鬼哭街 -The Cyber Slayer-(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『鬼哭街 -The Cyber Slayer-』とは2002年3月29日にニトロプラスから発売された武侠小説を下地にした18禁ノベルアドベンチャーゲームである。脚本を『Fate/Zero』を手掛けた虚淵玄が務める。2011年にはレーティングを15歳以上推奨に下げたリメイクバージョンが発売される。主人公・孔濤羅が最愛の妹である孔瑞麗が惨殺された挙句に意識を5分割されてガイノイドに移植されてしまったことから殺した者たちへの復讐と妹の意識の統合をするために奔走する物語になっている。

孔邸宅の庭に豪軍と豪軍の瑞麗はいた。瑞麗が生きていた頃は庭にある木々は綺麗な花を咲かせていたというのに、今は汚染物質に汚されて見る影もなくなっていた。かつては濤羅、瑞麗、豪軍の3人で咲き誇る花を見ながら、何気ない日々を楽しく過ごしていたというのに、それの日々がもう一度訪れることはない。庭では2つ分の意識を宿した豪軍の瑞麗が涙を流しながら兄を探し彷徨っていた。その姿を見ていた豪軍は生前の瑞麗を思い出した。豪軍の記憶にある瑞麗の姿は何もかもが辛いと泣く姿だけであった。いつだって瑞麗は笑顔を向けるのは夫である豪軍ではなく、兄である濤羅だけであった。豪軍は西洋拵えのレイピアを持ち、濤羅の到着を待った。

濤羅は1年ぶりに自身の生家へと帰宅した。豪軍が残した桃の花弁はここの庭に咲く花の物であったことから、豪軍がここにいると確信したためである。1年ぶりの自宅は家人がいなくなったことで荒れ放題であった。以前は桃の花が咲き乱れていた庭も無残な姿になっていたが、かつて濤羅、瑞麗、豪軍の3人で過ごした日々を濤羅は簡単に思い出すことができた。豪軍との決戦の地にこれほどふさわしい場所はないだろうと濤羅は考えた。そこに、桃の木々の隙間を涙を流しながら歩く瑞麗の姿を見つけた。その姿は濤羅の記憶にある妹の姿そのものであった。名前を呼ぶが反応は得られない。その瑞麗は豪軍が所有するガイノイドであり、2つの意識を統合したことのより兄を求めて悲しみに暮れるだけの状態になってしまったのだ。
豪軍も濤羅の前に姿を現す。濤羅は豪軍を見た瞬間に絶望と怨嗟が胸に渦巻く。同じ流派を学ぶ兄弟弟子として、義兄弟として仲睦まじかった頃から変わり果てた2人。濤羅は激情のまま倭刀で斬りかかるが、豪軍はレイピアで受け止める。そして、瑞麗を死に追いやったことへの憎しみを込めた電磁発勁を豪軍に食らわせるが、豪軍には効かなかった。濤羅はさらに攻撃を食らわせるが、どの攻撃も当たらずに終わってしまう。濤羅は攻撃が当たらないのは豪軍が内家拳法の技を使い、攻撃を事前に読んでいるからだと察した。しかし、サイボーグ化した豪軍は内家拳法を使うために必要な氣を練ることができなくなっているために使えるはずがないと濤羅が困惑する。豪軍は自身の体は機械であるが、人体を完璧に模倣した作りにすることで義体でも氣を練ることができるようにしたという自身の体の秘密を明かした。それはつまり、義体であるため内家気功術を使用すると負ってしまう内傷を負うこともなく、肉体的な限界を超越した存在に豪軍がなったということであった。しかし、完璧ともいえる豪軍の義体とて頭だけは電磁発勁により破壊できる部位であった。濤羅は豪軍を倒すべく攻撃を繰り出した。

同じ流派を学んだ者同士では互いの出す技を知っている。そのため、勝負がなかなか着かない状態が続いたが、豪軍が人間の域を超えた動きで分身することで濤羅の両手足を負傷させた。それでも、強い怨嗟のみで濤羅は崩れ落ちるのを耐えていた。そして、豪軍に向かい自身のすべてであった瑞麗を奪い殺したことを責めた。豪軍はそれまで浮かべていた笑みを消して、瑞麗も濤羅がすべてであったのだと告げた。瑞麗は実の兄である濤羅に恋焦がれていたのだ。そしてその恋心に苦しんでいたと豪軍が濤羅に告げる。妹の道ならぬ情念に濤羅は驚愕した。豪軍は濤羅が瑞麗の気持ちに気づいていれば、瑞麗が苦しむことはなかったと責める。瑞麗は愛した人間と結ばれずに、夫を持つという形だけの幸福よりも掛け値なしの地獄を望んだことで狂っていった。その結果、瑞麗は自ら望んで香主たちに身を汚させ、魂魄転写という激しい苦痛を伴う行為にさらされた挙句死んだ。豪軍は濤羅だけが狂っていった瑞麗を救うことができたのだと激しく責める。濤羅は衝撃の事実を口にしていく豪軍の言葉をさえぎるために斬りかかった。

死闘を繰り広げる2人を豪軍のガイノイドである瑞麗見ていた。先ほどまで兄を求めて涙を流していたが、今は止まっている。死闘を繰り広げる2人が誰なのか区別がついてはいなかったが、濤羅から目を離すことができなかった。自身が涙を流して求めていたのはあの人物なのではないのかと思っていると、ガイノイド瑞麗が傍らにやってきて、濤羅こそが求めていた兄であると肯定する。そして、今濤羅が戦っているのはすべて瑞麗のためであるとことにこれ以上ない喜びと幸福を2人の瑞麗は感じていた。そして、瑞麗のために戦う濤羅は自身のものであるとして、さらなる幸せを感じていく。ガイノイド瑞麗は豪軍のガイノイド瑞麗とケーブルで繋がり、残りの意識を統合した。
圧倒的劣勢を強いられる濤羅は豪軍に切り刻まれながら、自身を恋い慕う瑞麗と兄妹に生まれてきたという残酷な運命に打ちひしがれていた。そのような状態から逃げ出すために、濤羅は心頭滅却して、自身が収めた内家拳法戴天流の技の一つの構えを取る。その姿を見て豪軍は笑い、勝負を終わらせるために自身も構えを取る。濤羅は音速で突進してきた豪軍のレイピアを倭刀で打ち払ったが、武器を失くしても突進をやめなかった豪軍に吹き飛ばされた。

濤羅の倭刀に貫かれる豪軍

内臓破裂などの致命傷を濤羅は負ったが、豪軍は濤羅の倭刀によって人工心臓と脊椎を貫かれていた。濤羅は瑞麗も豪軍も皆を愛していたのに、なぜこのような仕打ちを受けなければならないのかと涙した。豪軍はそんな濤羅に「愛し方を間違えたのだ」と言い、さらに「濤羅が絶望させた瑞麗が自身を狂わせた」と続けた。そして、すべての元凶は濤羅であると告げようとしたところで、その事実を聞きたくなかった濤羅が放った電磁発勁により豪軍は絶命した。
豪軍がいなくなり、恐ろしいほどの孤独に苛まれるなか、瀕死の濤羅をすべて取り戻した瑞麗が優しく抱きしめる。在りし日の妹の声や振る舞いに濤羅はようやく取り戻したのに、今度は自身が死ぬことで手放さなければならないのかと、瑞麗のそばで生きたかったと涙を流す。瑞麗は濤羅に「兄が望むのなら、永遠に共にいよう」と告げる。そして、濤羅の意識は闇に落ちて行った。

瑞麗は謝の元にいた。魂魄転写の実験の結果を見ていたのだ。瑞麗は最初から謝の魂魄転写の実験を知っており、自らその身を差し出していたのだ。そして、再統合された瑞麗は「元の孔瑞麗なのか」という確かめようもない事実に、謝は実験は成功とも失敗ともつかない結果になったことに科学者として屈辱を感じていたが、瑞麗は濤羅が瑞麗と呼んでくれたことだけが事実であるとした。そして、それを語る瑞麗の足元には脳外科医用の緊急搬送ケースが置いてあった。そのケースは致命傷を負った人間でも頭部が無事であれば48時間脳の機能を維持したまま保存ができるという代物であった。その中には濤羅が収められていた。
瑞麗は謝にさらなる実験を持ち掛けた。それは自身のメモリの中に濤羅の魂魄も入れるというものであった。1つの器に別々の魂魄を入れることでどんなことが起きるのか予想がつかないとして謝は危険であると瑞麗に注意するが、瑞麗は濤羅と永遠にいるために実験をしてほしいと譲らなかった。

桃の花が咲き乱れる中に濤羅はいた。濤羅はすべての記憶を失っていた。そして、桃の花のなか「蘭陵王」の舞を踊る女性を見つけた。何も覚えていない濤羅であったが、不思議とその女性は知っている気がした。女性は濤羅に笑いかけ、これからずっと一緒であると告げた。ここは瑞麗のメモリの中、2人だけの祝福された地であった。この完成された世界で2人は永遠に共に生き続けることとなった。

『鬼哭街 -The Cyber Slayer-』のゲームシステム

画像閲覧

作中にて使用されたイベントCGが閲覧できる。また、ゲームで使用された背景画像も閲覧可能となっている。

ゲーム本編クリア後に利用可能となる。

音楽鑑賞

作中で使用されたBGMを鑑賞できる。

ゲーム本編クリア後に利用可能となる。

『鬼哭街 -The Cyber Slayer-』の登場人物・キャラクター

主人公

孔 濤羅(コン タオロー)

CV:井上和彦

本作の主人公の男性。細身で長身の体躯に黒い外套に身を包み倭刀を携えている。内家拳法家である。サイボーグの機械化神経に電磁パルスを撃ち込み破壊する対サイバー気功術「電磁発勁」の使いこなす凶手(殺し屋)。「紫電掌」と呼ばれている。戴天流剣法の免許皆伝であり、戦車の正面装甲さえ断ち割る腕前の持ち主。しかし、自身の必殺技である電磁発勁は放つと濤羅の臓腑にもダメージを負ってしまう。連続で放てば喀血することもある。

義弟にあたる豪軍に裏切られ、マカオにて瀕死の重傷を負うも一命を取り止める。1年振りに戻った上海で組織の変貌と妹の無残な死を知り、自らと妹の復讐のために組織に戦いを挑む。
惨殺され分割された妹瑞麗の意識を再統合させるため幼年型ガイノイド瑞麗を連れている。

妹瑞麗の意識を再統合することで再会を望んでいるが、左道鉗子に言われた「ある瓶の中にあった水を5つの瓶に分けた後に新しい瓶にすべてを入れなおした場合、それは最初の瓶と新しい瓶の中身は同じものなのか否か」という言葉に自身がしていることが正しいのか悩む場面がある。また、時折自身の行為に虚しさを感じている。
しかし、幼年型ガイノイド瑞麗に妹瑞麗の魂を入れた際に少しづつ妹瑞麗が戻ってきていることに歓喜し涙していた。自身の行いが摂理に反した行いであることを理解しているが、人道を外れようとも妹が元に戻るならば構わないと決めた。しかし、ガイノイド瑞麗が徐々に妹瑞麗の魂を再統合していくたびに自身の知っている妹の姿と知らない姿が見えてくることに困惑していた。

豪軍の口にから告げられた瑞麗の自身に向けられた恋心に驚愕し、さらに自らの意思で地獄に堕ちた瑞麗に愕然とし、絶望した。
豪軍を打倒したのち、すべての意識を統合した瑞麗と共に生きることを望み、死を拒んだ結果ガイノイド瑞麗のメモリの中に魂魄転写されて永遠に瑞麗と共に生きることとなった。

呉が逃亡した際には空中を走る車の上を飛んで移動するなどの離れ業を見せた。

着ている黒い外套はサーモスタット内臓の耐環境コートであったが、壊れていて機能していない。

ヒロイン

孔 瑞麗(コン ルイリー)

左側生前の瑞麗、右側ガイノイド瑞麗

CV:田村ゆかり

孔濤羅の妹。兄が所属する青雲幇幹部たちに凌辱されたうえに惨殺される。その後その意識を5分割に5体のガイノイドのメモリーへと魂魄転写されてしまう。

兄である濤羅を「兄様」と呼んで慕っている。豪軍は許嫁にあたる。濤羅から誕生日に貰った鈴が付いた銀の腕輪を大事にしている。

琴を嗜んでおり曲を自作することもある。

作中では生前の姿と意識の再統合のために用意された幼年型ガイノイドのことも瑞麗と呼ぶ。

ガイノイドとしての瑞麗は意識1つ分ではわずかな感情を表現する程度、2つ分の意識で言葉と感情表現、わずかな生前の記憶を取り戻し、3つ分の意識で生前のような思慮とさらに記憶を取りもどした。
媽祖ら他のガイノイドにいた頃の記憶を持っており、所有者たちが自身を玩具にして壊し犯すことで幸せを感じていたと思っており、苦しみを取り除く行為としてそれらの行為を許容していた。また、内家拳法の使い過ぎで苦しむ濤羅にもそれらの行為をするように促した。しかし、濤羅によって強制的にシャットダウンさせられてしまい、この行為は成功しなかった。

生前の瑞麗が今回に事の発端にして、黒幕ともいえる。夫を持ちながらも、本当に慕い愛していたのは濤羅であり、その想いは兄妹愛を越えたもので男女の仲を求めたものであった。しかし、濤羅が瑞麗を妹としてしか愛さない事実に苦しむ。周りから見れば、誰からも愛される幸福であるはずの人生だが、瑞麗は濤羅と共にいられないならば幸福などいらず、身を地獄に落としても構わないと思っていた。
そのため、夫である豪軍からの愛も受け入れることはなかった。

兄に愛されるという幸福を手に入れることができないことから、自ら地獄へと落ちるために香主らに身体を明け渡し、謝の魂魄転写の実験台になった。

濤羅が豪軍と死闘を繰り広げる様を見て、自身のためだけに戦う兄の姿に喜びと幸福を感じていた。意識がすべて統合された後は、魂魄(記憶)のバックアップを取ることは不可能であれど、情報体としてなら他の記録媒体へと移ることが可能となった。人体の老化はもちろんのこと、生体脳を持っていないことから脳の老化すら超越した事実上、不老不死の存在へと成った。
その後、濤羅と永遠に一緒に生きるためにガイノイド瑞麗のメモリの中に濤羅の魂魄を謝に転写させた。

生前は着飾る際に白緞子を好み、またチャイナ服よりも胡服を好んだ。

青雲幇

劉 豪軍(リュウ ホージュン)

左側男性

CV:鈴置洋孝(ドラマCD) / 速水奨(リメイク版)

濤羅の仇敵である男性。内家拳法家であり、戴天流門下では濤羅の兄弟子であった。また濤羅の妹瑞麗の婚約者であったため、濤羅とは義兄弟にあたる。あだ名は「鬼眼麗人」。青雲幇の副寨主であり、老齢で床に臥せっている寨主の天遠を差し置いて事実上組織を牛耳っている。
武器として西洋拵えのレイピアを扱う。

妻である瑞麗を5人の香主に輪姦させ、さらに魂を5つに分割した。

見た目は普通の人間のように見えるが、その実脳と脊髄以外はサイボーグ化されている。サイボーグ化した理由は自身が尽くすと決めた青雲幇に武力ではなく知謀を求められたためである。内家拳法家である豪軍は体内で氣を練る必要があるが、サイボーグ化に伴い氣を練ることができなくなった。
他のサイボーグとは違い、パーツ構成に電子デバイス、金属部品を使っていない。更に運動神経の鋼化、機械駆動の関節も積んでいない。施されているのは骨格のセラミック化、筋肉繊維の補強、内臓に耐ショック構造を組み込んだ、生身の人間より少しマシという程度のスペックになっている。しかし、実はサイボーグでは使うことのできない内功を使えるようにしてある特別製のボディである。そのため、非常に高額になっている。

かつては、濤羅と同じ戴天流門下に身を置いていたことがあるため、濤羅の手際を知り尽くしている。そのため、樟の死に方を見てすぐに濤羅の仕業である気づいた。

サイバネティクス拳法家の多くは外家拳の修練の果てにサイボーグ化することが多いが、豪軍は内家拳からのサイボーグ化なので珍しい部類に入る。

生前の瑞麗と瓜二つのガイノイドである瑞麗(同じ名前にしている)を所有しており、大金をかけてメンテナンスを行っている。外装は市販モデルのガイノイド30体分を賄えるほどとなっているが、豪軍は肌に5ミリ程度の傷がついただけでも総交換するほどの執着を見せる。

妻である瑞麗のことを心の底から愛していたが、瑞麗は濤羅を愛していたためにその想いを受け止めてもらうことは叶わなかった。しかし、それでも瑞麗の幸せのためにと、瑞麗を香主たちに輪姦させ、苦しみを伴う殺し方をした。こうすることにより、濤羅が瑞麗のために復讐に狂い、瑞麗を求めるようになるだろうと考えのもとであった。

瑞麗が生存していた頃が濤羅との仲は良かった。

樟 賈寶(ジャン ジャボウ)

CV:小杉十郎太

用心棒から成り上がった女衒の元締めの大柄の男性。サイボーグ化したことで改造された鋼鉄の豪腕を頼みにした北派少林拳の使い手。人呼んで「金剛六臂」。
大柄の見た目通り性格も豪放。青雲幇の幹部。

媽祖の所有者であり、媽祖を貰ってからは慰み者として使う一方で自身の経営する店で客を取らせていた。

ニューラル系改造手術をする際に執刀担当した藪医者により執刀ミスをされており、人の目鼻立ちなどの顔の再認識ができない視覚障害を患っている。しかし、音声認識は正常であるため声紋で人を判断することが可能。
古い知人に関しては履歴(キャッシュ)を削除していく。

濤羅が自身の店に訪れた際に気づかなかったのは殺した(と思い込んでいた)ために濤羅の音声記録を消去したためである。

濤羅と戦闘の末に濤羅の奥義である電磁発勁に敗れ死亡した。

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