灼眼のシャナの自在法まとめ

『灼眼のシャナ』(しゃくがんのシャナ)とは、人を喰らう異世界の住人「紅世の徒」を討つ「フレイムヘイズ」の少女と、彼女の戦いに巻き込まれた高校生の少年の恋と成長を描いたライトノベル作品。
自在法(じざいほう)とは、フレイムヘイズと紅世の徒が習得している、森羅万象の根源である「存在の力」を用いて超常的な現象を引き起こす技法。広く一般化されているものを別にすれば一切体系化されておらず、使い手ごとに異なる術を用いる。両者の戦闘では「相手はどんな自在法を使うのか」を見抜くことが重要となっている。

隷群(れいぐん)

小動物や虫など、小型の生き物を使役する自在法。存在の力で強化した上で敵を襲わせることもできれば、使い魔として連絡役にすることもできるという利便性の高い術。

ティスの自在法

清なる棺(せいなるひつぎ)

外界と断絶した小規模の結界を作り出す術。ティスはこれを敵の体に撃ち込んで発動することで、その箇所を抉り取るという非常に攻撃的な使い方を得意としていた。
ファンの間では、「この術を解析して作られたのが封絶なのではないか」とする考察が一般的。

カール・ベルワルドの自在法

グリペンの咆/ドラケンの哮(グリペンのほう/ドラケンのこう)

神器ゾリャーに極光をチャージし、敵に向かって突撃しながら撃ち放つ術。効果も威力もまったく同じながら、右側が「グリペンの咆」、左側が「ドラケンの哮」という名称の違いがある。
ゾリャーを継承することとなったキアラ・トスカナも使用しているため、カールの固有の術というよりはゾリャーに宿るウートレンニャヤとヴェチェールニャヤを由来とする術なのだと思われる。

マティルダ・サントメールの自在法

騎士団(ナイツ)

シャナの前にアラストールと契約していた、マティルダ・サントメールの強さの根幹ともなっていた術。アラストールの力を利用して炎の騎士団を生成し、自らその軍勢を率いて敵に躍りかかる。炎の騎士団は個々が自立して行動し、それぞれが並みのフレイムヘイズに匹敵する戦闘力を持つため、マチルダ1人で文字通り一騎当千の力を発揮する。
炎の騎士団は耐久力自体はそれほどでもなく、大規模な範囲攻撃を食らうと一気に数を減らしてしまうのが弱点。

クロード・テイラーの自在法

サックコート

フレイムヘイズとしての力を束ね、巨大な鉤爪の形で装備して接近戦に用いる術。威力はかなりのもので、サーレを一撃で戦闘不能に追い込んだ。

セシリア・ロドリーゴの自在法

アルカサル

無数の枝葉を生成する術。この枝葉には実体が無く、フレイムヘイズや紅世の徒の主な武器である炎を吸収して成長する性質がある。
十分に成長した枝葉は実体化して障壁としても機能するようになり、時間をかけて包囲することで「檻」としても使える。

虞軒の自在法

捨身剣醒(しゃしんけんせい)

自身の肉体を、天女の姿をした紅梅色の霧へと変える術。この霧は炎としての性質を持っているため、通常攻撃が効かなくなるだけでなく熱によるダメージを相手に与える。
自在法による大規模攻撃で“霧ごと吹き飛ばされる”ことには弱く、術の核ともなっている神器「昆吾」を抑えられると動けなくなってしまうなど、一見完璧な術に見えて弱点も少なくない。

レベッカ・リードの自在法

爆弾(ばくだん)

炎弾に改良を加えた術。着弾すると爆発する光の弾を放つ。生成する数や威力、速度などは術者のレベッカが自由に調節できる。
レベッカはフレイムヘイズの中でも「ネーミングセンスが無い」ことで有名で、爆弾という身も蓋もない名称もそれが原因となっている。

地雷(じらい)

YAMAKUZIRA
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@YAMAKUZIRA

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