「宇宙戦艦ヤマト2199」の第22話「向かうべき星」を旧作と比較!相違点まとめ
『宇宙戦艦ヤマト2199』の第22話「向かうべき星」が旧作とどう違うのかを発見するべく、比較してみました。古代進と森雪の記念撮影シーン・場面は旧作では非常に有名なのですが、それが今作では無くなってしまっているようです。
【第22話】『向かうべき星』
ヤマトが向かうべき希望の星イスカンダル。しかしそこは、敵であるガミラスとの二連惑星だった。目的地は同時に敵地でもあるのだ。沖田は総員第一種戦闘配置のままイスカンダルに向けた最後の大ワープを命じる。
※旧作【第23話】「遂に来た!!マゼラン星雲波高し!!」に相当
[収容所惑星レプタポーダでの会談]
●旧作:登場しない。
●2199:ガミラスの反体制派や戦争捕虜が収容されている第十七収容所惑星。デスラー総統暗殺(未遂)事件の首謀者嫌疑をかけられた航宙艦隊総司令ガル・ディッツも収容されれている。森雪(ユリーシャ・イスカンダルとして)も一時的にこの惑星につれてこられた。本星からの監察官を装い侵入したガミラス反体制派の手引きにより大規模な暴動が起き結果収容所は解放された(21話)。ヤマトも補修のための資源確保にレプタポーダに立ち寄りガミラス反体制派と会談を持つ。そこでガミラスの政治体制やイスカンダルがガミラスの崇拝の対象であることも判明する。会談では共闘までには至らず連絡将校としてメルダ・ディッツをヤマトに置くにとどまる。
出典: newslounge.net
[藪助治の最後]
●旧作:藪助治(やぶすけはる)はイスカンダルで「人類の子孫を残す」という理由で森雪を人質とり同志12人ととともにダイヤモンド島に立てこもるという反乱を起こす。立てこもった島は地殻変動と津波に襲われ藪たち反乱者は全員が死亡した。(旧作第25話)
●2199:藪助治(やぶすけじ)は伊東とともにコスモシーガルに身を隠していたがコスモシーガル墜落の際、古代らと共にレスタポーダでガミラスの捕虜となる。収容所での反乱の中、囚人たちに発見され手錠をかけられていたことから仲間と見なされ共闘?した模様(21話)。その後、惑星レプタポーダに取り残された。これが藪の最後の姿かどうかはリメイク22話の段階では不明。
旧作の企画段階では、反乱の首謀者は真田佐助(真田志郎の初期設定)の予定だったが、脚本家が反乱予定人物を徳川と誤認し、その伏線に彼を焚きつける人物として藪を置いた。結果的には間違いに気付いたものの、徳川は反乱の首謀者としては性格上無理があるということで、先の伏線を「叛意の前兆」と読み替えて活かし、藪が反乱の首謀者という設定になった。(Wikipediaより)
旧作劇場版では反乱のシーンは全て削除されたためか、地球に戻り歓喜するヤマト乗組員の中に藪の姿がある。
旧作ラジオドラマ版では反乱はするものの最後に人質の森雪をヤマトへ送り届け死んでゆく好人物に描かれている。
[古代と森の記念撮影]
●旧作:マゼラン星雲を前に艦橋後部展望室で古代と雪が記念撮影をする有名なシーンがある。
●2199:無い。しかし最終話で古代の手を払いのける森との写真が映るシーンあり。
[デスラーとスターシャのホットライン]
●旧作:スターシャは電波妨害に対して抗議した。
●2199:リメイク23話(今話ではない)でスターシャとデスラーの立体映像による通信がある。
[対ヤマトガミラス本星戦について]
●旧作:デスラーが対ヤマト本土決戦について高官?に説明(演説に等しい)。強磁性フェライトに包まれたヤマトをマグネット発信機で本星の濃硫酸の海に誘導し上空から爆雷攻撃をするという作戦であった。
●2199:ガミラス艦隊の無いまま高官達が対ヤマト戦についてデスラーの前で議論。ギムレーは国軍に変わり親衛隊の保有する艦隊で本土防衛をすると話す。デスラーは対ヤマトに対する攻撃をひそかに計画するも旧作と違い対ヤマト戦について高官達には話さなかった。(一部の高官だけが知っていた模様)
[ドメル国葬]
●旧作:無い。
●2199:ドメルの国葬。そこに集まった民衆に対しデスラーは第三皇女ユリーシャの承認を得たとしてイスカンダルとガミラスの大統合を宣言。この時デスラーを含めガミラス高官のにはユリーシャはすでに地球人の森だとわかっている。
ドメルの国葬はまるでファーストガンダムのガルマの国葬シーンを彷彿とさせるものだった。また23話のデスラーの手ぶりは映画「逆襲のシャア」のなかで演説するシャアのようでもあった。
[三星人の交流]
●旧作:無い。
●2199:連絡将校のメルダ(ガミラス人)、覚醒したユリーシャ(イスカンダル人)、航空隊山本玲(地球人)との交流が描かれた。
最終章23話以降の2199リメイク版のテーマの伏線となる描写である。
その他にもガミラス星ではセレステラ(ジレル人)と森雪の交流も描かれた。
出典: yamatocrew.jp
出典: blog.livedoor.jp
[イスカンダル方向(ガミラス星)からの攻撃]
●旧作:イスカンダル星の方向からミサイル攻撃がある。このときガミラスがイスカンダルの隣にあるとヤマトでは認識していない。ミサイルを破壊するもその中にあった強磁性フェライトによって計器やレーダーは使用不能となる。破片分析の結果ガミラスのものであると判明する。
●2199:無い。ヤマトがイスカンダルに向けサレザー星系に最終ワープし第5惑星エピドラにワープアウトした際、ガミラス星とイスカンダル星の間のラグランジュ1の方角(人工都市「第二バレラス」)から高エネルギーがヤマト向け発射される。
出典: blog.moview.jp
[ガミラス星への誘導]
●旧作:ガミラスは強磁性フェライトに包まれたヤマトをマグネット発信機によってガミラス本星へ誘導した。
●2199:リメイク23話(今話ではない)でガミラス星に沖田の命令によって降下した。
[濃硫酸の海]
●旧作:ヤマトはガミラス本星へ誘導され海に着水。海水の成分が濃硫酸であったため第三艦橋が溶け落ちた。
●2199:無い。リメイク版では旧作のガミラス星のような滅びゆく星という設定ではなく、旧作のようにその影響で海が濃硫酸化しているなど惑星が有害化していない。
[人類滅亡まであと…]
●旧作:164日(旧23話)
●2199:211日
「宇宙戦艦ヤマト2199」の第1話「イスカンダルの使者」を旧作と比較!相違点まとめ - RENOTE [リノート]
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