レッド・デッド・リデンプション(RDR)のネタバレ解説・考察まとめ

『レッド・デッド・リデンプション』(RDR)とは、ロックスター・ゲームスより2010年に全世界で発売されたゲームソフト。Xbox 360、PlayStation 3用ソフトとして開発され、全世界で約2300万本を売り上げた。
1910年代のアメリカ西部を舞台にしたオープンワールドゲームであり、プレイヤーは元ギャングの主人公、ジョン・マーストンとなって、無法者たちの跋扈する荒野を生き抜いていく。圧倒的な自由度と美麗なグラフィック、深いストーリーがプレイヤーを魅了する。

主人公の営む牧場。

ブラックウォーター

架空の都市。BOIの捜査支部が置かれている。

『レッド・デッド・リデンプション』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ゾンビゲームになる外伝『アンデット・ナイトメア』

本作には外伝として『アンデット・ナイトメア』というものが存在する。作中に死者を甦らせる恐ろしいゾンビ疫病が蔓延したという設定のパラレル・ワールドを舞台に、家族を救うべくジョンが奔走するという物語だ。本編とは違い、かなりB級ホラー色の強いストーリーとなっている。

西部劇のゲームは売れないというジンクスを知りつつ開発

『レッド・デッド・リデンプション』の発売以前には、ゲーム業界には「西部劇のゲームは売れないので作るだけ時間の無駄」というジンクスがあった。日本でも海外でもそれは共通しており、山ほどあるゲーム作品の中で西部劇をテーマにしたものは(一部の例外はあるものの)皆無といってもよかった。本作はそんなジンクスをはねのけるために並々ならぬ気合を入れて開発された。制作に4年を費やし、開発コストは少なく見積もっても8000万ドル以上と見られる。それだけリスクの大きなタイトルでもあった。

『レッド・デッド・リデンプション』の母体となった作品『レッド・デッド・リボルバー』

2004年にリリースされた『レッド・デッド・リボルバー』という作品がある。対応プラットフォームはPlayStation 2、Xbox、Xbox 360。前述した「一部の例外」がこの作品であり、発売後は欧米を中心に評価され、世界累計で150万本の売り上げを達成している。『レッド・デッド・リデンプション』と同じくロックスター・ゲームスから発売された作品であるが、当時のグラフィック描写やゲーム性に開発陣は満足できていなかった。『レッド・デッド・リデンプション』は『レッド・デッド・リボルバー』の再挑戦作品であるといえる。

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