竜崎スミレ(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

竜崎スミレ(りゅうざきすみれ)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、青春学園中等部テニス部顧問。担当教科は数学。リョーマの父、越前南次郎は教え子であり、南次郎が中学生の頃から青学テニス部の顧問をしていた。竜崎桜乃は孫にあたる。部員たちの自主性を重んじ、口出しする事は少ないが、部員たちそれぞれの個性を理解し、陰ながら見守る存在である。『ボーリングの王子様』や『ビーチバレーの王子様』など番外編では人格が変わる。若い頃は美人でナイスバディであった(巨乳は今も健在)。

竜崎スミレの概要

竜崎スミレ(りゅうざきすみれ)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、青春学園中等部テニス部顧問。担当教科は数学。リョーマの父、越前南次郎は教え子であり、南次郎が中学生の頃から青学テニス部の顧問をしていた。竜崎桜乃は孫にあたる。
地区大会不動峰戦ではリョーマが瞼を切る大けがを負った際、応急手当をし、試合に出場させた。関東大会氷帝戦では、波動球を連打する河村に対し一度は止めるよう声を荒げたが、河村の気持ちを汲み取り試合を続けさせた。全国大会比嘉戦では、自分に向かって飛んできたボールにビビる早乙女に、「ボールが怖くて顧問が務まるか!」と喝を入れた。
『ボーリングの王子様』や『ビーチバレーの王子様』など番外編では人格が変わる。若い頃は美人でナイスバディであった(巨乳は今も健在)。

竜崎スミレのプロフィール・人物像

誕生日 8月8日
星座 しし座
年齢 58歳
血液型 O型
身長 168cm
体重 72kg
利き腕 右
ラケット 近くにいる部員のラケット
シューズ YONEX(テニスシューズ201(SHT-201))
好きな食べ物 生八ツ橋、しょう油せんべい
趣味 ケーキ作り、乗馬

担当声優は尾小平志津香。

一人称は「あたし」で、年配女性とは思えないほどのパワフルな喋り方や態度が特徴的。部員たちの自主性を重んじ、口出しする事は少ないが、部員たちそれぞれの個性を理解し、陰ながら見守る存在である。
ナイスバディの持ち主で、『ビーチバレーの王子様』では水着姿で巨乳を披露し、OVA『ナニワの王子様』ではネグリジェ姿で美脚を披露している。また、南次郎がアメリカに行くシーンでは若かりし頃の竜崎スミレが登場するが、その時の竜崎スミレはロングの巻き髪に露出度の高い服を着た色気ムンムンの美女であった。

竜崎スミレの必殺技:ホレホレアタック

関東大会後の青学テニス部の練習で行った球出しでは、「ホレ!ホレ!」と声に出しながら強烈なサーブを打った。関東大会での立海VS不動峰の試合ビデオで立海のレベルの高さを思い知ったため、スミレの練習への熱も上がった。

竜崎スミレの来歴・活躍

桜乃と共にリョーマVS佐々部の試合を観戦

桜乃と共にリョーマの試合を見に行こうとするスミレ。スミレの初登場シーンでもある。

『テニスの王子様』第1話では、スミレは教え子の息子が出場するジュニアテニス大会を見るため、桜乃と共に会場に向かった。桜乃は道中、偶然そのスミレの教え子の息子であるリョーマと出会い、試合会場への道を聞かれるが、間違ったところを教えてしまう。試合時間に間に合わなかったリョーマは失格となり、試合には出られなかった。しかし、電車内でラケットを振り回していた柄の悪い高校生・佐々部に絡まれリョーマと佐々部は草試合をすることに。リョーマを舐め切ってバカにする佐々部だったが、試合はリョーマの圧勝となった。

地区大会不動峰戦にてリョーマの瞼のケガの血を止める

リョーマの目のケガを応急処置するスミレ(右)。

地区大会不動峰戦ではリョーマと伊武が対戦。伊武の必殺技「スポット」によって、リョーマは筋肉がマヒし、腕を動かせなくなった。リョーマは身体を捻って無理矢理ボールを返そうとするが、手からラケットがすっぽ抜ける。ラケットはポールにぶつかって割れ、その割れた破片がリョーマの瞼を切る大けがとなった。血が止まらず試合続行不可能かと思われたが、試合を続けたいというリョーマの意志をくみ取ったスミレはリョーマに応急処置を施す。スミレの応急処置によってリョーマの瞼の血は止まり、リョーマは試合を続け伊武に勝利した。

関東大会氷帝戦で河村に波動球を止めるよう指示

波動球を打ち続ける河村を止めるスミレ(中央)。

関東大会氷帝戦では河村と樺地が対戦。河村は樺地のパワーに対抗するため、地区大会で不動峰の石田鉄が見せた「波動球」を披露した。「波動球」は腕に負担がかかるため、1試合に1回しか使用できないほどの技であったが、河村は両手で打つことで波動球による腕の負担を減らした。しかし、樺地のコピーの能力によって両手打ちの波動球をコピーされてしまった河村は、両手より威力の強い片手での波動球で勝負に出る。片手での波動球を何発も連続で打ち続ける河村に対し、スミレは「やめるんだ河村!二度とテニスが出来なくなるぞ!」と叫んだ。基本的に選手の自主性を尊重して、傍観している事が多いスミレだが、この時ばかりは声を荒げた。しかし、その後、「たとえ腕が壊れても勝ちたい」という河村の熱い想いを感じ取り、スミレは試合を止めず行方を見守った。両者の腕が壊れた事によって試合続行不可能となり、ノーゲームとなった。

全国大会比嘉戦にて早乙女に一喝

比嘉中顧問・早乙女に怒るスミレの姿。

全国大会で比嘉中は、わざと相手にボールをぶつけるようなラフプレイをし、しかもそれを顧問である早乙女自ら選手に強要していた。早乙女はスミレに「悪いこたぁ言わねぇ怪我する前に失せなよバアさん。ウチの連中はノーコンでな。」と脅す。その言葉に対しスミレは「ノーコンを育ててるお前さんのレベルもしれてるわい!」と言い返した。スミレの言葉に頭にきた早乙女はスミレの胸倉を掴むが、その時、桃城とリョーマがサーブを打ち、そのボールが早乙女の顔のギリギリ横を通った。飛んできたボールに思わず尻もちをつく早乙女だが、そんな早乙女の姿にスミレは「バカタレが!ボールが怖くてテニス部の顧問が出来るかい!」と一喝した。覚悟を持ってテニス部顧問をしているスミレのプライドが垣間見れるワンシーンと言える。

竜崎スミレの関連人物・キャラクター

竜崎桜乃(りゅうざきさくの)

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