(G)I-DLE（ジー・アイドゥル／ジー・アイドル）とは【徹底解説まとめ】

2022年3月14日、1stフルアルバム『I NEVER DIE』をリリースする。タイトル曲「TOMBOY」のミュージックビデオは公開から16時間で1000万回再生を突破した。また6月にはSpotifyでのアルバムストリーミング数が1億回を突破し、爆発的なヒットとなった。

4月27日、ミヨンがアルバム『MY』でソロデビューする。

6月17日から、グループ初の単独ワールドツアー「2022 (G)I-DLE WORLD TOUR JUST ME ( )I-DLE」をソウルを皮切りに開催する。

10月17日、5thミニアルバム『I love』をリリースする。フランスやニュージーランドなど世界40地域のiTunesアルバムチャートで1位を獲得する。タイトル曲「Nxde」はミュージックビデオの公開から17日と15時間で1億回を突破し、大ヒットした。

(G)I-DLEのメンバー

ソヨン

本名：チョン・ソヨン（전소연）
誕生日：1998年8月26日
血液型：B型
身長：157cm
出身地：大韓民国ソウル特別市

(G)I-DLEのリーダーであり、メインラッパーを担当している。非常に多才であり、(G)I-DLEのほとんどの曲の作詞作曲をプロデュースする。小学3年生までバレエを習い、コンクール入賞を果たすほどの実力があったが、BIGBANGのライブを見て歌手を志すようになる。何度もオーディションを受けても不合格となるが、2014年にCUBEエンターテインメントのオーディションに合格し練習生となる。

(G)I-DLEとしてデビューする前、オーディション番組『PRODUCE 101』に出演する。高いラップとダンスの実力を視聴者に見せつけ、大きな存在感を残した。特に、練習開始前のクラス分けを決めるパフォーマンスでは、事務所の先輩である4人組グループ4minuteの「Crazy」を披露する。歌い始めの難易度の高いラップ部分を見事に歌い上げた。そのうえ、即興ラップを審査員から求められが難なく対応し、審査員に褒められる。しかし最終順位は20位で脱落してしまう。
その後、ラッパーサバイバル番組である「UNPRETTY POPSTAR Vol.3」に出演する。そして2017年11月5日に「Jelly」でソロデビューをはたす。その翌年に(G)I-DLEのメンバーとしてデビューする事が決定した。

ソヨンは(G)I-DLEの楽曲のみならず、他のアーティストに楽曲提供を行い音楽プロデューサーとして活躍している。同時に、アーティストとコラボレーションもしており活発に活動をしている。

ミヨン

本名：チョ・ミヨン（조미연）
誕生日：1997年1月31日
血液型：B型
身長：162cm
出身地：大韓民国 仁川広域市 西区

(G)I-DLEの最年長でメインボーカルを担当している。人形のような美しいビジュアルと、その見た目からは想像がつかないほどパワフルで芯のある歌声が人気である。

子供のころから歌に強い関心を見せ、楽器を習うため音楽学校に入学する。中学生の頃に大手事務所であるYGエンターテインメントの練習生となり、5年間過ごした。YGエンターテインメント所属の世界的人気グループであるBLACKPINKのメンバーたちと練習生活を共にしたことは有名な話である。さらに、BLACKPINKの前身であるPink PUNKのデビュー組となるが、計画は白紙に終わってしまい、YGエンターテインメントを去ることとなった。

その後も音楽を学び続け、20歳でCUBEエンターテインメントの練習生となる。その11か月後に(G)I-DLEとしてデビューを果たす。

アイドル活動のみでなく、女優としてドラマに出演したり、音楽番組の司会を務めるなど活動の幅を広げている。また、2022年4月27日に1stミニアルバム『MY』でグループ3人目のソロデビューを果たす。

ミンニ

本名：ミニー・ニチャ・ヨンタララク
誕生日：1997年10月23日
血液型：O型
身長：164cm
出身地：タイ バンコク

ミヨンと共に(G)I-DLEのメインボーカルを担当している。エキゾチックなビジュアルと独特で聞いた人々の記憶に残る歌声が人気のメンバーである。その柔らかな歌声と安定感を生かし、曲の歌いだしを任されることが多い。また、グループ内でソヨンに続き、少しずつ作詞を行うようになり、彼女の楽曲が少しずつ増えている。

タイの音楽を嗜む家庭に生まれ、幼いころからピアノやボーカルのレッスンを受ける。小さいころからSUPER JUNIORというSMエンターテインメント所属の人気グループのファンで韓国のアイドルが好きだった。2015年にCUBEエンターテインメントのオーディションに合格する。友達と離れることが寂しく、大学進学も考えていたミンニは韓国に行くことを非常に悩んでいた。しかし、両親の後押しで韓国行きを決意した。実は、両親は占いが理由であった。幼いミンニに占い師は「家から離れるとうまくいく」といわれていたのだ。渡韓した頃は韓国語は話せなかったが、周りの支えもあり、今ではネイティブ並みに発音できる。ほかにも日本語や英語、北京語も話すことができる。

ウギ

本名：ソン・ユィーチ（ソン・ウギ）
誕生日：1999年9月23日
血液型：O型
身長：162cm
出身地：中華人民共和国

(G)I-DLEのサブボーカル、リードダンサーを担当している。かわいらしいルックスの持ち主であるが、歌声は非常に低音でパワフルである。非常に明るい性格で、話が上手なためバラエティ番組などのテレビ出演が多い。

成績上位5％の生徒しか入れない北京の名門学校を卒業しており、中国官僚並みの学歴を有している。学生の時も、勉強がよくでき、性格がよく、ビジュアルもいいウギは学校内のスターであった。しかし勉強よりもダンスと歌に興味があり、反対していた両親を説得して2016年北京で開催されたCUBE公開オーディションに合格し練習生となった。練習生期間も高校を卒業するために勉強をしていたという才能あふれる努力家である。

(G)I-DLEの楽曲「HWAA 火花」の中国語バージョンではウギ自身が中国語訳とレコーディングのプロデュースを担当した。

2021年5月13日、デジタルシングル「A Page」でグループ2人目のソロデビューをはたす。タイトル曲の「Giant」では作詞作曲に携わった。

シュファ

本名：イェ・シューホァ
誕生日：2000年01月06日
血液型：A型
身長：161cm
出身地：台湾

(G)I-DLEの最年少でサブボーカルを担当している。公式ビジュアル担当でもあり、白い肌に黒髪という透明感があるルックスが人気のメンバーである。落ち着いた印象とは裏腹に、天然でおちゃめ、いたずら好きという可愛い一面が愛されている。

映画館にも行かせてもらえない厳しい家庭で育ったシュファは、その反動で芸能界にあこがれを抱くようになる。SMエンターテインメント所属の人気アイドルSHINEE、歌手のヒョンアのファンであった。学生時代、CUBEエンターテインメントのオーディションに友達が参加するのを聞き、オーディション現場がどのようなところか気になったシュファは友達についていった。シュファを見かけたスタッフは、シュファが現代舞踊を習っていることを知りすぐに合格させ、シュファは練習生となった。

練習生期間が他のメンバーと比べても短く、デビュー当時はまだ韓国語もうまく話せない状態であった。そのため、初期の楽曲でシュファが歌うパートは非常に短く存在感が薄かった。しかし、『Queendom』のステージで、シュファは重要なパートを堂々とした態度でこなし、成長した姿を視聴者にみせた。以降、脱退したスジンの穴を埋めるように着実にパートを増やし、歌やダンスも格段に成長させた。

また、「自然体でいること」を非常に重んじており、デビュー以来髪を染めたり、露出度の高い服装、濃い化粧をすることはなかった。しかし、2022年10月17日リリースの5thミニアルバム「I love」のタイトル曲「Nxde」では初めてのブロンドヘアを見せ、大きな話題を呼んだ。

スジン（元メンバー）

本名：ソ・スジン（서수진）
誕生日：1998年3月9日
血液型：O型
身長：164cm
出身地：大韓民国 京畿道 華城市

(G)I-DLEの元メンバーでメインダンサーとサブボーカルを担当していた。グループで1番ダンスの実力があり、その妖艶な雰囲気が人気のメンバー。ステージ上での強気なイメージから一変、実は料理が得意でかわいいものが好きなギャップも魅力の1つである。

(G)I-DLEとしてデビューする前はVIVIDIVAという5人組ガールズグループのメンバーで、エンナという名で活動していた。しかし、デビュー直前にグループを脱退し、CUBEエンターテインメントから(G)I-DLEのメンバーとしてデビューすることが発表された。

メンバーのシュファと特に仲が良く、「スシュカップル」という愛称がつくほどであった。

順調に活動していたが、ネットでスジンが学生時代に暴言を吐くなどのいじめをしていたというネットの書き込みが世間に広まってしまう。アイドルが過去に起こした行動に関する書き込みはよくあることである。しかし、今回はスジンと同級生であった女優ソ・シネが書き込みは事実であると自身が過去にスジンから受けた暴言などをSNSで公表した。それがきっかけとなり国内で大炎上してしまった。スジンは好奇心からタバコや酒を飲んでいたことに関しては認めたが、暴言暴力に関するいじめは否定した。それでも炎上は収まらず、2021年に活動を中断する。そして2021年8月14日グループの脱退が発表される。

1年後の2022年9月8日、スジンの法定代理人が「何度も議論を重ね、暴露者の掲示文に関する法的手続きを通じて、真実を糾明することが限界に達したと判断し、今後、法的手続きを進めないことにした」と発表し、結果スジンは実質無実であることが発表され、争いは終了した。