ハムナプトラ／失われた砂漠の都（映画）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.02.20

『ハムナプトラ／失われた砂漠の都』とは1999年に公開されたアメリカのアクション・アドベンチャー映画。監督はスティーブン・ソマーズ、主演はブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズ。『インディ・ジョーンズ』を彷彿とさせる胸躍る冒険活劇に当時のVFXによる迫力ある映像技術が話題となった。エジプトを舞台に3000年の封印から目覚めた邪悪な高僧イムホテップに、勇敢な傭兵リックと女性考古学者エブリンが立ち向かう。

『ハムナプトラ／失われた砂漠の都』の登場人物・キャラクター

吹き替え：田原アルノ（ソフト版）／中尾隆聖（日本テレビ版）

エブリンの実の兄。風来坊で金儲けしか頭になく、なにかと金目のものを見つけてはエブリンに相談している。お調子者で軽薄な人物に思われがちだが、妹想いで危険な冒険に身を置くエヴリンを終始案じていた。
射撃の腕もそれなりで一戦力として活躍する場面もあり、ここぞとばかりに要領の良さを発揮することから重要な局面で多大な貢献をする。

アーデス・ベイ（演：オデッド・フェール）

吹き替え：谷口節（ソフト版）／大塚明夫（日本テレビ版）

古代からハムナプトラを監視する戦闘民族「メジャイ」のリーダー。卓越した剣技と戦況を見極め的確な判断を下せる統率力をもつ。リックたちとは最初ハムナプトラを荒らす無法者たちとみて敵対していたが、イムホテップ復活後は共闘し戦友として信頼関係を築くこととなる。寡黙な性格であるが初めて乗る飛行機では無邪気に喜ぶような場面がある。

敵対者

イムホテップ（演：アーノルド・ヴォスルー）

吹き替え：原語音声

本作における最大の悪役。3000年前の古代エジプトでセティ1世に仕えていた大神官。王の愛人であるアナクスナムンと許されぬ恋に落ち、関係を疑われたことから彼女と共にセティ1世を殺害。のちに自害したアナクスナムンを蘇らせるため禁断の儀式を行うも近衛兵の妨害で失敗し、もっとも残酷な刑「ホムダイ」に処され永遠の苦しみを味わう。3000年後エブリンが『死者の書』の一文を唱えたことから復活。エジプト中に十の災いを引き起こし、不死身の肉体に超常的な能力を備えてリックたちに襲いかかる。

アナクスナムン（演：パトリシア・ヴェラスケス）

吹き替え：原語音声

セティ1世の愛人。イムホテップと身分を越えた禁断の恋に落ち、その関係をセティ1世に追及されたことからイムホテップと共に王を殺害。近衛兵に追い詰められイムホテップに自身を復活させることを託し自害する。のちにイムホテップが蘇りの儀式を行い黄泉の国から魂を呼び寄せるが妨害にあい失敗。3000年後、復活して無敵の存在となったイムホテップにより再び蘇りの儀式で呼び起こされる事となる。

ベニー・ガーバー（演：ケヴィン・J・オコナー）

吹き替え：檀臣幸（ソフト版）／岩崎ひろし（日本テレビ版）

リックと同じ元フランス外国人部隊の傭兵。小心者で欲深く、平然と人を裏切る卑劣感。トゥアレグ族との戦いではリックを裏切り生き延びたが、後にアメリカ人グループに強引な形でハムナプトラへの案内役として雇われる。イムホテップ復活後は奴隷としてイムホテップ側に付きリックたちを妨害する。最期はハムナプトラ崩壊を引き起こし閉じ込められスカラベに貪り食われる因果応報な結末を迎える。

アメリカ人グループ

バーナード・バーンズ（演：タック・ワトキンス）

吹き替え：青山穣（ソフト版）／佐久田修（日本テレビ版）

財宝目当てにハムナプトラへ向かったアメリカ人グループの一人。視力が非常に悪く常に丸渕眼鏡をかけている。イムホテップ復活直後のイナゴの大群から逃れる際、転倒して眼鏡を紛失し、皆とはぐれてしまいイムホテップに目と舌を奪われてしまう。その後メジャイの戦士たちに救出されるも、カイロまで襲撃にきたイムホテップに生気を吸われアメリカ人グループ最初の犠牲者となる。

アレン・チェンバレン博士（演：ジョナサン・ハイド）

吹き替え：納谷六朗（ソフト版）／小川真司（日本テレビ版）

アメリカ人グループの一人。周りは財宝目当てだがエジプト学者として学術的調査を目的としている。ハムナプトラに伝わる呪いを信じており、周りに細心の注意を呼びかけるもイムホテップ復活を止めるには至らなかった。カイロに戻ってからは単独行動をとるもそれが仇となりアメリカ人グループ二人目の犠牲者となる。

アイザック・ヘンダーソン（演：スティーヴン・ダンハム）

『ハムナプトラ／失われた砂漠の都』の用語

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@mktmrymi1

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