鬼十次郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

鬼十次郎(おにじゅうじろう)とは、『新テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、U-17日本代表の高校3年生である。下位コートからの挑戦者をことごとく叩きのめし負け組送りにしていることから「地獄の番人」と呼ばれている。本来一軍の実力であるが、二軍の育成のために5番コートに所属している。入れ替え戦ではたった一球の「ブラックジャックナイフ」で桃城の腕を壊した。一軍の帰国後にNo.5の加治風多と対戦し、勝利。No.5のバッジを会得した。W杯決勝トーナメントではドイツのQ・Pと対戦するが敗北。

鬼十次郎の概要

鬼十次郎(おにじゅうじろう)とは、『新テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、U-17日本代表の高校3年生である。下位コートからの挑戦者をことごとく叩きのめし負け組送りにしていることから「地獄の番人」と呼ばれている。本来一軍の実力であるが、二軍の育成のために5番コートに所属している。入れ替え戦ではたった一球の「ブラックジャックナイフ」で桃城の腕を壊した。
一軍の海外遠征帰国後にはNo.5の加治風多と対戦し、勝利。No.5のバッジを会得した。その後に行われた日本代表総入れ替え戦では遠山金太郎と再戦。「天衣無縫の極み」を発動し、勝利した。W杯決勝トーナメントではドイツのQ・Pと対戦するが敗北した。
過去には一軍No.1の平等院鳳凰堂に勝利し、負け組送りにした過去がある。現在は平等院の実力が上がっているため、どちらが強いかは不明であるか、日本代表の中でも一、二を争うほどの実力者であることが伺え、W杯決勝トーナメントの際には、平等院が鬼の事を「日本最強の男」と言っている描写もある。

鬼十次郎のプロフィール・人物像

U-17 岡山奥高等学校 高校3年
誕生日(星座):10月26日(蠍座)
血液型:O型
身長:187cm
体重:83kg
利き腕:右
視力:右2.0 左2.0
プレイスタイル:オールラウンダー
愛用メーカー
シューズ:HEAD(ad,apt_1105.t(A0555))
ラケット:FISCHER(MAGNETIC TOUR 100)
趣味:ギター・あみぐるみ(子供達へのプレゼント用)
家族構成:祖母・母・妹・ハムスター(かえで)
座右の銘:鬼に金棒
部活での役割:部長
委員会:渉外委員
好きな色:赤
好きな食べもの:銀杏
好きな本:絵本、児童書
好みのタイプ:子どもが好きな人
行きたいデートスポット:フリーマーケット
今一番ほしいもの:ハムスターの新しい家
苦手なもの(こと):子どもに泣かれること
テニス以外の特技:あみぐるみ
W杯大会中の日課:日本代表宿泊棟の花の水やり

担当声優は遠藤大智。

赤い髪と頬の傷が特徴的な強面な見た目であり、とても高校生には見えない。遠山金太郎には「鬼のおっちゃん」と呼ばれている。強面な見た目とは反して児童福祉施設「ぽかぽか横丁」で子供たちと遊んであげるなど、意外な一面も持っている。また、児童施設の子供からの「鬼の兄ちゃんが、テニスで1番になってほしい」という言葉が原動力となり、U-17で一軍No.1の平等院鳳凰を倒すほどの実力を身に付けたことも明らかとなっている。

鬼十次郎の能力:鬼神のごとき気迫

遠山との日本代表総入れ替え戦で見せた「鬼神のような気迫」。まるで目の前に「鬼」がいるように見えるという。

2年前の高校1年生の時に平等院と戦った際には、目の前に鬼がいるかのような「鬼神のごとき気迫」を見せ、勝利している。また、遠山との日本代表総入れ替え戦でもこの「鬼神のごとき気迫」を見せており、遠山が動くこともできないくらいの実力差を見せつけ勝利した。W杯決勝トーナメントでは、ドイツのQ・P相手にも「鬼神のごとき気迫」を見せたがこの時は敗北している。

鬼十次郎の必殺技

ブラックジャックナイフ

総入れ替え戦での桃城との対決では、桃城が放った「ジャックナイフ」に対して、「これが本当のジャックナイフだ」と言いながら、桃城より遥かに威力のある「ブラックジャックナイフ」を放ち、桃城の腕を破壊した。桃城はのちの地獄の特訓により、鬼の「ブラックジャックナイフ」を会得している。

10球打ち

遠山金太郎との対戦で披露した技で、1球のボールを10球に分裂させることができる。徳川カズヤもこの「10球打ち」ができる。U-17日本合宿に来た際の遠山金太郎や越前リョーマはこの技ができなかったが、地獄の訓練を行ったことによってできるようになった。日本代表総入れ替え戦では、遠山は鬼の10球打ちを返している。

天衣無縫の極み

無我の奥にある最後の扉であり、究極奥義と言われている。テニスを純粋に楽しむ心を持つ者がたどり着ける境地で、この「天衣無縫の極み」状態の時は、自分の能力の全てを出すことができる。日本代表総入れ替え戦では遠山金太郎が「天衣無縫の極み」を発動し、それに触発されるように鬼も「天衣無縫の極み」を発動した。W杯決勝トーナメントドイツ戦でも、鬼は「天衣無縫の極み」を発動し、Q・Pを追い詰めた。ドイツではこの技の事は「天衣無縫の極み」ではなく、「矜持の光」と呼ばれており、さらには「矜持の光」には3つの種類(精神派生)があることも明らかとなった。その3つの精神派生とは、「愛しさの輝き」「切なさの輝き」「心強さの輝き」である。鬼の場合は「心強さの輝き」であり、「心強さの輝き」とは「誰かのために強くなりたい」と思う者が辿り着く境地である。

ブラックトマホーク

遠山との草試合の時に見せたアニメオリジナルの技である。「ブラックジャックナイフ」を返した遠山に対して、「ナイフがダメなら斧で叩き割るまで」と言ってこの「ブラックトマホーク」を出したことから、「ブラックジャックナイフ」より威力のある技であることが伺える。

鬼十次郎の来歴・活躍

総入れ替えシャッフル戦

桃城の必殺技である「ジャックナイフ」より遥かに威力のある「ジャックナイフ」を放つ鬼。高校生の実力を見せつけた試合と言える。

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