秋月涼（アイドルマスター）の徹底解説・考察まとめ

F-LAGSとして涼とともに活動するアイドル。元6代目。なんの元6代目かは公式から明言されていないが、常に周りに黒服サングラスの大人がいたり、口癖が「カチコミじゃー」であることから所謂裏稼業の6代目のことであると思われる。アイドルになったきっかけに涼の存在が大きくかかわっており、大吾曰く「涼がアイドルやっとるの見て、面白そうじゃったけぇ」とのこと。涼とは街中で偶然出会い、後日涼が男性であることをカミングアウトする記事を読んだことでアイドルという職業と秋月涼に興味を持つようになっていく。実家が裏稼業であるためか地元でトラブルを起こしてしまったようで、家族はバラバラになってしまっており、いつかはまた家族で楽しく暮らすことを願っている。家庭環境が非常に特殊であることや、笑顔が好きなこと等876プロ時代の涼の同僚である日高愛を意識したと思われるような描写が多い。

九十九一希（つくもかずき）

F-LAGSとして涼とともに活動するアイドル。元ゴーストライター。父親が小説家であり、その父親のゴーストライターをしていた過去を持つ。涼がオールド・ホイッスル内で自分が男性であることを告白した姿をテレビで見て、自分を偽っていても誰も幸せにならないことを痛感し、涼と同じアイドルを目指すようになる。いつかはみんなに認めてもらえるようなアイドルになることが夢であり、自分のことを変えたいと願う姿はアイドルとして活動し始めた頃の涼と重なる点が多い。姿を表に出さずに活動していた点や非常に落ち着いた口調である点は876プロ時代の涼の同僚である水谷絵理を意識したと思われる。

秋月涼の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「希望をなくした君を救えた時…やっと僕は、本当の男になれるんだ」

涼が男性であることが桜井夢子にばれてしまった際に放った言葉。最初は男性であることを否定はしたが、自分がなぜアイドルを目指したのかを思い出し「そう。僕は男じゃない。…まだ」と答え、その言葉に続けて「希望をなくした君を救えた時…やっと僕は、本当の男になれるんだ」と言葉を残し、男性であることをカミングアウトするためのステージへ向かった。涼の言葉の中でも有名な名言であり、涼の夢に対する強い思いがよくわかるものとなっている。

「これは僕にしか進めない道だから」

武田蒼一に「空気など読むな」と言われ、男性であることをカミングアウトする決意を固めた際に言った言葉。「これは僕にしか進めない道だから」という言葉の前には「夢はまだ消えてないって証明したいんだ！」「だから僕は引かない！空気なんて読まない！！」「僕の夢の先にはみんなの夢や希望があるんだ」という言葉があり、涼の座右の銘である空気を読まないことへの思いや、夢に対する強い思いがあらわれている。自分のためでも誰かだけのためでもないアイドルを目指す涼にとっては非常に大切な場面となっている。

「夢を追う僕の姿が、夢を見失ってしまった人たちを勇気付けられればって、そう思ってます。」

涼が『アイドルマスター SideM』に参戦してからの名言。ゲーム内に実装された新アイテムのボイスメモというアイテム内に入っている未来に向けた決意コメントにて確認することができる。
「夢を追う僕の姿が、夢を見失ってしまった人たちを勇気付けられればって、そう思ってます。」という言葉は夢を失いかけた夢子のために男性であることをカミングアウトした涼だからこそ言えたものである。涼は「男性アイドルとしてパフォーマンスを披露する」という自分自身の夢をかなえることによって、自分を見てくれる人々に勇気を与えている。

秋月涼の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

声優交代疑惑

涼の『sideM』参戦が発表された際に話題になったのは声優を誰が担当するのかという点である。もともとの声優は三瓶由布子であったが、『アイドルマスター』は声優がライブを行うコンテンツであるため三瓶氏を続投させる場合は大勢の男性声優に交じって女性声優がパフォーマンスをすることになる。それはさすがに実現不可能ではないかと考えられたが、後日の発表にて引き続き三瓶氏が声優を担当することが決定した。実は涼だけは最初から声優のオーディションが行われていなかったため『sideM』の主演声優はおそらく三瓶氏が続投するであろうと察していたようである。

315プロ所属後の876プロ同期との関係性

涼は315プロ所属後も876プロを退所したわけではなく、同期であった愛や絵理との関係も引き続き良好である。それが見て取れるのはMobage版『sideM』に実装されているSR【オフショット】＋秋月涼のカードイラストであり、後ろ姿から絵理だとわかる女性と愛とカフェか何かで待ち合わせをしている姿となっている。

秋月涼のサイン