が目的を失った事、雨取が自身でネイバーにさらわれた兄や友達を助けに行くためにボーダーに入る決意をした事で、三雲は2人を誘い玉狛支部で隊を作ることを決め、遠征に行くことを目標にする。三雲は空閑をボーダーに誘った時に、空閑から「なんで死にかけてでも人を助けるのか」と聞かれる。三雲は「自分が『そうするべき』と思ったことから一度でも逃げたら きっと本当に戦わなきゃいけない時にも逃げるようになる」と名言を残して、空閑を納得させた。
元々三雲はボーダーの本部所属だったが、空閑や雨取と隊を結成したことで玉狛支部へ移籍が決定。三雲は初めは空閑を隊長にするべきだと考えていたが、空閑・雨取から隊長は「修」と言われたことから隊長となった。
玉狛支部への移籍・入隊が決まった時、空閑には小南桐絵(こなみ きりえ)が師匠に、雨取には木崎レイジ(きざき れいじ)が師匠に、そして三雲の師匠には烏丸京介(からすま きょうすけ)がなる。
風間との模擬戦
空閑と雨取がボーダーに入隊した日、風間から三雲に対し模擬戦の申し出があった。
ソロランク戦ではないので断ることも出来たが、風間のような実力者が空閑ではなく自分に模擬戦を申し込んできたことに意味があると感じて風間の申し出を受けた。相手はアタッカーソロランクNO.2の実力者。20戦以上するも攻撃を見極めることも難しく、三雲が風間に攻撃を一度も与えることが出来ないまま終わろうとした時、風間が漏らした言葉で三雲の顔が変わった。
三雲達が玉狛支部で訓練をしている裏では、ネイバーは全て殲滅するべきだという過激な思想を持つボーダートップ・城戸政宗(きど まさむね)司令の「空閑のブラックトリガーを奪え」という命を受けた風間達ボーダーA級部隊と迅達が戦っていた。その戦いは迅が勝利し、さらに迅が持っていた師匠・最上宗一(もがみ そういち)の形見でもあるブラックトリガーを城戸に差し出すことで、空閑の安全が守られる形となった。しかし風間には、迅が大事にしていたブラックトリガーを本部に渡してまでもネイバーである空閑をボーダーに入隊させる理由が分からなかった。そのため、隊長である三雲に模擬戦を申し込んだ。
迅が空閑や三雲たちの為に裏で動いていたことを知った三雲は、風間に「風間先輩 すみません もう一勝負 お願いします。」と伝え、勝負に出る。
今までの風間との戦い、師匠である烏丸から教わった事から作戦を立て、トリオンの切れない訓練室という場所を活かし、まず風間の使う姿を見えなくするトリガー”カメレオン”を無効化。風間の姿が見えた所で、自身のトリガーのスラスターを使って風間との間合いを詰める。風間を壁まで追い詰めた所で三雲が風間に対してシールドで逃げ道を塞いだうえで、一か所だけ弾道が通る穴を開け、ゼロ距離で風間に攻撃を打ち込んだ。
三雲の攻撃は風間にあたりダウンに持ち込んだが、風間の反応も早かった。三雲自身も三雲が開けた穴から風間のカウンターをもらい攻撃を食らってしまったので三雲もダウン。両者ダウンとなり引き分けとなってしまったが、三雲にとっては意味のあるものになった。この出来事から風間は三雲に対して好感を持ってくれるようになる。
大規模侵攻
アフトクラトルとはネイバーフッドにある国の1つで、軍事国家と言われるほど強く大きな国。トリガーの角があるネイバーであることが特徴で、黒い角のネイバーは黒トリガー持ちのネイバー。
アフトクラトルによる大規模侵攻ではC級だった雨取を市民の誘導に、C級の空閑には自身と一緒に戦う事を頼む。敵の狙いがC級隊員、トリオンの多い雨取だと判明すると、雨取をボーダー基地まで避難させるために戦う。アフトクラトルのラービットに狙われた際、雨取のトリオンを使って攻撃を当てた事で勢いに乗り、敵を倒しながら基地に避難することを考えるが、相手の攻撃で雨取がキューブ化してしまった事で逃げることを選択する。
木崎・烏丸やA級の太刀川隊の出水公平(いずみ こうへい)・A級の草壁隊の緑川駿(みどりかわ しゅん)・A級の三輪隊の三輪秀次(みわ しゅうじ)などたくさんの人に助けてもらいながらボーダー基地を目指すが、あと一歩のところで敵に足止めされてしまう。アフトクラトルの隊長ハイレインの攻撃がトリオン体にしか効かない事を逆手に取り、換装を解いた生身の身体でハイレインの攻撃をよけながら基地に向かう。だが、ワープを使うミラの攻撃によって致命傷を負わされてしまった。レプリカの提案でアフトクラトルの艇を強制帰還させることでアフトクラトルの撤退に一躍買ったが、ミラによって負った傷が深く、1週間も目を覚まさない程の重傷を負った。
記者会見
大規模侵攻での被害の事で記者会見が開かれたが、その内容が途中から”三雲がC級時に隊務規定違反を行った事で敵に情報がバレ、C級隊員が狙われることになった”という風にされてしまった。ボーダー幹部の唐沢克己(からさわ かつみ)は三雲を買っており、三雲が悪者扱いされるのは唐沢にとって納得のいかないのもだった。唐沢は病院の許可を取ってまで三雲を記者会見の場に連れて行き、反撃の機会を与えた。
記者会見で三雲は沢山の記者の前に立ち、自分の意見・意思を伝えた。さらに”取り返しに行く”という言葉を使ったため、遠征が記者に伝わったことでより遠征へのプロセスに繋がった。三雲は記者会見で「ぼくはヒーローじゃない 誰もが納得するような結果は出せない ただその時にやるべきことを 後悔しないようにやるだけです」と名言を残している。
B級ランク戦 ROUND1
大規模侵攻後ランク戦が行われた。B級ランク戦はB級の隊だけでランク戦が行われ、B級上位2チームがA級昇格の為にA級のランク戦へ挑戦権を獲得できる。
ネイバーフッドへの遠征はA級隊員のみしか資格がないため、玉狛第二のメンバーは雨取の兄である雨取麟児と雨取の友達、空閑のお目付け役であるレプリカを探す為にランク戦を勝ち上がり、A級入りを目指す。
B級ランク戦ROUND1は吉里隊VS間宮隊VS玉狛第二。
三雲は大規模侵攻の時のケガが癒えていないため、ROUND1は解説席から観戦。
空閑が吉里隊の2人をベイルアウトしたところで、雨取が間宮隊の近くの建物をアイビスで破壊。
破壊されているタイミングで空閑があっという間に間宮隊の3人をベイルアウトし、玉狛第二の勝ちが確定した。
B級ランク戦 ROUND2
荒船隊
荒船哲次(あらふね てつじ)
【ポジション】隊長/スナイパー(アタッカーランクも所持している)
穂刈篤(ほかり あつし)
【ポジション】スナイパー
半崎義人(はんざき よしと)
【ポジション】スナイパー
諏訪隊
諏訪洸太郎(すわ こうたろう)
【ポジション】隊長/ガンナー
堤大地(つつみ だいち)
【ポジション】ガンナー
笹森日佐人(ささもり ひさと)
【ポジション】アタッカー
B級ランク戦ROUND2は荒船隊VS諏訪隊VS玉狛第二。
三雲にとっては初陣。荒船隊は戦闘隊員3人がスナイパーという特殊な隊。三雲はあえて荒船隊の優位なマップである「市街地C」を選び、諏訪隊が玉狛第二と共闘する形に戦況を持って行くことで、出来立てのチームという不利を逆手に取ったやり方で次々とポイントを取る。戦術的に常に優位な位置につくことで相手に不利な状況を作り、混乱を生ませることで自分たちがポイントを取りやすくした。追い込まれた荒船に弧月を抜かせたり、最後にエースである空閑をおとりに使って三雲自ら諏訪を攻撃して勝利を収めた。その勢いでラウンド3を迎える。
B級ランク戦 ROUND3
来馬辰也(くるま たつや)
【ポジション】隊長/ガンナー
村上鋼(むらかみ こう)
【ポジション】アタッカー
別役太一(べつやく たいち)
【ポジション】スナイパー
那須隊
那須玲(なす れい)
【ポジション】隊長/シューター
熊谷夕子(くまがい ゆうこ)
【ポジション】アタッカー
日浦茜(ひうら あかね)
【ポジション】スナイパー
B級ランク戦ROUND3は鈴鳴第一/来馬隊VS那須隊VS玉狛第二。
鈴鳴第一の来馬隊はアタッカーランクNO.4の村上がいる。暴風雨の中の戦いとなったが、三雲が空閑に「村上先輩に勝ってこい」というオーダーを出したことが功をそうして、勝ちにつながった。三雲自身は那須隊の隊長である那須からポイントを取ろうと思ったが、相手の経験やシューターとしてのレベルの違いから、那須によって落とされてしまう。空閑任せでなく自分でもポイントを取りたかったが、那須に落とされてしまった事で「空閑がいなければポイントが取れない」と自分たちの弱点があらわになった。そのことから焦りが見え始める。
自身でもポイントを取れないと上位に上がっていくことが厳しいと感じた三雲は、烏丸にシューターとしての戦い方を教えてもらえるように頼み込む。烏丸が三雲のために指導を頼んだのは、嵐山隊と太刀川隊。嵐山隊と太刀川隊で”一人でもポイントが取れるようになりたい”と頼み込み、練習を重ねたことで弾の当て方がわかってきた三雲は次のランク戦に臨む。
B級ランク戦 ROUND4
二宮隊
二宮匡貴(にのみや まさたか)
【ポジション】隊長/シューター
犬飼澄晴(いぬかい すみはる)
【ポジション】ガンナー
辻新之助(つじ しんのすけ)
【ポジション】アタッカー
影浦隊
影浦雅人(かげうら まさと)
【ポジション】隊長/アタッカー
北添尋(きたぞえ ひろ)
【ポジション】ガンナー
絵馬ユズル
【ポジション】スナイパー
東隊
東春秋(あずま はるあき)
【ポジション】隊長/スナイパー
小荒井登(こあらい のぼる)
【ポジション】アタッカー
奥寺常幸(おくでら つねゆき)
【ポジション】アタッカー
B級ランク戦ROUND4は二宮隊VS影浦隊VS玉狛第二VS東隊。
二宮隊・影浦隊はA級に昇格した経験を持つ強者。東隊の隊長である東もかつて「最初のスナイパー」にしてA級1位の隊に在籍していた実力者。強者が集うラウンド4で三雲は序盤の東の攻撃により、最初にベイルアウトさせられてしまう。何もさせてもらえずに戦線から離脱する形になった。つづいて雨取も早々に追い込まれベイルアウトさせられてしまい、残ったエースの空閑が苦しい戦いを強いられた。初めて玉狛第二が負けた試合となった。最後の解説で風間が三雲に対して「隊長としての務めを果たせ」と言葉を投げかけている。
隊長として
B級ランク戦ROUND4で負けた三雲は自分のチームに足りない物を補うため、解説で風間の言葉を聞いたことを踏まえて、現在どこの隊にも属していない、迅を玉狛第二に勧誘。他の隊との経験や実力差を埋めるため、今回のランク戦でどうしてもA級に昇格したかった三雲は反則ともとれる”A級隊員である迅を隊に引き入れること”で遠征のメンバーに選ばれようとしていた。
その理由は”空閑には時間がない”という事。空閑はミデンに来る前の戦いで生身深手を負い、父親によって作られた黒トリガーで自身の体を黒トリガーに入れて命を繋ぎながら生活している。そんな空閑が小さい頃から常に一緒にいたレプリカを大規模侵攻の時に三雲と一緒にいたことで離ればなれにしてしまった事に、引け目を感じていたから。
本来なら何年もかけて隊として経験を積み、ゆっくり上位を目指すが、目的のために三雲はどうしても今回A級に上がらなければ、と考えていた。
残念ながら迅からは断られてしまうが、迅からは他に”適任者がいる”という言葉をかけてもらう。
B級ランク戦 ROUND5
香取隊
香取葉子(かとり ようこ)
【ポジション】隊長/オールラウンダー
若村麓郎(わかむら ろくろう)
【ポジション】ガンナー
三浦雄太(みうら ゆうた)
【ポジション】アタッカー
柿崎隊
柿崎国治(かきざき くにはる)
【ポジション】隊長/オールラウンダー
照屋文香(てるや ふみか)
【ポジション】オールラウンダー
巴虎太郎(ともえ こたろう)
【ポジション】ガンナー
B級ランク戦ROUND5は玉狛第二VS香取隊VS柿崎隊。
今まではエースアタッカーの空閑をメインにして、三雲自身もポイントを取るためにシューターとしての技術をあげたり、策を練るなどしていたが、スパイダーを活用することで、自身がその場にいなくても空閑を活かす戦法を考えた。
三雲にスパイダーを教えたのは木虎だった。最初、三雲が嵐山隊に来たときは何も教えなかった。それは三雲の姿勢にあった。周りに教えてもらったり、助けてもらう事が当たり前になりつつあった三雲に対し、木虎は現在NO.1シューターの二宮が自身のレベルアップのために年下である太刀川隊の出水に頭を下げて教えてもらっていた事を伝え、三雲の教えてもらう姿勢などを改めさせるなど、厳しくも三雲が傲慢にならないようにと三雲の事を考えてのことだった。
木虎に教えてもらったスパイダーを使い、空閑の機動力をあげる、敵にとっては”障害”となるスパイダーはトリオンが少ない三雲でも扱いやすく、三雲がいなくてもその場に残り続けることで、味方の優位に持って行くことができる。さらに、人が撃てない雨取が通常弾から鉛弾(レッドバレッド)にかえたことで、人が撃てるようになり、三雲のスパイダーと空閑の機動力、雨取の狙撃と合わせて相手の機動力をそぐという勝ち筋を作った玉狛第二は、隠し玉をいくつかさらす形にはなったものの、大量得点を獲得して勝利を収めた。
交渉
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小南桐絵(こなみ きりえ)とは『ワールドトリガー』の登場人物。ボーダー玉狛支部に所属する玉狛第一のA級隊員。ボーダーの正隊員の中で一番の古株。攻撃手ランキング3位の実力者であり、約1年前までは1位の座に君臨していた。騙されやすい性格をしていて、同じ隊の烏丸によく騙されている。本部の正規トリガーではなく、玉狛支部特別製の専用トリガー「双月」という斧のトリガーを愛用している。
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出水公平(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
出水公平(いずみ こうへい)とは、『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダー本部所属A級1位太刀川隊のシューター。4種類の弾トリガーを巧みに操ることができる感覚派の天才。ふたつの弾トリガーを組み合わせる「合成弾」の生みの親。作中では「弾バカ」と呼ばれており、高い戦闘センスと高度な技術で戦闘面で大きな活躍をしている。また、豊富な知識や洞察力も持ち合わせているため、戦闘だけでなく指導者としても一流である。本作主人公の三雲修(みくもおさむ)に指導をつけている。
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影浦雅人(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
影浦雅人(かげうらまさと)とは、『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダー本部所属B級影浦隊の隊長。ボーダー内屈指のアタッカーだが、暴力行為や素行の悪さも目立つ問題児。「感情受信体質」という副作用(サイドエフェクト)を発現させており、戦闘面では不意打ちや遠距離からの射撃を察知することが可能。ただし私生活では他人の感情も意図せず察知してしまうためつらい思いをしている。素行の悪さはサイドエフェクトに起因しているともいえる。本作主人公の空閑遊真(くがゆうま)と仲が良く、ライバル関係にある。
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那須玲(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
那須玲(なす れい)とは、『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダー本部所属B級那須隊の隊長。ボーダー内でも屈指の「バイパー(変化弾)」使いで、聡明さと高度な戦闘技術で隊長兼エースを務める。病身のため自宅で過ごすことが多く、作戦会議なども自宅のベットで行っていることがある。しかし、いざ戦場に立つと俊敏な動きで敵を圧倒する。ランク戦三日目昼の部(第三戦)でも、本作の主人公を要する玉狛第二(三雲隊)と激戦を繰り広げ主人公達を追い詰めた。穏やかで落ち着いた性格を持ち、チームメイト想いな女性。
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生駒達人(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
生駒達人(いこまたつひと)は『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダー本部所属B級生駒隊の隊長。迅悠一曰く「ボーダー随一の旋空弧月の使い手」で攻撃手(アタッカー)ランキング6位の実力。県外からのスカウトで三門市にやってきてた京都人。コテコテの関西弁でボケを連発するなど終始マイペースな人物で、『ワールドトリガー』内では珍しい三枚目キャラクターである。隊員たちからは「イコさん」と呼ばれている。17巻のB級ランク戦で初登場。
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迅悠一(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
迅悠一(じん ゆういち)とは、『ワールドトリガー』の登場人物であり、本作の主人公の一人である。自らを「実力派エリート」と名乗るその実力は本物。黒トリガー「風刃」の最初の所有者であり、ボーダー内に数人しかいないとされているS級隊員であった。「未来予知」というサイドエフェクトによって目の前の人間の未来を見ることができる。「風刃」を本部に返還したため隊に所属しないA級隊員として活動している。「ぼんち揚げ」が大好物で、部屋に箱で常備しているほど。
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雨取千佳(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
雨取千佳(あまとり ちか)は、『ワールドトリガー』の主人公の一人で、ボーダー玉狛支部所属B級三雲隊隊員のスナイパー。 実際の年齢は中学2年生だが、小学生に間違われるほど小柄な少女。非常におとなしく、常に自分より他人のことを気遣う優しい性格。「トリオン」と呼ばれる生体エネルギーの量が異常に豊富で、これを目当てに異世界からの侵略者・近界民に身柄を狙われる。幼馴染にして本作の主人公の一人である三雲修や、同じく主人公の一人である空閑遊真との交流を経て、人として戦士として成長していく。
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隠岐孝二(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
隠岐孝次(おき こうじ)とは、『ワールドトリガー』に登場する人物である。県外からスカウトされボーダーに入隊した。ボーダー本部B級生駒隊の狙撃手(スナイパー)として活躍している。出身は大阪府で普段から関西弁で話す。トリオン体では常にサンバイザーを着用。右目の下に泣きボクロがあるのが特徴だ。自身の隊長である生駒達人(いこま たつひと)からはモテる認定されていて、よくからかわれている。遠征選抜試験では諏訪洸太郎(すわ こうたろう)に指名され、諏訪7番隊として試験に参加する。
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雷神丸(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
雷神丸(らいじんまる)は、漫画『ワールドトリガー』に登場するキャラクター。玉狛支部のお子様隊員、林藤陽太郎(りんどう ようたろう)の相棒であるカピバラ。陽太郎を背中に乗せて主人公たちのトレーニングに付き合ったり、嗅覚を使い人を探し当てたりする。陽太郎とともに玉狛支部のマスコット的存在ではあるが、その正体は、旧ボーダーかつての同盟国・アリステラの冠トリガー(クラウントリガー)だった。冠トリガーである雷神丸には、アリステラの王子である陽太郎を守護する役目が与えられている。
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ヒュース(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
ヒュースとは、『ワールドトリガー』の登場人物で、近界(ネイバーフッド)最大級の国家であるアフトクラトルに所属する兵士。本作の舞台である現代/玄界(ミデン)に侵攻してきた人型ネイバーの一人である。大規模侵攻編後は捕虜として玉狛支部に引き取られることとなった。その後、母国への帰還を条件に一時的に玉狛第二/三雲隊へ加わる。8歳から剣術を学んでおり、戦闘センスも非常に高い。また、B級ランク戦の映像から隊員たちの実力や最善の戦術を即座に指摘できるほどの戦術眼も持ち合わせている。
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東春秋(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
東春秋(あずま はるあき)は、『ワールドトリガー』に登場するボーダー本部B級6位の東隊の隊長で狙撃手(スナイパー)である。年齢は25歳と、戦闘員中2番目の年長者。現ボーダー創設時のメンバーの一人で「最初の狙撃手」で狙撃手ランク第3位。ほぼ全ての狙撃手が東の弟子筋と言え、人望も厚い。指揮力も忍田真史(しのだ まさふみ)本部長と並びNo.1の実力者である。 任務外ではボーダー提携の大学院でトリオンや戦史の研究をしている。
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三輪秀次(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
三輪秀次(みわしゅうじ)とは、『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダーのA級7位三輪隊の隊長を務めている人物。 近界民(ネイバー)という異次元からの侵略者による攻撃から世界を守る機関として作られた”界境防衛機関”通称ボーダーの戦闘における精鋭部隊の1人である。ボーダーには3つの派閥があり、その内の過激派にあたる城戸派に所属している。「ネイバーはすべて殺す」とのセリフどおり、ネイバーに深い恨みを持っている。過去に最愛の姉をネイバーに殺されているのが要因だと言える。
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風間蒼也(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
風間蒼也(かざま そうや)とは『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダー本部所属A級風間隊の隊長。他人の才能や才覚を見抜くことに長けており、優れた育成能力も持ち合わせている。厳しめな物言いもするが、役目を果たしたものを称賛したりと優しさも持ち合わせている。スコーピオンをメイントリガーとして扱い、アタッカーランクは2位の実力者。部隊の戦術は聴覚と透明化のトリガーを駆使したステルス戦闘を得意としている。間接的ではあるが、本作主人公の一人三雲修(みくも おさむ)の成長に何度もかかわっている。
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目次 - Contents
- 三雲修の概要
- 三雲修のプロフィール・人物像
- 三雲修のトリガー
- レイガスト
- スラスター
- スパイダー
- アステロイド
- シールド
- バッグワーム
- 三雲修の来歴・活躍
- 初登場
- 玉狛支部
- 風間との模擬戦
- 大規模侵攻
- 記者会見
- B級ランク戦 ROUND1
- B級ランク戦 ROUND2
- B級ランク戦 ROUND3
- B級ランク戦 ROUND4
- 隊長として
- B級ランク戦 ROUND5
- 交渉
- B級ランク戦 ROUND6
- B級ランク戦 ROUND7
- B級ランク戦 ROUND8
- 遠征選抜試験
- 三雲修の関連人物・キャラクター
- 通常部隊メンバー
- 空閑遊真(くが ゆうま)
- 雨取千佳(あまとり ちか)
- ヒュース
- 宇佐美栞(うさみ しおり)
- 遠征選抜試験部隊メンバー
- 諏訪洸太郎(すわ こうたろう)
- 香取葉子(かとり ようこ)
- 隠岐孝二(おき こうじ)
- 宇井真登華(うい まどか)
- その他
- レプリカ
- 迅悠一(じん ゆういち)
- 烏丸京介(からすま きょうすけ)
- 風間蒼也(かざま そうや)
- 菊地原士郎(きくちはら しろう)
- 三雲修の名言・名セリフ/各シーン・名場面
- 「…僕がそうすべきだと思ってるからだ!!」
- 「…勝ち目が薄いからって 逃げるわけにはいかない!」
- 「自分が『そうするべき』と思ったことから一度でも逃げたら きっと本当に戦わなきゃいけない時にも逃げるようになる」
- 「風間先輩 すみません もう一勝負 お願いします。」
- 「ぼくはヒーローじゃない 誰もが納得するような結果は出せない ただその時にやるべきことを 後悔しないようにやるだけです」
- 三雲修の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 橋が好き
- 三雲の母親