リーバー・ウェンハム(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ

リーバー・ウェンハムとは、『D.Gray-man』の登場人物であり、黒の教団の科学班班長。炭酸飲料が好きでいつもよれよれのネクタイをしている、くたびれ気味の科学者である。科学班室長であるコムイ・リーのサポートや、部下たちの世話を任されている。お人よしで頼まれると断れない性格なので、コムイのわがままやサボり癖にたびたび振り回されている。メインキャラクターではないが、コムイ、部下、主人公のアレン・ウォーカーの世話役として度々登場している。

アレン・ウォーカー

CV:小林沙苗(第1期)、村瀬歩(第2期)

本作の主人公であり、黒の教団のエクソシスト。年齢は、初期15歳→16歳。対AKUMA武器は寄生型である「神ノ道化(クラウン・クラウン)」。
アレンはリーバーにとって弟的存在である様子で、よくアレンを励ましたり優しく声をかけてあげたりしている。科学班の中ではリーバー、ジョニー、タップの3名とアレンが交流しているシーンがよく描かれており、比較的仲が良いようである。

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コムイ・リー

CV:小西克幸(第1作)、井上剛(第2作)

黒の教団本部の室長および科学者。年齢は、初期29歳→30歳。リナリーの兄。
リーバーの上司にあたる人物。コムイは仕事をしているフリをしながらサボっていたり、「コムリン」と呼ばれるロボットを作って科学班を助けようとするも逆に仕事を増やしてしまったりと、かなり破天荒な上司である。机の上や室長の部屋も常に書類だらけで乱れている。そのため、リーバーは日ごろからコムイに振り回されている模様。しかし、アレンを追って支えたいと思っているジョニーを見て、自分自身も同じだと思っている節があることから、リーバーは何があってもコムイを支えていきたいと思っているようである。

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タップ・ドップ

CV:田中完(第1作)

黒の教団本部科学班の科学者、リーバーの部下。年齢は、27歳。プラモデル作りとお菓子の好きなアメリカ人。
ニット帽、太った体、たらこ唇が特徴的な科学者で、泣き言を言いながらも科学班で懸命に仕事に励んでいた。
ジョニーと特に仲が良かったが、教団が襲撃された際に殺される。妹に容姿のそっくりなキャッシュ・ドップがいる。

ジョニー・ギル

CV: 坪井智浩(第1作)、市来光弘(第2作)

黒の教団本部科学班の科学者、リーバーの部下。年齢は、初期25歳→26歳。洋服づくりが得意のアメリカ人。
瓶底眼鏡と弱々しい外観、クルクルのパーマヘアが特徴。心優しくて泣き虫なところがあるが、とても仲間思いな性格。
人付き合いが得意で友人が沢山いる。洋服づくりが趣味なので、エクソシストの団服を採寸している場面が描かれていることもあった。
亡くなったタップ・ドップとは特に仲が良かった。アレンが教団から逃亡した時には、周囲の反対を押し切って教団を退職し、アレンの後を追った。その際リーバーは大事なお守りであるネクタイをジョニーに託している。

バク・チャン

CV: 三木眞一郎(第1作)、羽多野渉(第2作)

黒の教団アジア支部の支部長。年齢は、初期29歳→30歳。中国人(ドイツ人魔術師の血をひいている)。
教団の設立に関わっていた伝統あるチャン家の子孫。リナリーに対して盗撮するほど好意を持っている。本来は自信家だが、それを出さないように優等生っぽく演じている節がある。
極度に落ち込んだりするとストレスから蕁麻疹が出てしまうデリケートな体質。アジア支部の守り神・フォーを召喚することができる。

リーバー・ウェンハムの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「お前達エクソシストや探索部隊(ファインダー)は命懸けで戦場にいるってのにさ 悪いな」

残業続きの科学班の元にコムイが開発した「コムリン」を持ってきた。しかし、「コムリン」が暴走してしまい大騒ぎになった時、「ラクになりたいなんて思ったバチかなぁ」と言った後、「お前達エクソシストや探索部隊(ファインダー)は命懸けで戦場にいるってのにさ 悪いな」とアレンに伝えた。自分たちも激務であるにも関わらず、エクソシスト達を気遣うリーバーの優しい性格が垣間見える瞬間である。

「オレの部下をテメェらにやるなんざ 冗談じゃねえ!」

突然のルル=ベルによる襲撃で、部下の一人であるタップが守化骸にされてしまった時のセリフ。部下を守るために自らを犠牲にしようと、「オレの部下をテメェらにやるなんざ 冗談じゃねえ!」と拳銃をかまえながら身代わりになろうとした。

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