シャルロッテ・クールホーン(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

シャルロッテ・クールホーンとは、『BLEACH』の登場人物で、虚と呼ばれる悪霊の中でも別格で強大な力を持つ破面たちの軍勢「十刃」に所属する存在。
女装趣味のある筋骨隆々の美丈夫で、技や戦術にまで自分の美意識を持ち込む筋金入りのナルシスト。十刃のNo.2であるバラガン・ルイゼンバーンに仕える従属官の1人で、彼に付き従う形で空座町に侵攻。迎え撃った死神の1人である綾瀬川弓親に敗れ、彼の美意識を称えながら退場した。後に最終決戦でも思わぬ形で登場し、死神たちの増援として活躍する。

シャルロッテ・クールホーンのプロフィール・人物像

種族:破面
階級:No.20
誕生日:8月8日
身長:192cm
体重:125kg

CV:三宅健太

シャルロッテ・クールホーンとは、『BLEACH』の登場人物で、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊の中でも別格で強大な力を持つ破面(アランカル)たちの軍勢「十刃(エスパーダ)」に所属する存在。
女装趣味のある筋骨隆々の美丈夫で、技や戦術にまで自分の美意識を持ち込む筋金入りのナルシスト。特に技の名前にはこだわりがあるらしく、破面たちに共通する攻撃能力である虚閃(セロ)を「必殺!シャルロッテ・クールホーン's・ファイナル・ホーリー・ワンダフル・プリティ・スーパー・マグナム・セクシー・セクシー・グラマラス・虚閃」と命名している。

十刃のNo.2であるバラガン・ルイゼンバーンに仕える従属官の1人で、十刃全体で見ても従属官としてはかなりの実力者。バラガンに付き従う形で空座町に侵攻し、これを迎え撃った死神の1人である綾瀬川弓親(あやせがわ ゆみちか)と交戦。同じくナルシストである彼とどちらの美意識が勝っているか口汚く罵り合いながら戦い、敗れた後は彼の美意識を称えながら退場した。
これで死亡したかに思われたが、死神たちの部隊長の1人である涅マユリ(くろつち マユリ)に回収されており、『BLEACH』の物語における最後の決戦に投入される。思わぬ形での再登場に弓親はもちろん読者も驚く中、かつて死闘を繰り広げた死神たちと共に世界を守るために活躍した。

シャルロッテ・クールホーンの能力

帰刃「宮廷薔薇園ノ美女王」(レスレクシオン レイナ・デ・ロサス)

破面たちは個々に専用の武器を装備しているが、これは「虚としての本来の力を刀の形に封じたもの」である。これを開放し、虚としての力を完全な形で行使する状態のことを、帰刃という。
シャルロッテの帰刃は「宮廷薔薇園ノ美女王」という名称で、作中ではこれといって特別な能力は発揮しておらず、単に身体能力を上昇させるだけのものではないかとファンに類推されている。

なお、これを発動すると本人の衣装がバレリーナ風の露出の高いものへと変化する。対峙していた弓親はこれを見て大爆笑しており、自分の帰刃の美しさに絶対的な自信を持つシャルロッテを激怒させることとなった。

必殺!ビューティフル・シャルロッテ・クールホーン's・ミラクル・スウィート・ウルトラ・ファンキー・ファンタスティック・ドラマティック・ロマンティック・サディスティック・エロティック・エキゾチック・アスレチック・ギロチン・アタック

仰々しい名前に反して、空中で回転して斬りつけるというシンプルな技。しかしシャルロッテの高い身体能力から繰り出されるために威力は相当なもので、これを防いだ弓親は衝撃だけで骨を折られることとなった。

必殺!ビューティフル・シャルロッテ・クールホーン's・ファイナル・ホーリー・ワンダフル・プリティ・スーパー・マグナム・セクシー・セクシー・グラマラス・虚閃

シャルロッテの美意識に合わせて命名された、破面の基本的な攻撃技である虚閃。ハート型だったりピンク色だったりと多少のアレンジは加えられている。

シャルロッテ・クールホーンの来歴・活躍

バラガン・ルイゼンバーンの従属官

ある時、破面を含む虚とは本来敵対する存在である死神の藍染惣右介(あいぜん そうすけ)が、死神たちの実働部隊である護廷十三隊への反乱を画策。そのための戦力を求めて虚たちの世界である虚圏(ウェコムンド)を来訪し、バラガンを含む10体の破面を自身の配下とする。
この10体の破面を十刃と名付けて戦力の中核にしつつ、それぞれに「従属官」という補佐役をつける形で、藍染は破面の軍勢を構成させていく。シャルロッテは十刃のNo.2となったバラガンの従属官となり、彼をサポートしていくこととなる。

シャルロッテがいつからバラガンの下にいたかは作中で描かれていない。バラガンはもともとかなり強力な破面を配下として従えていたが、その主だった者たちは藍染の手で始末されている。シャルロッテの実力を考えれば、この時に殺された「バラガンが頼みとするほどの実力ある破面たち」の中に彼がいなかったのは腑に落ちない。
しかしバラガンの王者然とした性格を考えるに、シャルロッテのような騒がしいタイプを好んで自分の近くに置くとも思えず、「実力はあるが言動が気に障るので普段は近くに置かないようにしていた」とすれば藍染の襲撃前から彼の配下だったとしても筋は通る。

他の従属官たちから特に先達として意識されているわけではないことから、「シャルロッテはバラガンが配下を失った後に新たにやってきたのではないか」という意見の方がファンの間では多いようである。

空座町への侵攻

弓親(左)と切り結ぶシャルロッテ。

やがて藍染は護廷十三隊に対する反乱を本格的に実行に移し、十刃とも合流。これを討たんと虚たちの世界である虚圏(ウェコムンド)へと攻め込んできた死神たちと戦いつつ、人間たちの住まう現世の空座町という場所に突入する。ここに藍染の最終目標である霊王という存在が隠されているためである。
十刃たちも藍染に続いて空座町に乗り込み、シャルロッテも他の従属官ともどもこれに続く。バラガン追撃してきた死神たちの相手をしろとバラガンに命じられたシャルロッテは、その1人である綾瀬川弓親の前に立ち塞がる。

自身の美意識に絶対の自信を持つシャルロッテだが、弓親もまた同様であり、両者はただ剣を交えるだけでなく「どちらの美意識がより優れているか、美しいか」を競って激しくも醜く争う。フィジカルの差で優位に立つシャルロッテだが、最終的な軍配は「相手の霊力を吸う」という自身の特殊能力を巧妙に活かして立ち回った弓親の方に上がる。
潔く弓親の美意識を認め、自分を打ち破ったことを称賛しつつ、シャルロッテは倒れる。その後バラガンや藍染も死神とその協力者たちの前に敗れ、いくつもの世界を巻き込んだ闘争は終わりを迎えるのだった。

死神たちへの援軍

他の従属官たちと共に、シャルロッテは“死神たちへの援軍”として驚愕の再登場を果たす。

藍染の反乱を鎮めた死神たちだったが、この一件による組織へのダメージは少なくなく、これを好機と捉えた滅却師(クインシー)たちの侵攻を受ける。滅却師とはかつて死神たちによって滅亡寸前まで追い詰められた一族で、復讐と世界を意のままに作り替える機会を虎視眈々と狙い続けていたのである。1000年もの時間をかけて準備を進めていた滅却師たちの攻撃で、かつて十刃をも打ち破った死神たちは1人また1人と倒れていく。
しかし、ここにシャルロッテを始めとするかつての十刃の従属官たちが救援に現れる。実は空座町での決戦の最中、死神の科学者にして部隊長でもある涅マユリによってシャルロッテたちは回収され、彼の手駒となるような処置を受けていたのである。

嫌がらせなのか温情なのか自我までは奪われておらず、涅の手先となってかつて敵だった死神を助けることに複雑な顔をする従属官も少なからず存在したが、シャルロッテはそんな経緯をすっかり過去の物として存分に力を振るった。かつて彼を倒した弓親も、まさかの援軍に呆気に取られる他になかったが、それはそれとして相変わらず美意識を競わせていた。
死神たちと滅却師の一族の戦いは前者の勝利に終わり、世界は平穏を取り戻す。シャルロッテたち従属官はその後もマユリの手駒として活動しているらしく、小説版にて健在である旨が紹介されている。

シャルロッテ・クールホーンの関連人物・キャラクター

バラガン・ルイゼンバーン

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日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。

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