旧多二福／和修旧多宗太（東京喰種トーキョーグール：re）の徹底解説・考察まとめ

CV：釘宮理恵

血液型はAB型。身長160cm、体重47kg、足のサイズ23.5cm。
趣味は駄菓子を食べること、遊ぶこと、喰種狩りをすることで、好きなものは「ママ」。趣味はボディステッチ、分解すること、絵を描くこと。

初登場時は三等捜査官で、篠原のパートナーだった。アカデミーに入学することなく特例として喰種捜査官に就任。極めて高い身体能力と動体視力を持ち、瀕死とはいえ残虐な喰種・ヤモリを倒している。普段は無邪気で人懐っこい性格であるが、気軽に窃盗を行い、機嫌を損ねると障害が残る傷害を躊躇せずに行う残忍な面を持つ。
隻眼の梟によって篠原を弄ばれた際に、かつて篠原が語っていた言葉の意味を理解。欠落していた感情を取り戻し、作戦終了後は植物状態となった篠原の前で再び捜査官として働くことを誓った。
第2部では準特等捜査官として登場し、「オークション編」で因縁のある喰種・ビックマムを討伐し、特等捜査官へと昇進している。

使用するクインケは尾赫「サソリ1/56」、鱗赫の「13’s（ジューゾーズ）ジェイソン」、甲赫の「アラタJOKER」など。

オッガイ

CCGの捜査官・旧多二福（ふるたにむら）が新造したクインクス部隊。クインクスの技術を利用して大量生産に成功した、新型の半喰種で構成されている。作中では、「死」の左部分が「歹（がつ）」を反転させた造漢字が使われている。リゼの赫包をインプラントした子供たちによって編成され、優れた嗅覚を持つ。

旧多二福／和修旧多宗太の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「なんでやねん」

キジマが死んだ後、佐々木とペアを組むことになった旧多。しかしコクリアが襲撃され、佐々木はCCGを裏切り、カネキとして殺処分を待つ笛口雛実（ふえぐちひなみ）を救うべく行動を開始する。そんなカネキの前に現れた旧多は「なんでやねん」とツッコミ続けながら、キジマの形見のクインケで襲いかかる。全く真剣に戦っているようには見えず、結局ヒナミの一撃で倒された。
シリアスなシーンのはずなのに、旧多のセリフのせいでシリアスになりきらない。彼らしさを感じさせるひと言である。

「負けちゃいましたね カネキくん」

鈴屋にやられ、四肢を失ったカネキ。旧多は彼に「負けちゃいましたね カネキくん」と告げた。両手足を切断され、凄まじい表情のカネキを前に、ニッコリとほほえみ言葉をかける旧多が非常に不気味だ。
どんな真剣な状況でも、皮肉やブラックユーモアを忘れない旧多のサイコパスっぷりが感じられるシーンでもある。

「『普通に生きたかった』となんて言ったら 嗤（わら）いますよねぇ」

本心が分からないキャラクターだった旧多。
彼が最後に発した「『普通に生きたかった』となんて言ったら 嗤（わら）いますよねぇ」という言葉から、彼が本当に望んでいたものが明かされた。周囲を巻き込み、残虐の限りを尽くしてきた彼の望みは、案外普通のものだったのだ。望むだけで本当に欲しいものを手に入れられなかった旧多と、仲間や家族といった大切なものを手に入れたカネキという2人の対比も印象的。

旧多二福／和修旧多宗太の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

ファンの評価が真っ二つに分かれたキャラクター

旧多はファンからの評価が真っ二つに分かれたキャラクターである。
顔が良い、サイコパスっぷりがたまらない、かわいいという声がある一方、彼の言動に嫌悪感を抱く人も少なくない。

声優は岸尾だいすけ

アニメで旧多の声を担当したのは、声優・岸尾だいすけ。今作の他にも、『弱虫ペダル』の手嶋純太や『明日のナージャ』のトーマス・オブライアン、
また、ディズニー映画の『レミーのおいしいレストラン』ではレミー役を担当した。

第1部に大学生として登場した旧多

第1部となる『東京喰種トーキョーグール』で、上井大学に出向いたトーカがカネキと間違えて声をかけた人物が旧多だったことが明かされた。上井大学にいた大学生なのか、潜入捜査の一環だったのかは不明である。