(G)I-DLE(ジー・アイドゥル/ジー・アイドル)の徹底解説まとめ
(G)I-DLE(ジー・アイドゥル/ジー・アイドル)とは、CUBEエンターテインメントに所属し、韓国を拠点として活躍する5人組女性アイドルグループである。
作曲から振り付けまでを自分たちで行うセルフプロデュースグループであることが最大の特徴。多国籍グループでもあり、1人1人の個性の強さやメッセージ性のある楽曲が人気のグローバルグループだ。
2018年5月に「LATATA」でデビューする。
ソヨンは『放課後のときめき』という、韓国の放送局MBCより放送されたサバイバルオーディション番組に審査員として出演した。
第1話にて「入学試験」と題されたステージ審査の様子が公開される。審査の流れは、先ず非対面現場評価団が合格ボタンを押して審査し、75%の合格点を獲得すると、審査員のいる空間でステージを披露することができるというものだった。しかし、披露したステージのうち、「Nonstop」 のステージは歌声が不安定で非対面現場評価団の審査を通ったとは思えないステージだった。これに対して言葉を発したのがソヨンであった。
ソヨンは、「ゲートが開いたとき、非対面評価団の方々はもしかして音が聞こえないのかなって思いました。今日観たすべてのステージの中で怒りもわかないくらい最悪でした。」と厳しい意見を言った。また、「実力があっても運悪く1次審査で不合格となり、対面できなかった練習生もいる。夢を目指して努力する人たちを審査するステージだけに評価団も責任を持たないといけないと思います。」とも発言した。
その後ソヨンが出演したテレビ番組「ユ・ヒヨルのスケッチブック」にてその発言の真意を語った。
ソヨンは「なんで言っちゃったかな。」と少し自分の発言を悔やむように言ったのち、「この子たちにとって後で私が助けになるような人として記憶に残ってほしいと思って、この子たちに必要な言葉を伝えてあげようと考えてた。実は私がオーディション番組に出たとき、練習生の頃に思っていたのは、どうしてあの時私にああいう言葉をかけてくれなかったんだろう?みたいに思っていたので、そういう言葉を自分が全部言ってあげるんだと思います。」と審査員として出演するにあたって、練習生たちの将来を決めるという責任を持つ覚悟があったことを述べた。
シュファ 「人々が私をどのように判断するのかわからないけれど、私はいつも堂々としたこの姿のままの私を愛し続けます。」
私は物質主義者ではありませんが、人生を楽しもうとしています。
多くの人が、いつも私に「なぜあなたは化粧もしないし、ネイルもしないし、髪を染めることもしないの?」と尋ねます。
私はあまり飾りはしないけど、外出するときは鏡を見て髪をとかして、きれいに整えて出かけますよ~ なぜならこれが楽ですから。
誰もが求めるものが違うし、好みも違うことを知っているので、皆さんが(飾った姿が)好きなことを私は尊重します。
私は自然なものが好きで、こんな私の姿が好きです。
他の人が見るには少し足りないかもしれませんが、私は自分が大切です! これが私の思う美しさです。
人々が私をどのように判断するのかわからないけれど、私はいつも堂々としたこの姿のままの私を愛し続けます。
2019年4月6日にインスタグラムにてシュファが投稿した文章を翻訳したものである。
この投稿がされたのは『I made』の活動後であり、かなり初期から自身に関して強いこだわりと価値観を持っていることが分かる。文中から、他人の意見を尊重し、大切にしつつ自分の価値観は他人によって曲げることはないという彼女の意志表明ともいえる内容である。
(G)I-DLEの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
脱退したスジンとの絆
「TOMBOY」の歌詞「we swear without cigarettes. (タバコは吸わないって誓う)」
「TOMBOY」の歌詞の中に、スジンのいじめ疑惑にまつわる内容が含まれている。
ソヨンが歌うパートの中に、「I like dancing, I love ma friends. Sometimes we swear without cigarettes. I love to eh on drinking whiskey. I won't change it, what the hell? 」という部分がある。直訳すると、「ダンスが好き、友達が好き。タバコを吸わないって誓う。ウイスキーを飲むのが好き。変える気なんてないよ だから何?」となる。
このたばこや飲酒というのは、ネットで暴露された過去の行為のうち、スジンが好奇心から行ったと認めたものである。
スジンの炎上が収まりかけ、ようやくカムバックというタイミングで、あえてスジンにまつわる歌詞を新曲に盛り込んだソヨンの大胆さんは多くの注目が集まった。また、このソヨンが間接的に伝えようとしたメンバー愛に、スジンの脱退を反対し、スジンが不在であることを惜しんでいたファンは感動する声が多くあがった。
「MY BAG」の歌詞「Red five diamonds (5つの赤いダイアモンド)」
5人態勢での活動がスタートした「TOMBOY」の活動から、脱退したスジンの存在を示す表現が点在している。
まず、「TOMBOY」活動期と同じ時期に披露したフルアルバム『I NEVER DIE』に収録されている「MY BAG」の歌詞が話題を呼んだ。
この曲は5人体制となり、新しい(G)I-DLEを披露するためのメンバー紹介曲である。ソヨンのラップから歌が始まり、1人1人が自分を紹介するパートへと入る構成となっている。
ソヨンが歌う歌詞の中に「Red five diamonds are in my bag. 」とある。直訳すると「5つの赤いダイアモンドが私のカバンに入っている。」である。ダイアモンドはメンバーを意味しているため、これだとダイアモンドの数が1人分余ることになる。これはグループに存在しないスジンのことを意味する歌詞であり、スジンの脱退を惜しんでいたファンはこの歌詞に感動する声が多く出た。
「Nxde」のMVに登場するスジンに似たキャラクター
「Nxde」のミュージックビデオはマリリン・モンローをオマージュしている。実は、スジンの存在を強く匂わしている部分が2カ所ある。
まず、スジンがロールモデルとしていた人物がマリリン・モンローである。次に、ミュージックビデオには1人の女性キャラクターが登場する。そのキャラクターは目元のほくろの位置や、白い肌、ふっくりとした唇が「Oh my god」活動時の金髪に染めたスジンと酷似している。
このように、スジンを彷彿とさせる要素が多く、メッセージ性の強い楽曲の裏側にはスジンへの愛があふれている。そう言った部分でも「Nxde」は、アルバム『I love』にふさわしい愛にあふれている楽曲であるといえる。
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目次 - Contents
- (G)I-DLEの概要
- (G)I-DLEの活動経歴
- 1stミニアルバム『I am』でデビュー
- 音楽サバイバル番組『Queendom』出演
- 1回戦 ヒット曲対決
- 2回戦 カバー対決
- 3回戦 ユニット別対決
- ファイナルステージ
- 活動休止まで
- 1stフルアルバムで『I NEVER DIE』で活動再開
- (G)I-DLEのメンバー
- ソヨン
- ミヨン
- ミンニ
- ウギ
- シュファ
- スジン(元メンバー)
- (G)I-DLEのディスコグラフィー
- フルアルバム
- 『I NEVER DIE』
- ミニアルバム
- 『I am』
- 『I made』
- 『LATATA』
- 『I trust』
- 『Oh my god 』
- 『I burn』
- 『I love』
- デジタルシングル
- 『ONE / UNITED CUBE』
- 『HANN(Alone)』
- 『Uh-Oh』
- 『LATATA (English Ver.)』
- 『i’M THE TREND』
- 『DUMDi DUMDi』
- 『HWAA』
- ソロアルバム
- ウギ 1stシングル 『A Page』
- ソヨン 1stミニアルバム 『Windy』
- ミヨン 1stミニアルバム 『MY』
- (G)I-DLEの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- LATATA
- TOMBOY
- Nxde
- (G)I-DLEの名言・発言
- ソヨン「怒りもわかないくらい最悪だった 非対面評価団の方々も責任感を持たないといけない」
- シュファ 「人々が私をどのように判断するのかわからないけれど、私はいつも堂々としたこの姿のままの私を愛し続けます。」
- (G)I-DLEの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 脱退したスジンとの絆
- 「TOMBOY」の歌詞「we swear without cigarettes. (タバコは吸わないって誓う)」
- 「MY BAG」の歌詞「Red five diamonds (5つの赤いダイアモンド)」
- 「Nxde」のMVに登場するスジンに似たキャラクター