名探偵コナンの恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『名探偵コナン』とは青山剛昌原作の推理漫画およびそれを原作としたメディアミックス作品である。原作漫画は1994年から連載、1996年からテレビアニメが放送されている。高校生探偵工藤新一(くどうしんいち)はある日口封じで毒薬を飲まされ、体が縮んでしまった。新一は正体を隠し江戸川コナン(えどがわコナン)となり、数々の事件を解決しながら新一の姿を取り戻す為に謎の組織に立ち向かってゆく。物語の主軸となる事件・ミステリーと共に、作中では登場人物たちの恋愛模様も描かれており、多種多様なカップルが登場する。
高木刑事たちの同僚である千葉和伸刑事と、警視庁交通部交通課の婦警・三池苗子は、同級生カップルだ。
帝丹小学校の同級生で、小学校6年生の頃に既に両思いの状態だった。当時の千葉は、苗子が転校すると知りラブレターを送っている。苗子は学校内のどこかに返事を隠して転校した。千葉は苗子の返事をなかなか見つけられず、返事を確認できたのは13年も後のことだった。その間、千葉と苗子はそれぞれ警察官になっている。
苗子が所轄の杯戸署から警視庁に転属したことで、長い時を経て千葉と苗子は再会した。しかし千葉は、再会した彼女が同級生の苗子であることになかなか気付かずにいた。一方の苗子も自分から名乗り出る事無く、陰ながら千葉を思い続けていた。
原作漫画の1017話で、ようやく千葉は彼女が同級生の苗子であると気付いた。
事件解決後、足を怪我した苗子を背負い病院へ急ぐ千葉は、赤信号を無視して横断歩道を渡ろうとしてしまう。苗子は千葉を「一度ルールを破るとクセになる」と、幼い頃千葉が苗子を注意した時と同じセリフで止める。その言葉を聞いてようやく千葉は「や、やっぱり君…幼馴染の苗子ちゃん?」と気付き、苗子は「バカ…遅いよ!!もォ!」と背中に抱きついた。
元々両思いだったこともあり、気付いてからは順調に交際している。
羽田秀吉&宮本由美(はねだしゅうきち&みやもとゆみ)
「太閤名人」と呼ばれ親しまれているプロ棋士の羽田秀吉と、警視庁交通部交通課所属の警察官・宮本由美のカップルは互いに結婚を意識して交際している。
大学時代に環状線の電車内で出会ったのがきっかけで付き合っていた。その後警察官を目指すと決めた由美が別れを告げたが、別れたくなかった秀吉は「7つ揃うまで開けないでください…揃ったら連絡します」と封筒を渡している。その後由美は一切連絡をとらず、秀吉からも"7つそろった"という連絡がなかった為、由美は別れたものと認識していた。社会人になってから偶然再会した2人だったが、秀吉は今でも由美のことが大好きだ。再会したときも周囲の人に「由美さんとお付き合いさせて頂いている、羽田秀吉と言います!!!」と自己紹介している。その際由美は「元、彼氏です!」と否定している。
その後、夢の7冠達成がかかる名人戦の最中に秀吉に恨みを持った人物によって由美が誘拐される事件が起きる。秀吉は対局を抜けて由美を助け、由美は秀吉をミニパトで対局会場まで送り届けた。その際秀吉が落としたお守りの代わりにと、由美からキスをして送り出している。
秀吉は7つ揃ったら、つまり将棋の七冠をとったらプロポーズするとしているが、七冠を取った後すぐに再び六冠になってしまいプロポーズできていない。しかし酔っ払った由美はプロポーズを「もちのろーん」と受けており、事実上結婚確実なカップルである。
夫婦
工藤優作&工藤有希子(くどうゆうさく&くどうゆきこ)
新婚のような雰囲気のラブラブっぷりをみせつけているのが、工藤新一の両親の工藤優作・有希子夫婦である。
夫は世界に名を響かせる推理作家・工藤優作、妻は19歳でハリウッド進出した伝説の女優・有希子というビッグカップルだ。2人は海外在住のため作中で登場するシーンは少ない。
ラブラブな印象が強い夫婦だが、息子である新一は「夫婦喧嘩は日常茶飯事」と言っている。
女優として絶頂期だった20歳の有希子が、将来有望な若手小説家だった優作との大恋愛の末、芸能界を引退し結婚した。
明るい性格の有希子と、頭脳明晰でおだやかな優作という2人である。
毛利小五郎&妃英理(もうりこごろう&きさきえり)
毛利蘭の両親、探偵の毛利小五郎・弁護士の妃英理夫婦である。
帝丹高校の同級生で、その頃から小五郎は英理に近付く男を牽制するほど惚れこんでいた。
大学在学中に結婚したが、蘭が幼い頃のある日の小五郎の言葉がきっかけとなり大喧嘩し、別居している。
別居に至るほどの大喧嘩は、ある事件がきっかけだった。
逃走した犯人が英理を人質にとった際、小五郎は確実に彼女を救うために英理の足を掠めるように拳銃を発表した。それは怪我をした人質は犯人にとって単なる足でまといになるからであった。英理は小五郎の行動の意図を理解しており、撃たれたことに対して怒っておらず、むしろ助けてくれたことに感謝していた。小五郎への感謝の気持ちをこめて、英理は痛む足でキッチンに立ち、手料理を作って夫の帰りを待っていた。しかし英理は料理が壊滅的に苦手で、とても食べられるものではない。そんな英理と料理に対し不器用な小五郎は「こんなもん作るくらいならさっさと寝てろ!」と暴言を吐き、大喧嘩に発展してしまった。
夫婦の一人娘である蘭は、両親を仲直りさせようと様々なことを計画・実行しているが、仲直りできていない。
会えば互いにツンとした態度をとりがちだが、お互い心底嫌っているわけではない。小五郎は英理に危機が迫れば駆けつけ全力で守り、小五郎が容疑者になった際には弁護士である英理が奔走している。
目暮十三&目暮みどり(めぐれじゅうぞう&めぐれみどり)
警視庁の刑事部捜査一課強行犯捜査三係の目暮十三警部には、妻・みどりがいる。
2人の出会いは、20年前のある事件だった。当時不良女子高生だったみどりは、連続女子高生轢逃げ殺人事件で死んだ友人の仇をとる為におとり役を買って出た。その際、みどりの護衛をしていたのが目暮十三だった。おとり作戦中に犯人の襲撃を受けてみどりは重傷を負ってしまうが、同じく頭部を負傷した目暮十三の介抱もあって無事回復した。その後、二人は結婚した。
宮野厚司&宮野エレーナ(みやのあつし&みやのエレーナ)
宮野厚司とエレーナの夫婦は、黒の組織で薬の研究をしていた医師の夫婦である。
灰原哀/宮野志保(はいばらあい/みやのしほ)と宮野明美(みやのあけみ)姉妹の両親だ。厚司とエレーナは次女の志保(灰原哀)が生まれてすぐに、研究所の火事で焼死したとされている。厚司36歳頃、エレーナ29歳頃のことだった。
エレーナは日本人とイギリス人のハーフの日系イギリス人で、厚司とは医科大学で出会い結婚した。
厚司は元々「白鳩製薬」という製薬会社に薬の研究開発員として勤務していた。しかし「マッドサイエンティスト」と呼ばれ学会から追放され、さらに「白鳩製薬」が倒産してしまう。その後は個人病院「宮野医院」を夫婦で経営していた。マッドサイエンティストと呼ばれていたが、面識があった阿笠博士は厚司のことを「気さくで感じの良い男」であったと言っている。
「烏丸グループ」から"町医者を片手間に出来ない研究"のバックアップを打診されたことがきっかけとなり、家族で烏丸グループの研究室に加わることになった。これが黒の組織への加入となる。このとき厚司は周囲の友人に「自分の理論を認めてくれたスポンサーの大きな研究施設に行く」と話していた。
ここで宮野夫婦が開発に携わった薬が、新一(コナン)や志保(灰原哀)、エレーナの姉・メアリーを幼児化させた毒薬「APTX4869」である。
片思い
大岡紅葉→服部平次(おおおかもみじ→はっとりへいじ)
西の高校生探偵・服部平次に片思いしているのが、百人一首の高校生チャンピオン・大岡紅葉だ。
紅葉は、関西でトップクラスの財力を有する大岡家の令嬢である。幼い頃にかるた大会で出会った平次から「今度会った時はヨメに取ってやるから」と言われたと勘違いし、それ以来長年片思いし続けている。高校生になって漸く再会できた頃には、紅葉は平次のことを「ウチの未来の旦那さん」と言っている。
平次は当時の発言を「ヨメ」ではなく「強め」と言ったと釈明しているが、紅葉の気持ちに変わりは無い。
紅葉は平次の幼馴染・和葉の存在を知った上で、猛アプローチを続けている。
本堂瑛祐→毛利蘭(ほんどうえいすけ→もうりらん)
蘭達のクラスに転校生としてやってきた本堂瑛祐は、クラスメイトである毛利蘭に一目惚れしている。
何も無いところで転ぶなど行動面ではドジっ子ぶりが目立つ瑛祐は、実は頭脳はかなりの切れ者でコナンの正体についても早い段階で疑っていた。蘭たちと少しの間クラスメイトとして過ごしていたが、目的だった姉との再会を果たした後はCIAになるためにアメリカへ留学することになる。
アメリカ留学に行く前に、瑛祐は蘭に告白しようと考えていた。
これは蘭の新一への思いを知った上でのことで、新一に許可を取ってから蘭に告白しようと思っているのだとコナンに話している。瑛祐はコナンに新一に連絡して告白していいかを聞いて欲しいと言ったが、コナンは連絡するふりもせずに直接「ダメだよ。だからダメだっつってんだよ」と新一として告白を止めている。
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ジン/黒澤陣(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
ジンとは『週刊少年サンデー』にて連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』の作品に登場する人物。 裏取引現場を目撃したコナン(工藤新一)に開発中の薬を飲ませた本人。頭が切れ、用心深い。 黒の組織内の幹部クラスかつ、実行部隊のリーダー的存在である。 作戦の成功が一番大事であり、作戦成功のためならヘリからの機銃掃射を行う程。 様々な分野の専門知識を持つ博識者であり、特に狙撃の腕は一流。 「疑わしきは罰する」がモットー、確証がなくとも対象の人物を殺害する冷酷さがある。
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目次 - Contents
- 『名探偵コナン』の概要
- 登場する恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人
- 『名探偵コナン』に登場する恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人
- 高校生カップル
- 工藤新一&毛利蘭(くどうしんいち&もうりらん)
- 京極真&鈴木園子(きょうごくまこと&すずきそのこ)
- 服部平次&遠山和葉(はっとりへいじ&とおやまかずは)
- 社会人カップル
- 高木渉&佐藤美和子(たかぎわたる&さとうみわこ)
- 白鳥任三郎&小林澄子(しらとりにんざぶろう&こばやしとうこ)
- 千葉和伸&三池苗子(ちばかずのぶ&みいけなえこ)
- 羽田秀吉&宮本由美(はねだしゅうきち&みやもとゆみ)
- 夫婦
- 工藤優作&工藤有希子(くどうゆうさく&くどうゆきこ)
- 毛利小五郎&妃英理(もうりこごろう&きさきえり)
- 目暮十三&目暮みどり(めぐれじゅうぞう&めぐれみどり)
- 宮野厚司&宮野エレーナ(みやのあつし&みやのエレーナ)
- 片思い
- 大岡紅葉→服部平次(おおおかもみじ→はっとりへいじ)
- 本堂瑛祐→毛利蘭(ほんどうえいすけ→もうりらん)
- 吉田歩美→江戸川コナン(よしだあゆみ→えどがわコナン)
- 円谷光彦→吉田歩美、灰原哀(つぶらやみつひこ→よしだあゆみ、はいばらあい)
- 小嶋元太→吉田歩美(こじまげんた→よしだあゆみ)
- 灰原哀/宮野志保→江戸川コナン/工藤新一(はいばらあい/みやのしほ→えどがわコナン/くどうしんいち)
- 上原由衣→大和敢助(うえはらゆい→やまとかんすけ)
- 過去の恋愛
- 松田陣平→←佐藤美和子(まつだじんぺい→←さとうみわこ)
- 諸星大/赤井秀一&宮野明美(もろぼしだい/あかいしゅういち&みやのあけみ)
- 赤井秀一&ジョディ・スターリング(あかいしゅういち&ジョディ・スターリング)
- 阿笠博士&フサエ・キャンベル(あがさひろし&フサエ・キャンベル)