レッド・デッド・リデンプション(RDR)のネタバレ解説・考察まとめ

『レッド・デッド・リデンプション』(RDR)とは、ロックスター・ゲームスより2010年に全世界で発売されたゲームソフト。Xbox 360、PlayStation 3用ソフトとして開発され、全世界で約2300万本を売り上げた。
1910年代のアメリカ西部を舞台にしたオープンワールドゲームであり、プレイヤーは元ギャングの主人公、ジョン・マーストンとなって、無法者たちの跋扈する荒野を生き抜いていく。圧倒的な自由度と美麗なグラフィック、深いストーリーがプレイヤーを魅了する。

ジョン・マーストン

本作の主人公。1873年まれ。38歳。元ギャング。かつては犯罪に手を染めていたが現在は足を洗い牧場を営んでいる。まっとうな暮らしをしていこうとしたところ、当局に目を付けられて妻子を人質に取られてしまう。過去を清算するためにかつて仲間だった男たちを始末すべくふたたび銃を取り荒野を駆け巡る。銃の腕前はかなりのもので馬術も見事だが、カナヅチで泳げないため水に入ると即死する。皮肉屋だが基本的に情に厚い性格をしており、頼みごとを泣きつかれると断り切れない部分がある。アメリカとメキシコを奔走し、かつての仲間たちを始末して一家平穏に暮らしていくと思った矢先、当局の裏切りに遭い牧場に大量の兵力を投入され、銃撃をうけて死亡した。

アビゲイル・マーストン

ジョンの妻。元娼婦。かつてジョンと同じギャング団に所属していた。勝気な性格で料理の腕はいまいち。夫のジョンと息子のジャックを深く愛している。ジョンの死後数年で病により死亡し、ジョンの隣に埋葬された。

ジャック・マーストン

ジョンとアビゲイルの息子。15歳。ジョンのギャング時代に生まれており、かつてはビルやダッチとも家族同然に暮らしていた。読書好きで本来はまっすぐな性格だが、複雑な生い立ちと思春期にさしかかったことでジョンに対して素直になりきれずにいる。父に認められたいという気持ちが逸り、一人でグリズリーを狩りに行くなど無茶な側面もある。ジョンの死から数年後、立派な青年へと成長したジャックはジョンを殺したロス捜査官と決闘し、父の仇を撃つ。

おじさん

マーストン家に居候している老人で、ギャング時代の仲間。労働意欲が低い。物語終盤でマーストン牧場が軍の襲撃にあった際に銃撃を受け死亡した。

元ダッチ・ギャング団

ビル・ウィリアムソン

ジョンがかつて所属していたギャング団のメンバーで、本編開始時にはフォート・マーサー砦を占拠して焼き討ちや強盗など数々の悪行をはたらくギャング団のリーダーになっている。後にメキシコに逃亡するがジョンに追い込まれ、始末された。

ハビエル(ハビア)・エスクエラ

ビルと同じく、ジョンがかつて所属していたギャング団の元メンバー。メキシコ人。ビルの逃亡を手助けするが、彼と同様にジョンによって始末された。

"ダッチ"ファン・デル・リンデ

ジョンが過去に所属していたギャング団の頭領で、育ての親ともいえる存在。かつては悪人なりに高邁な美学と思想を持ち合わせ、そのカリスマで部下たちを魅了していたが、時代との摩擦と法の軋轢から徐々に疲弊し、求心力を落としてしまう。本編開始時はアメリカ先住民を率いて州と抗争しており、後にジョンにより断崖に追い詰められ、自分たちの時代は終わったことと、人は変われないと説いて崖下へ投身自殺する。

協力者

ボニー・マクファーレン

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