高槻やよい（アイドルマスター）の徹底解説・考察まとめ

高槻やよいの概要

高槻やよいは、『アイドルマスター』シリーズの登場人物。765プロ所属のアイドルで、初登場時には13歳、『アイドルマスター2』では14歳になっている。決して裕福ではない家庭の6人兄弟姉妹の長女として生を受け、弟妹の面倒を見てきたことから年齢の割に達観した目線で物事を判断する節があり、スーパーなどの特売情報にも詳しい。
家庭環境のせいか私服では首元がよれたパーカーを着用しており、「べろちょろ」と名付けたカエルのポシェットを身に付けている。
アニメ版ではか弱い女の子という面が強調されて描かれていたが、ゲーム内では運動神経抜群で、設定がゲーム版とアニメ版では大きく異なっているキャラクターのひとり。
また、ゲーム中の初期パラメータは、ビジュアル・ダンス・ボーカルの全てが最弱クラスだが、テンションゲージの上昇値が非常に高く、しかも下がりにくいという特徴がある。

『アイドルマスター』シリーズは、弱小アイドル事務所に所属するアイドルたちが成長し、トップアイドルを目指していく過程を描くゲームやアニメなどのメディアミックス作品群。ライバル事務所961プロの妨害を受けながらも、仲間と力を合わせて様々な困難に立ち向かっていく姿が多くのプロデューサー（ファン）の心を掴んでいる。

THE IDOLM@STER（アイドルマスター）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

弱小アイドル事務所に所属するアイドルたちが、成長しトップアイドルを目指していく過程を描くアニメ。ライバル事務所961プロの妨害を受けながらも、仲間と力を合わせ様々な困難に立ち向かっていく。 アーケードゲームが原作。アニメは2011年に放送された。

高槻やよいのプロフィール・人物像

年齢：13歳（アイドルマスター他）、14歳（アイドルマスター2他）
学年：中学1年生（アイドルマスター他）、中学2年生（アイドルマスター2他）
誕生日：3月25日
星座：牡羊座
身長：145cm
体重：37kg
3サイズ：B72/W54/H77（アイドルマスター他）、B74/W54/H78（アイドルマスター2他）
血液型：O型
出身地：埼玉県
趣味：オセロ（アイドルマスター他）、オセロ、野球、家庭菜園（アイドルマスター2他）
特技：節約、家庭菜園
イメージカラー：オレンジ
CV：仁後真耶子
茶髪のツインテールが特徴的な中学生の女の子。愛称は「やよいっち」。非常に明るく元気で、いつも「うっうー！」という独特の掛け声と共に笑顔を振りまいている。大家族の長女で、家が貧乏であることを自覚しており、大好きな家族のため、そして自分の家計を助けるためにアイドル活動を開始。このため13歳にして極度の節約家であり、金銭感覚が非常に庶民的で堅実。更に家事スキルも高く、中でも料理は得意であり、定期的に家族の贅沢として「もやし祭」を開催し、料理番組にも出演してその腕をふるっている。
しかし「健気」や「豆苗」などの難しい漢字が読めない、横文字に弱い（アンモナイトバディ、スパルタン教育、トリガラハイタッチ）など、学力は今ひとつのようだ。また、オセロが趣味だが別段強いわけではないため、頭脳派という立ち位置ではない様子がうかがえる。
重度の高所恐怖症であり、高い所に居ると恐怖で泣き出してしまうこともある。驚いた時には「はわっ」と声を上げ、意見を述べる時には「～かなーって」などの言い回しが多い。
明るく見える一方で、年齢以上に達観したものの見方をすることもある。アイドルとしての努力も惜しまず、レッスンにも非常に真面目に取り組み、着実に成長していく。代表曲には「キラメキ進行形」「ゲンキトリッパー」「スマイル体操」など、彼女の明るさや前向きさを象徴する楽曲が多い。

高槻やよいの能力

キャラとして確立するまでに至る「節約」の能力

アイドルになってもやよいの節約意識は変わらず、常に電気をこまめに消したり、食べ残しをしないようにしたりと、その行動原理には常に家計への配慮が見え隠れしている。これが「節約アイドル」の誕生に繋がり、彼女の持つ大きな魅力を引き出している。

姉としての面倒見の良さ

大家族で育ったことから面倒見がいいやよいは、中谷育や箱崎星梨花などの後輩が登場すると、家庭以外でも「お姉さん」的役割を果たすことが増えた。基本的に年下のアイドルらのことは「～ちゃん」と呼んで面倒を見ているのだが、周防桃子に対してだけは「桃子」と呼び捨てにしている。

高槻やよいの来歴・活躍

貧乏大家族の長女がアイドルになるまで

両親と4人の幼い弟妹の大家族の長女として生を受ける。家庭は決して裕福とは言えず、幼い頃から家計を助けるためにやよいは「節約」を身につけ、弟妹たちの面倒を見るしっかり者として育っていく。家族を楽にさせたい、貧しい生活から抜け出して家族を幸せにしたいという強い思いが最大の動機となって、アイドルを目指すことを決意する。彼女にとってアイドルとは、単に憧れの仕事というだけでなく、家族を救うための「命綱」であり、夢への懸け橋でもあった。

デビュー後

その強い意志と持ち前の明るさ、そして潜在的な才能を評価され、765プロダクションにスカウトされたやよいは、アイドルとしての一歩を踏み出すことになるのであった。
まだ子供っぽい部分も多く、時には仕事の厳しさに直面して落ち込むこともあるものの、デビュー後はプロデューサーや他のアイドルたちの支え、そして家族への思いを胸に、一歩ずつ成長する。歌やダンスの練習にも真面目に取り組み、アイドルとしてのスキルを磨いていく。多様な仕事に挑戦する中で、バラエティ番組では独特のリアクションを見せたり、時にはその純粋さゆえに天然な発言をしたりと、個性を発揮して活躍するようになっていく。

高槻やよいの関連人物・キャラクター

水瀬伊織（みなせ いおり）

765プロ所属のアイドル。ツンデレな性格のお嬢様で、やよいとは対照的な性格ながらも互いを認め合っており、伊織のお嬢様気質とやよいの庶民感覚がぶつかることもあるが、深い友情を育んでいる。コミックの第14話で北沢志保の家を水瀬伊織と一緒に訪れ、矢吹可奈と初対面しているほか、第35.5話では永吉昴に行き過ぎた発言をしてしまった伊織を諫めている。