ワンパンマンの名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ

深海王のもとに駆け付けたS級ヒーローぷりぷりプリズナーは深海王に挑んでいた。ぷりぷりプリズナーが半分の力を出すが、深海王の強靭な体にダメージを負わせることはできず、逆に追い詰められる。これ以上気に入っている男性が倒されないためにも彼は変身することを決意。エンジェルスタイルになったぷりぷりプリズナーは「エンジェルスタイルの俺を見て生きて帰ったものはいない」と告げ、深海王に向かう。筋肉が膨張して全裸になってしまい、音速のソニックいわく決して天使（エンジェル）ではないと若干引いており、現場から離れることを決める。そんなソニックも深海王との戦闘により、全裸になってしまう。

音速のソニックの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「正義ごっこなどしている連中では本物の強敵には勝てない 何も守ることはできない」

S級ヒーローであるぷりぷりプリズナーですら深海王には敵わなかった。音速のソニックは深海王の人を見下す態度が気に入らず、駆除してやろうと深海王に向かう。持ち前の速さで翻弄し、深海王の攻撃をかわすソニックだが、深海王はさらなる速度でソニックに迫る。そして、深海王に捕まってしまったソニックは握りつぶされてしまう。しかし、深海王の手にはソニックが着ていた囚人服のみが残っており、ソニック自身は逃げ出していたのだ。ソニックは深海王に浴びせる決定打がないと判断し、準備をするために一時離脱する。サイタマとははぐれてしまったが、とりあえず現場に向かっていたジェノスはソニックと遭遇する。相手をソニックだとは知らず、一般人だと思ったジェノスは避難を呼びかける。そして、ソニックは去り際に深海王はヒーローが束になっても敵わないことを告げ、通りすがりにジェノスに「正義ごっこなどしている連中では本物の強敵には勝てない 何も守ることはできない」と続ける。ソニックは金で動く忍者であるが、ただの正義感で動くヒーローのことを見下した発言であることがうかがえる。

アマイマスクの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「僕がなぜS急に上がらないかわかるか？キミみたいな弱くて何の取り柄もない“雑魚”をS級にさせないためにA級1位守っているのさ！」

宇宙から地球侵略をしにやってきたボロスたちS級ヒーローを含むたくさんのヒーローが活躍。地球侵略の黒幕であるボロスはサイタマによって倒され、事件は解決された。無事に侵略から人々を守ったヒーローだが、街はその影響で崩壊していた。その時に現れたのはA級ヒーローランキング1位であるアマイマスクだった。その場にいた同じA級ヒーローである金属バットに説明を求め、事態は解決したと告げられる。しかし、アマイマスクはこの現状を見て勝利と言えるのかとこの一件で戦ったヒーローたちを無能扱いする。S級ヒーローでるぷりぷりプリズナーたちも最善を尽くしたと告げるが、アマイマスクはS級ヒーローに役に立たないならやめろとまで告げる。アマイマスクの言葉に怒ったS級ヒーローである金属バットが「調子こいてんじぇねーぞコラ アイドルだか何だか知らねーが関係ねぇ ぶっ飛ばすぞ」とすごむが、アマイマスクはそんな金属バットに向かって「僕がなぜS急に上がらないかわかるか？キミみたいな弱くて何の取り柄もない“雑魚”をS級にさせないためにA級1位守っているのさ！」と投げかける。

「速やかに正義を遂行したまでさ」

宇宙人の地球侵略から人々を守ったヒーローたち。事態が収束する中、隣の町で収録をしていたというアマイマスクが遅れてやってくる。戦いでの影響で町は破壊されてしまったことを勝利とは言えないとヒーローたちを無能扱いする。そしてアマイマスク達は生き残った宇宙人を発見する。しかし、その姿を見た瞬間アマイマスクは宇宙人たちを殺してしまい、一同を驚かせる。アマイマスクに理由を問うと、「生かす価値が無い…こいつらは悪だ」「速やかに正義を遂行したまでさ」と告げる。彼にとって怪人や人々に害をもたらす者は絶対的な悪として見ているようで、そんなアマイマスクの行動にジェノスは復讐を誓った自身を重ね、心の余裕がないことを察する。

キングの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「テンションあがってきた ゲーム買ってから家に帰るまでのこのワクワク感がたまりませんな 早く帰ってプレイしよ…むふっ」

街に現れた怪人シタノビールの前に現れたのはS級ヒーローランキング7位のキングであった。キングの表情とキングからなっているキングエンジンの音を聞いて恐怖を感じ、シタノビールは土下座をしたことで事件は収束した。その後キングは欲しかったゲームを速やかに購入し、「テンションあがってきた ゲーム買ってから家に帰るまでのこのワクワク感がたまりませんな 早く帰ってプレイしよ…むふっ」と帰路につく。
実はキングはただのゲーム好きの一般人であり、ヒーローたちのように怪人を倒す力を持っていない。キングエンジンとは極度に恐怖したキングの心音が外にまで聞こえているだけであったのだ。最強と言われるヒーローの正体はまさかの小心者のゲームオタクだったのだ。後に彼はサイタマと出会い、正体を知られてしまうが、ゲーム仲間として交流することになる。

「そうなんだ…俺は昔から運が悪すぎるんだ…だが最近は更に異常に運が悪い！嘘ついてたバチがあたったとでもいうのか」

ゲームを買った帰り道で自身を狙ったG4という戦闘機が現れる。G4は性能テストとしてキングとの勝負を持ちかけるが、そんな力も度胸もないキングは何とか理由をつけて逃亡する。キングが去った後、サイタマとジェノスがG4の前に現れ、ジェノスが単身で挑み、サイタマはジェノスに任せその場を立ち去る。自宅に戻ったキングは購入したゲームをプレイするが、自宅には窓から侵入したサイタマがいた。キングは慌ててゲームを止めようとするが、暇だったサイタマはキングとゲームをプレイすることになった。ゲームをプレイ中サイタマは先ほどキングがなぜ逃げたのかと尋ね、キングは困惑する。サイタマはもしかしたら自身と同じで強くなりすぎたことにより戦えない理由があるのではないかと推測する。黙っているキングだが、その時キングの自宅に怪鳥が出現する。サイタマは腕1本で怪鳥の動きを止め、キングに戦うしかないと告げる。その時、キングが心の中で「そうなんだ…俺は昔から運が悪すぎるんだ…だが最近は更に異常に運が悪い！嘘ついてたバチがあたったとでもいうのか」と告げる。
キングは目の前に現れた怪人がいつの間に倒されたことによって偶然ヒーローになった。そのようなことが何度も起き、極度の恐怖心からくるキングエンジンも加わってとうとうS級ヒーローにまでなってしまったのだ。
死ぬことを恐れたキングはサイタマに向かい、ありのままを伝える。キングはサイタマが死んだと思い目を開けると、すでに怪鳥の姿はなく、いたのは怪鳥の返り血が付いたサイタマだけであった。怪鳥をサイタマが倒したことを理解したキングは、過去に自身をボロボロになって助けてくれ、その上自身の傷のことを心配してくれた人物がサイタマであることがわかり、涙を流す。
その後、正体を知られてもなおサイタマはキングを見下すことなく、ゲーム仲間として交流することになる。

強くなりすぎたことに悩むサイタマに対し、ヒーローとしての観念を伝えるキング

異種格闘技大会の出場選手を怪人にしていたゴウケツを倒したサイタマ。街に出たサイタマは怪人たちが怪人協会と称して徒党を組み、街で暴れていることを知る。その道中サイタマは自身が自己満足でヒーローをやってきたこと、しかし現状に自己満足しているのかどうかと考える。ヒーロー狩りをしているガロウの話を聞いた際も興味が湧き、異種格闘技大会にもガロウがきっかけで出場してみたものの、何も得るものがなかったと感じてしまう。そんなサイタマの前に現れたのは漫画の新刊を探していたキングだった。サイタマは自分が強すぎるゆえに孤独になってしまったこと、人としての感情がどんどん薄れていくことを吐露する。それを聞いたキングは「サイタマ氏は強くなっただけで目的地にたどり着いたと勘違いしているんじゃないかな？ ヒーローの進む道ってそんなに簡単にゴールできるものじゃないと思うんだ」と自身の考えを述べる。サイタマはキングに対しヒーローを語れるほどの人間じゃないだろと悪態をつくが、キングは「戦いの中に充実感を得ようとするのはヒーローの本質的に間違っている 人助けや世の役に立つことこそヒーローの存在意義があるのではないか」と告げ、サイタマは最強のヒーローではあるが最高のヒーローではない、成長しきったというのは傲慢だと続ける。さらにキングは「『最高のヒーローとは何か？』その答えを見つけ出すまでは退屈している暇などないはずだ サイタマ氏が今後もヒーローとして生きていくつもりなら…ね」と告げる。しかし、この発言は全てキングの物ではなく、漫画からの引用だったことが明らかになる。サイタマはキングに言われた最高のヒーローについて考えるが、さらに退屈になりそうだと思考を停止する。
さらに、サイタマが自身よりも強いかもしれないと興味を持っていたガロウが2度も自身に倒されたことに気づいていない。

ガロウの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「悪を執行する」