猿柿ひよ里(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

猿柿ひよ里(さるがき ひより)とは、『BLEACH』の登場人物で、死神でありながらむりやり虚としての性質を付与された「仮面の軍勢」の一員。
やたらと威勢が良くて喧嘩っ早い。金髪のツインテールに赤いジャージとサンダルという特徴的なスタイルを普段から貫いている。かつては護廷十三隊の十二番隊副隊長を務め、様々な研究と新装備の開発に取り組む死神だった。しかし藍染惣右介の罠に嵌って虚化し、護廷十三隊を追われて仲間たちと共に現世へと逃亡。以後潜伏生活を送りながら藍染への反撃の機をうかがっていた。

猿柿ひよ里のプロフィール・人物像

誕生日:8月1日
身長:133cm
体重:26kg

CV:高木礼子

猿柿ひよ里(さるがき ひより)とは、『BLEACH』の登場人物で、死神でありながらむりやり悪霊である虚(ホロウ)としての性質を付与された「仮面の軍勢(ヴァイザード)」の一員。
関西弁を操り、やたらと威勢が良くて喧嘩っ早い。金髪のツインテールに赤いジャージとサンダルという特徴的なスタイルを普段から貫いている。

かつては死神たちの実働部隊である護廷十三隊の十二番隊副隊長を務め、隊長の浦原喜助(うらはら きすけ)の下、様々な研究と新装備の開発に取り組んでいた。しかし世界の新たな覇者となることを目論んでいた当時の五番隊副隊長藍染惣右介(あいぜん そうすけ)の罠に嵌って仲間たちともども虚化させられてしまい、護廷十三隊を追われることとなる。共に虚化させられた五番隊隊長の平子真子(ひらこ しんじ)や治療に当たった浦原たちと共に現世へと逃亡し、110年もの間潜伏生活を送りながら藍染への反撃の機をうかがっていた。
こういった経緯の持ち主であるため自分たちを追放した護廷十三隊に属する死神と、異物である自分たちを完全には受け入れてくれない人間を嫌っている。主人公黒崎一護(くろさき いちご)が虚化の力を御すために仮面の軍勢を頼った際は師匠を務め、彼に虚の力の使い方を指南した。

猿柿ひよ里の能力

斬魄刀(ざんぱくとう)

作中に登場する死神たちの武器。死神自身の霊力の塊であるため、個々の死神ごとに外見も能力も大きく異なる。本来はさまよう霊を浄化するために使うものである。
最初の状態では「浅打(あさうち)」と呼ばれ、一般的な刀剣としての機能しか持たないが、使い手の魂を写し取って徐々に成長。「始解(しかい)」という状態を経て、最終的には「卍解(ばんかい)」という形態に至る。

始解と卍解を使う際には、刀の名前と解号という特殊な言葉を口にする必要がある。卍解した斬魄刀はその威力も演出も強烈で、作品の大きな目玉の1つともなっている。

始解「馘大蛇(くびきりおろち)」

解号は「ぶったぎれ」。刀身が巨大化し、刃も極端に凹凸のついた形状に変化する。作中ではあまり目立った活躍が無く、ただ形状と威力が変わるだけなのか、何か特殊な能力があるのかは不明。

虚閃(セロ)

虚の中でも特に強力な破面(アランカル)と呼ばれる者たちの多くが使う技。圧縮した霊子を1点に向けて解き放つというもので、見た目はビームに近い。
ひよ里は破面ではないが、虚化の影響でこの技を使うことが可能となっている。

ガトリング地団駄(ガトリングじだんだ)

相手の頭上に飛び上がり、連続で蹴りつける技。ひよ里は身軽さを活かして戦闘でもこれを使用しているが、平子に対して挨拶代わりにこれを見舞うことも少なくない。

西瓜割り(すかいわり)

大上段から得物を振り下ろして敵を両断する技。一見シンプルだが、ひよ里の副隊長としての技量に加えて虚としての力も加えられており、侮れない威力を持つ。

スーパーひよ里ウォーカー

ひよ里が現世で開発した道具。一見ただの健康器具だが、使う際に霊力を消費するという特性があり、これをどれほど動かし続けられるかで「使用者の霊力がどれほどか分かる」という仕組みになっている。
作中では「ポンコツ」や「インチキ」と散々な言われようで、その都度ひよ里は激怒していた。

猿柿ひよ里の来歴・活躍

十二番隊の副隊長

平子(1コマ目左)に挨拶代わりの蹴りを食らわせるひよ里。

物語が始まる100年以上前は、護廷十三隊の十二番隊の副隊長として活躍していた。前隊長の曳舟桐生(ひきふね きりお)を敬愛していたため、新隊長の浦原を毛嫌いし、彼に対しては「嫌々従っている」ことを臆面もなくアピールしていた。
平子とはこの頃からケンカ友達のような間柄で、出会い頭に跳び蹴りを食らわせるなど、気安い関係を築いている。

しかし上司である浦原が、「死神と虚との間の存在の壁を消滅させる」力を持つ崩玉というアイテムを開発してしまったことで、ひよ里や彼女の周囲の死神たちの運命は大きく変わっていく。
平子の率いる五番隊の副隊長である藍染は、「霊王によって支配された今の世界を改め、自らが新たな覇者となる」ことを画策しており、そのために死神の限界を超えた力を欲していた。そのための手段として虚の力を我が物とすることを思いつき、それを成す崩玉を手に入れるべく、様々な謀略を進めていく。その一環で、藍染は邪魔者となりつつあった平子や彼と親しい死神たちを一掃することを計画していたのである。

尸魂界からの逐電

藍染によって虚化したひよ里たちは、尸魂界から逃げ落ちる。

その後ひよ里は、平子たちともども藍染の罠に嵌ってむりやり虚としての力を押し付けられ、その暴走で立ち上がることもできなくなる。彼女たちに何が起きたのか察した浦原が治療を施すもうまくいかず、ひよ里たちは「死神でもあり、虚でもある」という中途半端な存在へと成り果てる。
藍染は浦原がひよ里たちの治療に当たることまで予測しており、先んじて上層部に手を回していた。これによりひよ里たちには「虚として処刑」、浦原には「危険な実験を行った咎で死罪」という処分が言い渡されるも、この事態を訝しんだ者たちの介入によりひよ里たちは危ういところで死神たちの世界である尸魂界(ソウル・ソサエティ)を脱出。人間たちの住まう現世へと逐電する。

浦原から「死神に戻すのではなく、死神でも虚でもない存在として安定させる」という施術を受けてようやく動けるようになったひよ里たちは、自らを「仮面の軍勢」と称して現世に潜伏し、いつか藍染に反攻するための準備を進めていく。
しかし人間ではない彼女たちが人間の世界で生きていくのは何かと不便も多く、歳を取らないことを怪しまれないよう定期的に住居を変えていく必要があった。仕方のないことではあったが、自分たちを真の意味で受け入れてくれない人間に対しひよ里は次第に苛立ちを募らせ、事情も知らずに処分しようとしてきた死神同様に嫌うようになっていった。

反攻の狼煙

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