橘桔平（テニスの王子様）の徹底解説・考察まとめ

都大会準々決勝では氷帝と対戦。不動峰はダブルスで2連勝を挙げ、不動峰優位の試合展開となった。ノーマークの不動峰に油断していた氷帝は、正レギュラーではなく、準レギュラーを出していたため2試合連続で敗北することになってしまった。シングルス3で氷帝レギュラーである宍戸と対戦することになった橘は、これが作中で見せる初めての試合である。試合序盤、宍戸はライジングのような深い打球を打つことによって橘はベースライン上から動くことができず、防戦一方となる。宍戸優位の試合に観客も沸き、宍戸はそのまま橘に攻撃されることなく試合を終わらそうとする。しかしその時、橘は「そろそろ前出てもいいよな？」と言ったと同時にライジングを打ち前に出ると強烈なショットで宍戸から点を取る。その後の試合の詳細は描かれていないが、試合結果は6-0で橘の圧勝となり、橘の力を見せつける試合となった。氷帝の宍戸はこの試合によって一度氷帝正レギュラーから外されることとなる。

関東大会準決勝・立海戦

関東大会準決勝青学VS六角の試合中、ウォームアップのため会場付近を走っていたリョーマはもう一つの関東大会準決勝、不動峰VS立海の試合を偶然目にする。リョーマが見たのは、橘と立海の切原との試合が終わった瞬間で、その試合はなんと1-6で橘の惨敗という結果となっていた。リョーマは驚きが隠せないまま青学ベンチに戻ると、大石に「橘さんって全国レベルッスよね？」と尋ねる。それに対し大石は「彼は本当に強い。手塚クラスだ」と答えた。この橘と切原の試合はリョーマが立海の強さを目の当たりにする重要な試合となった。その後、乾が入手した不動峰VS立海の試合の中では橘と切原の試合描写が一瞬あり、切原のラフプレイによって全国区である橘が地を這う衝撃的な姿が描かれ、そのビデオを見た青学レギュラーは言葉を失った。

不二との対戦

橘の家を訪れた不二は、橘との勝負を申し出る。不二が橘に試合を申し出たのは、自分の今のレベルでどこまで全国大会で通用するかを全国区の橘で試したいからであった。不二は「獅子楽中二年生エースの実力ってこんなもんだったんだ」とわざと橘を挑発し、本気を出させようとし、その事に気付いた橘が「よかよ、本気見せたるばい。怪我せんごつ！」と言い放つと、橘の身体からオーラが放たれた。本気を見せた橘は「猛獣のようなオーラ」を放っており、不二すら身震いするほどであった。橘杏の電話で後から駆け付けた神尾も「あんな橘さんみたことない」と言っており、それは髪型が金髪になったからだけでなく、橘のテニスを見ての話しだったと推測できる。その後、激しい打ち合いの末、橘はスマッシュを放つ。橘のスマッシュを「羆落とし」で迎え撃つ不二だったが、ラケットは弾き飛ばされ穴が空いてしまう。「羆落とし」を見事破った橘だったが、ボールはまだ活きており、橘のコートに入った。ラケットに穴が空いてしまったため、試合はここで終了となった。

全国大会準々決勝・四天宝寺戦

全国大会準々決勝四天宝寺戦では、四天宝寺の圧倒的強さの前に不動峰が2連敗し、後がない状況の中での橘の登場となった。相手は橘と同じく九州二翼と言われた千歳であり、因縁の対決となった。千歳が「無我の境地」を発動させるのに対し、橘も「猛獣のオーラ」で対抗する。お互い九州二翼の名にふさわしい激しい打ち合いとなり、千歳は必殺技の「神隠し」を披露する。千歳の本気に橘も本気を見せ、「あばれ獅子」で「無我の境地」を発動させている千歳から点を奪う。すると千歳は、「無我の境地」の奥にあるという「才気煥発の極み」を発動し、「あと7球」と、自分が点を取るまでに何球かかるかを予告し始める。千歳が予告した通り、本当に7球で千歳に点が入り、その後も千歳優位の試合展開となっていく。橘は「あばれ球」で勝負をかけるも、千歳に返され、試合は5-7で橘の負けとなった。試合は橘の負けであったが、橘は千歳の目の死角である左側には一球も球を打っておらず、「そのことに気づかなかったら、あんな球返せなかった」と千歳は語っている。

『新テニスの王子様』入れ替え戦

『新テニスの王子様』ではU-17日本代表合宿に参加し、「脱落タイブレークマッチ」では門脇悟と対戦し棄権勝ちした。その後勝ち組として合宿所に残った橘は3コート総入れ替え戦で千歳と共に獅子学中時代の先輩である鈴木・鷲尾ペアと対戦。橘は「あばれ球」、千歳は「神隠し」と、それぞれの必殺技を出し序盤は好調であったが、鈴木・鷲尾が同調（シンクロ）を発動させたことで試合は6-7で橘・千歳ペアの敗北となった。

橘桔平の関連人物・キャラクター

神尾アキラ（かみおあきら）

不動峰中学校テニス部2年生。不動峰テニス部ツートップエースの一人。橘には絶大な信頼を置いており、全国大会準々決勝四天宝寺戦では、絶望的な試合展開の中でも「橘さんと一緒に…」という言葉を口にし、橘の「猛獣のオーラ」を発動させ、四天宝寺忍足・石田ペアを驚かせた。しかし、体力が尽き、結果は敗北となった。

神尾アキラ（テニスの王子様）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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神尾アキラとは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、不動峰中学校テニス部2年生。地区大会決勝にて初登場し、青学・海堂と対戦するも敗北。関東大会準々決勝では山吹・千石と対戦。海堂との対戦での悔しさをバネに成長し、見事勝利する。「スピードのエース」という異名を持ち、スピードを武器としたテニスを得意としている。左目が常に隠れた鬼太郎のようなヘアスタイルをしている。口癖は「リズムに乗るぜ♪」「リズムを上げるぜ♪」「リズムを変えるぜ♪」「リズムにhigh！」。橘杏に密かに想いを寄せている。

伊武深司（いぶしんじ）

不動峰中学校テニス部2年生。不動峰テニス部ツートップエースの一人。気難しい性格であるが、橘に対しては絶対服従している。柿ノ木中の九鬼に不動峰の悪口を言われてキレた際には、ラケットで殴り掛かろうとしたが、橘の「やめろ」の一言でピタッと止めた。

伊武深司（テニスの王子様）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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伊武深司（いぶしんじ）とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、不動峰中学校テニス部2年生である。地区大会では越前リョーマと対戦。リョーマのツイストサーブに酷似した「キックサーブ」や、相手の筋肉をマヒさせる「スポット」といった技を見せ、竜崎スミレからは「不二にも優らずとも劣らない」と言わしめた才能の持ち主。ボソボソと刺のある発言をする「ぼやき」癖があり、気難しい性格であるが、部長である橘には絶対服従しており、「橘さんと一緒に全国に」と熱い一面も見せている。肩に届きそうな長髪が特徴的。

千歳千里（ちとせせんり）