モンキーターン(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『モンキーターン』とは、漫画雑誌『週刊少年サンデー』(小学館)にて掲載された河合克敏の長編連載作品、およびそれを原作としたアニメ作品である。主人公・波多野憲二が競艇選手を目指し、養成機関である本栖研修所に入所するところから、競艇選手として活躍しトップに立つまでを描くサクセスストーリーである。また競艇だけでなく、仲間たちとのつながりや、恋愛模様などを描いた青春漫画にもなっている。

CV:相沢 正輝

東京支部所属の58期の競艇選手。SG常連のベテランだが、タイトルに縁がなく、SG初勝利を目指している。冷静沈着で有能な選手であり、波多野憲二などの若手選手に的確な助言をすることで頼りにされている。プロペラ調整技術が高く評価されており、ペラグループのリーダーである。後に憲二と親しくなり、古池ペラの小屋に合流するようになる。福岡所属のA1級レーサーである鮎川喜一(あゆかわきいち)は同期。

沖田 龍一郎(おきた りゅういちろう)

CV:神谷 浩史

東京支部で波多野憲二より3年後輩の競艇選手。研修所をトップで卒業し、デビューの一般戦でいきなり2連勝して話題となる。レース前に憲二に話しかけたのだが無視され、ライバル扱いされたと勘違いしていた。実際には憲二がペラ調整に集中していたため気づかなかっただけである。後に岸本寛に説明され間違いに気づいてからは、憲二のストイックな姿勢に尊敬し慕うようになる。後に光瀬明と共に古池グループに参加した。乗車はRX-7(FD-3S)を愛用している。

光瀬 明(みつせ あきら)

CV:南 央美

東京支部の女子競艇選手で波多野憲二の3年後輩。沖田と同期である。初登場時は眉毛が太く、憲二に男子と間違えられるほどだった。後に岸本寛と付き合い始め、髪型も寛とお揃いにしている。隙あらば隠れてキスしているほど、イチャついている場面が描かれている。

多尾 努(たお つとむ)

CV:浜田 賢二

東京支部所属のA1級競艇選手。江上グループに所属している。乗車はチェロキー。

前島 治(まえじま おさむ)

CV:麻生 智久

古池勘一と同期のベテラン競艇選手。うだつの上がらないB1級である自分の指導も素直に受ける波多野憲二に感心していた。勘一に煮詰まっている憲二を気分転換させてくれと頼まれたため、丸亀競艇場の前検日前に憲二を居酒屋に連れて行った際に、偶然同席した蒲生秀隆を憲二と引き合わせた。

長尾 茂和(ながお しげかず)

CV:成田 剣

東京支部所属の記念クラスの競艇選手。競艇中に怪我をしたことがあるため、ダービーの最中に傷が痛みヤケになる波多野憲二に、怪我とのポジティブな付き合い方を助言した。原作者によるとモデルは長岡茂一選手とのこと。

その他現役選手

洞口 武雄(どうぐち たけお)

CV:青野 武

愛知支部所属で20期の競艇選手、通称「愛知の巨人」。洞口雄大の父親。新しく作られた競艇王チャレンジカップ競走とオーシャンカップ競走以外のSGを10回以上制覇している。孤高のベテラン選手ながら、肉体管理やプロペラ設計の専門家を雇って高い勝率を維持している。ヘルメットは風神をモチーフとした自作のデザインである。

息子・雄大の応援に駆けつけた本栖研修所の卒業レースで波多野憲二と出会い、雄大のライバルになると感じ、雄大を焚き付けている。憲二の初出場のダービーを見て、憲二の周りに集まったペラグループの有能さに、雄大は勝てないと判断し、自分と組むように話すが、妻に関する誤解から憎まれているため断られる。後に妻が雄大へ思い出話を話すことで誤解が解けて、親子で組んで戦うようになる。勝つためには、どんな手段でも取る姿勢に、周りは鬼と呼ぶほどであったが、憲二とのレース中の怪我での入院や、雄大がトップ選手へと成長していく姿を見て、性格が丸くなっていった。

傲慢な態度が多いが、妻を大事にしており、入院した妻に引退して寄り添って生きようと告げたこともある。妻には断られ、競艇を続けるように諭されたため、周りには弱みを見せないために傲慢に振る舞ってしまい、雄大から誤解された。萩原麻琴のファン。主な獲得タイトルは、SG優勝10回以上(歴代2位タイ)賞金王決定戦は7回以上出場し2回優勝。蒲郡周年記念、浜名湖周年記念、競艇名人戦競走。

榎木 祐介(えのき ゆうすけ)

CV:小西 克幸

山口県下関市出身、山口支部所属で通称「艇王」と呼ばれる頂点に立つ競艇選手。プロ入り後、2年10か月でSG制覇の最短記録を樹立、年間賞金金額1位を3連続、グランドスラムにリーチを掛けている。あらゆる戦法を使いこなす自在屋で、整備やプロペラ関連の技術、戦略なども一流であり、現勝率9.08という異常な勝率を叩き出している。スキのない実力と落ち着いた人柄で競艇関係者からも人気が高い。当然ファンからも高い人気があり、ほとんどのレースで一番人気である。唇にのこる傷は競技中の事故で負った傷である。モデルは植木通彦選手と今村豊選手。主なタイトルは、モーターボート記念競走、全日本選手権競走、競艇王チャレンジカップ競走、賞金王決定戦4回。

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