灼眼のシャナの自在法まとめ

『灼眼のシャナ』(しゃくがんのシャナ)とは、人を喰らう異世界の住人「紅世の徒」を討つ「フレイムヘイズ」の少女と、彼女の戦いに巻き込まれた高校生の少年の恋と成長を描いたライトノベル作品。
自在法(じざいほう)とは、フレイムヘイズと紅世の徒が習得している、森羅万象の根源である「存在の力」を用いて超常的な現象を引き起こす技法。広く一般化されているものを別にすれば一切体系化されておらず、使い手ごとに異なる術を用いる。両者の戦闘では「相手はどんな自在法を使うのか」を見抜くことが重要となっている。

黒い霧のようなものをバラ撒いて、これに取り込んだ者を意のままに操る術。無数の傀儡を作るだけでなく、霧で取り込んだ対象を詳しく調べることも可能。

ゼミナの自在法

地駛(じばしり)

地面に穴を開けて地下を進む自在法。純粋に逃走用の術であり、他の術にあるような「応用して戦闘に用いる」シーンは皆無である。

ヘカテーの自在法

星(アステル)

水色のまばゆい光弾を発射する。この光弾は複雑な軌跡を描いて迫るため回避しにくく、また着弾と共に爆発するなど威力も十分。その上で複数同時に撃ち出すことも可能と、戦闘用に特化した術となってい。

フェコルーの自在法

マグネシア

臙脂色の無数の粒子による小規模の嵐を生成する。この粒子は1つ1つが非常に重く、迂闊に嵐に踏み込めば粒子の重さで肉体が物理的に削られていくこととなる。
「フレイムヘイズの肉体をも削り落とす超重の粒子による乱気流」という性質上突破はほぼ不可能であり、防壁としても極めて堅牢。嵐の形状はある程度制御できるが、術の性質上周囲の者を無差別に巻き込むため、味方が一緒にいる時は使えないという弱点がある。

デカラビアの自在法

プロビデンス

自身の体を覆う鱗を、監視・連絡・通話のための端末として機能させる術。範囲は地球全土、持続時間は鱗が破壊されるかデカラビアの力が尽きるまでと利便性が非常に高く、祭礼の蛇の下に集った際は組織の連絡用にメンバー全員に鱗が渡された。
「鱗を連絡用端末にする術」というより「鱗を強化する」ことが本質であるらしく、デカラビア本人が使用する際は鱗の防御力を高める効果を発揮した。

ストラスの自在法

プロツェシオン

対象を鳥へと変身させる術。変身した鳥は普通に飛翔することが可能で、目的地へと高速で移動させた上で元の姿へと戻す。基本的に輸送や移動のための術である。鳥に変身すると発見されにくくなるため、隠密行動する際にも役立つ。

ピルソインの自在法

ダイモーン

毒の霧を発生させて敵を弱体化させる術。この毒霧は、衰弱というより酩酊や混乱のような状態を引き起こすもので、フレイムヘイズどころか紅世の王にすら効果がある。
風があると吹き散らされる、一度に複数の相手を同時に混乱させることはできないなど弱点も多いが、使い方次第では非常に厄介な術である。

プルソンの自在法

獅子吼(ししこう)

強力無比な衝撃波を発生させる術。カムシンの「儀装」を軽く粉砕するほどの破壊力を持つ。
放つ際にはすさまじい咆哮を上げるため、威力もさることながら迫力も尋常ではない。

ファンファーレ

ラッパ型の端末を生成し、そこから「獅子吼」を撃ち出す術。威力は自身から放つ際より落ちるものの、威力はあるものの攻撃手段としては単純に過ぎる獅子吼の応用力を高めるものとなっている。

YAMAKUZIRA
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@YAMAKUZIRA

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