生田絵梨花(乃木坂46)の名言・迷言・発言まとめ
生田絵梨花は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。結成当初から選抜メンバーに選ばれており、学業の都合で9枚目のシングル『夏のFree&Easy』では活動を休業するが、次のシングル『何度目の青空か?』で復帰、いきなりセンターに選ばれている。以降、卒業するまで選抜落ちを経験していない。本記事ではそんな生田絵梨花のテレビや雑誌のインタビューでの発言を集めている。
「まだまだみんなで結束して上に登っていけるんじゃないかな」
1期生が減ってきて、寂しさや「これからどうなっていくんだろう」という思いもありますが、今全員がすごく前向きに輝きを出せているんじゃないかなと思います。1期生は忙しかったらそれぞれ声を掛け合って、お互いに支え合って絆がどんどん深まっているし、4期生が入ってくることに対しても見守る雰囲気があるので、まだまだみんなで結束して上に登っていけるんじゃないかな。そのためには、たくさんの方の助けも必要になってくるかと思うのですが、「乃木坂46 23rdシングル『Sing Out!』発売記念ライブ」でもファンの方からの熱い応援をすごく感じることができたので、まだまだ止まらずにいきたいなと思います!
(2019年6月8日『モデルプレス』)
乃木坂46の第4期生がファンにお披露目されたのが2018年12月3日。上のインタビューはそれから約半年後に掲載されたもの。また、2018年には7名の1期生が卒業。2019年に入ってからも当インタビュー掲載までに衛藤美彩が卒業。斉藤優里も卒業を発表していた。そんな新旧交代の激しい時期に、後を任された1期生として、また2期生以降の先輩としての前向きな覚悟が見て取れる。
「もともとグループに入ったときは、堅苦しい性格をしていたんです」
もともとグループに入ったときは、堅苦しい性格をしていたんです。でもみんなすごく良い子たちなので、その間で揉まれているうちにいろんな角が削られていきました(笑)。柔らかさがあるとしたら、それはグループのみんなにもらったのかなぁと
(2020年2月28日『デビュー』)
2020年3月7日から日生劇場で上演されたミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~』に合わせて行われた対談から。対談相手は主演・男(ザ・マン)の三浦春馬。生田はヒロイン・スワローを演じた。上の発言は三浦春馬から「僕が思っていた以上に柔らかい方だなと思いました。というのは、グループに所属していらっしゃるので、時には気を引きしめたり、自分の意見を言わないといけないといった場面にも直面すると思うんですね。それを踏まえて想像しても柔らかい人だろうなとは思っていたんですが、まとっているものがそれ以上でした」と生田の印象が語られた後の発言。残念ながら三浦春馬は2020年7月18日(生田との共演から約4ヶ月後)縊死した状態で発見された。享年30歳。
「やはりソーシャルディスタンスを保つのが大変でした!」
やはりソーシャルディスタンスを保つのが大変でした!私たちは、すぐにわちゃっとしたくなっちゃうんですよ…。メンバーに絡みに行く度に、マネージャーさんから「あ、ちょっと離れてください」と言われるのが辛かったです。それぞれ個人ブースがあって、私は両隣が秋元真夏と齋藤飛鳥ちゃんだったのですが、メンバーの個人ブースには入ってはいけないので、遠目で覗いたり、ちょくちょくちょっかいを出したりしていて!ブースの前を通り過ぎる度に、無駄な動きとかをしながら通り過ぎていました(笑)。
(2020年7月6日『モデルプレス』)
2020年6月19日~21日にかけて行われた『乃木坂46時間TV』は初のリモートで開催された。コロナ禍は様々な所に影響を及ぼしているが、この『乃木坂46時間TV』でも少なからず影響があったことが伺える。
「自分にとっては“第一の家族”のように一緒にいると落ち着きます」
(1期生は)本当に少なくなっているし、無意識に変化へ対応しようとしています。でも、1期生だけになった瞬間、ふと、いい意味で肩の力が抜ける感じになるというか。何も考えずに接することができるし、自分にとっては“第一の家族”のように一緒にいると落ち着きます。
(2021年3月29日『クランクイン!』)
当インタビューが掲載された時点で、乃木坂46の1期生は秋元真夏、生田、齊藤飛鳥、高山一実、樋口日奈、星野みなみ、松村沙友里、和田まあやの8名のみになっていた。
「私にアイドルは向かないのかな、辞めた方がいいかな、って」
乃木坂46のオーディションを受けたことはもちろん大きな選択だったのですが、それから今も続けていることの方が大きな選択の連続だったなと思います。乃木坂46で本当に良かったなと思うんです。でもこの10年間、乃木坂46を辞めようと思うタイミングは何度もありました。最初は『おいでシャンプー』の頃。まだ2年目くらい。私にアイドルは向かないのかな、辞めた方がいいかな、って。でもスタッフさんに「何事も3年続けてみないと本質はわからない」ということを言われて、とりあえず3年は頑張ってみようと“続ける”を選択しました。どちらにしろ私にはあまり向いていないと思っていたので、20歳には絶対に辞めているだろうなと思っていたんです。でも気づいたら成人式を迎えていて(笑)。それはメンバー、スタッフさん、ファンの方々はもちろん、乃木坂46に関わっているすべてが私にすごく合っていて。居心地が良くて楽しかったからということなのですが、20歳になった頃、アイドルと舞台、どっちつかずになることが不安という私の真剣な相談に、スタッフさんも真正面から向き合ってくださって、その中で「乃木坂46でいろんな経験をしながら舞台などやりたいことに挑戦すればいい、両方やればいいじゃないか。生田ならどっちも手を抜かずにやりきれる、生田はそれができる人だと思う」という言葉が私に響きました。それで私は手を抜かずに両方やってやる、と火がついて“続ける”ことを選びました。私は今も乃木坂46にいます。それは決してネガティブではありません。ここまで続けてきて良かったなと特に思うのは、自分の活躍を楽しみにしてくれるファンの方がたくさんいてくださること。それもただたくさんいるとかそんな簡単な言葉では済ませられないほど、この10年間で築いてきた絆は深いと思っています。感謝しかありません。いつか自分が卒業したとしても、その方々に楽しんでもらえることはずっと続けていきたいと心から思います。自分を信じるには、いろいろな経験が必要で、学びも必要。簡単ではないと思いますが、グループにいる間に、たくさん考えてたくさん学んで、日々精進していきたいです。
(2021年4月4日『モデルプレス』)
これまでの大きな選択、さらにはその選択をして良かったか?という質問に対する回答。引用が長くなってしまったが、今までに乃木坂46を辞めようと思ったことや、仕事上での不安など、生田の偽らざる心境が率直に語られている。
舞台について
「本当にいろんな挑戦が詰まっていて、やりがいがありました」
「虹のプレリュード」にはチャレンジが必要な部分がたくさんあって、本格的な男装も初めて経験したし。歌も1人で1曲通して歌うことなんて、乃木坂にいたらあまりない経験じゃないですか。しかも歌い方も乃木坂とは違って、舞台では感情をメロディに乗せて歌うことが多いから、慣れなくてなかなかうまくいかなくて。それと今回は音楽院でのお話なのでピアノを生演奏するシーンもあるし、それも演技をしているときからまた気持ちを切り替えて弾かなくちゃいけないから大変です。あと、女になったり男になったりっていう早着替えのシーンがとにかく多いんですよ(笑)。それを20秒以内にやらなくちゃいけないから、そこも大きな課題だし。本当にいろんな挑戦が詰まっていて、やりがいがありました。
(2014年10月7日『音楽ナタリー』)
2014年10月2日~5日、東京・天王洲 銀河劇場において生田絵梨花初主演ミュージカル『虹のプレリュード』が上演された。上の発言はそのミュージカルをやり終えて「やりがいがあったのでは?」という質問に対する回答。
「やらせていただけることならなんでもやりたいという思いが強くて」
やらせていただけることならなんでもやりたいという思いが強くて。今は自分の道を絞ったりとか「これだけがやりたい」とか決めずに、いろいろ挑戦してみることが大事だと思っています。本当になんでもがんばりたいんです。その中でも舞台がすごく好きなので、将来的には舞台でちゃんと表現ができるような女優さんになりたいっていう思いがあって。あと、ピアノもずっと大事に続けてきてるので、それを生かせる場所で武器にできたらいいなと思いますし。歌も大好きだからミュージカルもやってみたいし……この先も音楽にはずっと携わっていきたいですね。
(2014年10月7日『音楽ナタリー』)
乃木坂46結成4年目に突入、ということで今後の目標を質問された時の回答。生田自身初のセンター曲『何度目の青空か?』のリリースや、自身初の主演ミュージカル『虹のプレリュード』上演直後ということもあり、これから先の活動に大いなる期待を抱いていることが伺える。
「やっぱり自分が好きでずっと憧れてきたステージだからこそ」
私、ずっとミュージカルをやりたかったんですけど、まさかこんなに早く、しかも自分が主演でやらせてもらえるなんて、決まったときは驚きしかなかったです。やっぱり自分が好きでずっと憧れてきたステージだからこそ、そこに立つのは緊張しますよね。だからカーテンコールの稽古でも、共演者の方々が立ってる中に自分が出て行くとなんか申し訳ないと思っちゃって、ついつい「すみません」とか言っちゃうんですよ(笑)。
(2014年10月7日『音楽ナタリー』)
2014年10月2日~5日、東京・天王洲 銀河劇場において生田絵梨花初主演ミュージカル『虹のプレリュード』が上演された。上の発言はその時の心境を語ったもの。
「自分はまだまだなんだと気付かされたことが一番大きかったです」
自分はまだまだなんだと気付かされたことが一番大きかったです。もちろん、アイドル活動では歌やダンスをやってますけど、舞台だと感情を乗せることの方が先だったりして、自分にはそれができないので一からすべて教えてもらうことになります。ゼロからのスタートというのが、自分としては大きな刺激でした。それから、ライブはお客さんと一緒に盛り上がるものですけど、舞台は私たちが出すエネルギーをお客さんが見てストーリーに入り込んでいくスタイルなので、そこに向けて集中力を注ぎ込んでいくというのは良い経験になりました。
(2015年1月7日『リアルサウンド』)
2014年10月2日~5日、東京・天王洲 銀河劇場において生田絵梨花初主演ミュージカル『虹のプレリュード』が上演された。上の発言はその初主演ミュージカルを終えての手応えを訊かれた時の回答。
「楽しむことを忘れずに頑張りたいと思っています」
初めて作品を観た小4ぐらいの時は、まだ自分があのステージに立つという想像は全くしていなくて、本当に雲の上のような存在でした。中学生ぐらいからコゼット役に心が動くようになって、私もいつか演じたいと思って声楽を習い始め、「夢」から「目標」にして取り組んできました。オーディションで特に印象に残っているのは、「本当に楽しそうに歌うね」と言ってもらったこと。これから勉強しなくてはいけないこと、プレッシャーもたくさんあると思いますが、楽しむことを忘れずに頑張りたいと思っています。
(2016年12月31日『SPICE』)
2017年5月から帝国劇場で上演されたミュージカル『レ・ミゼラブル』のオーディションを受けた際の模様を語っている。
「舞台を経験すればするほど甘い世界ではないと痛感しているので」
舞台を経験すればするほど甘い世界ではないと痛感しているので、舞台がある間は乃木坂46の活動を少し抑えてもらうようにしました。それをファンの方に寛容に受け止めていただけているのはありがたいし、それが感じられるからこそしっかり準備して舞台に立たなければと背中を押してもらっていますね。
(2018年3月7日『日経エンタテインメント! アイドルSpecial 2018春』)
ここでいう舞台とは勿論ミュージカルのこと。生田が乃木坂46に加入して、このインタビューが行われるまでに、『虹のプレリュード』、『リボンの騎士』、『ロミオ&ジュリエット』、『レ・ミゼラブル』と4つの舞台を経験。また乃木坂46加入前にも子役として『ココ・スマイル5~明日へのロックンロール~』、『アルプスの少女ハイジ』の舞台を経験。ミュージカルの舞台、乃木坂46というホームグランド、そしてファンとの関係。この3つがバランスよく結びつき、良い方向に進んでいたことを示唆している。
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目次 - Contents
- 生田絵梨花(いくたえりか)の概要
- アイドルについて
- 「思っていた以上にすごく踏ん張る力がいるなって」
- 「アイドルって本当に何でもやるんです」
- オーディションについて
- 「もともと興味は持ってなかったんですけど」
- 「芸能活動を始めることを反対されることはなかったですね」
- 「“いつか絶対にこの舞台に立ちたい!”と思っていました」
- 休業について
- 「進学準備のために力をつけることに集中したいなと思いました」
- 「自分の持っているパワーをいっぱい出せたらいいな」
- 「なんと言っても私は前作での活動を休んでいたから」
- 自分自身について
- 「でも……やっちゃう自分がいるんですよね」
- 「何をするにも全然抵抗がなくなりました」
- 「真面目だけではない部分もあったんですけど、なかなか出せませんでした」
- 「諦めずに最後までやるようになったのも、変わったところです」
- 「結局は、やっちゃうんですよね」
- 「だって世の中にかわいい子はいっぱい、いくらでもいるし」
- 「乃木坂46に入るまでが忙しかった」
- 「思っていることを素直に伝えたりするのは苦手な方でした」
- センターについて
- 「誰がセンターになってもその人がしっかり務められるんじゃないか」
- 「ギラギラとかチャカチャカとかしてない、さわやかな風を感じる楽曲」
- 卒業について
- 「アイドルっていつかは終わりが来るものなので」
- 「6年もやっていると別れも多くなってくるもので」
- 「これから違う場所で輝く姿を見られるのは嬉しいんです」
- 「なんか、言葉が出てこなくなっちゃって」
- 「これからはたくさん寄り道をしたいなと思っています」
- 乃木坂46について
- 「ほかのグループとは違った色を出したい」
- 「乃木坂“さん”、いつもスゴイなぁと思いながら見ています」
- 「これからどうやって今の人気を持続させていくのか?」
- 「私たち1期生はゼロから乃木坂を“縦”に伸ばすためのことを考えて実践してきました」
- 「見られ方を気にしないで自由にできるようになったかな」
- 「まだまだみんなで結束して上に登っていけるんじゃないかな」
- 「もともとグループに入ったときは、堅苦しい性格をしていたんです」
- 「やはりソーシャルディスタンスを保つのが大変でした!」
- 「自分にとっては“第一の家族”のように一緒にいると落ち着きます」
- 「私にアイドルは向かないのかな、辞めた方がいいかな、って」
- 舞台について
- 「本当にいろんな挑戦が詰まっていて、やりがいがありました」
- 「やらせていただけることならなんでもやりたいという思いが強くて」
- 「やっぱり自分が好きでずっと憧れてきたステージだからこそ」
- 「自分はまだまだなんだと気付かされたことが一番大きかったです」
- 「楽しむことを忘れずに頑張りたいと思っています」
- 「舞台を経験すればするほど甘い世界ではないと痛感しているので」
- 「モンスター級に歌のうまい方々に囲まれる日々なんです」
- 「こんな贈り物をいただいたからには信じて進もうという勇気にはすごく繋がりました」
- 人生の教訓
- 「いま自分がやっていることは、絶対にそのまま続けていった方がいいと思います」
- 「人はね、限界だと思ってからもうちょっといける」
- 「頑張って背筋を伸ばして座っていれば、誠意は見せられる」
- 「フワっと生きちゃダメよアンタそんなぁ!もっと毎日目標作って生きなきゃダメよ」
- 「失敗がわかること自体、成長している証拠だと思っている」
- 「一時的に頑張ることって意外とできるんですけど、それを続けることって本当に大変」
- 「体重は測らないです」
- 「小さい積み重ねがどこかで誰かとめぐり会うきっかけになるんじゃないか」
- 「あさってを見る」
- 「頑張りどきは必ずまた来る」
- 他のメンバーについて
- 「秋元真夏について:真夏はすごく頭いいなって思います」
- 「秋元真夏について:こんなにヘタクソな人いるんだ~」
- 「秋元真夏について:これからネタにしてやります(笑)」
- 「生駒里奈について:あと、すごいフォトジェニック」
- 「生駒里奈について:お互いにないところをツッコミ合いながらやってきた感じがします」
- 「生駒里奈について:逆に旅立つときは安心したんです」
- 「高山一実について:そのポジピースパワーすごいなーって思います」
- 「高山一実について:人が普通やらないことをしていた」
- 「高山一実について:頭が良いから、そういうのでみんなを罠にはめていきそうだなって」
- 「星野みなみについて:みなみは天性のアイドルだと思う」
- 「星野みなみについて:みなみが笑うと、みんなも幸せな気持ちになる」
- 「松井玲奈について:あんな人にならなければと思わせてくれる存在です」
- 「松村沙友里について:当時はお互い落ち込むことも多い時期だった」
- 「松村沙友里について:あの人は怖い女ですよ、本当に(笑)」
- 卒業していくメンバーへ
- 「橋本奈々未へ:もう聞けないね」
- 「生駒里奈へ:本当に誰もが尊敬するパフォーマンス力だったり表現だったりを爆発させてほしい」
- 「白石麻衣へ: 5月までベタベタしたいと思います」
- 「白石麻衣へ:今までもこれからもずっとまいやん大好きです」
- 卒業スピーチ
- 「こんな温かい人たちに囲まれて、私は10年間幸せに過ごすことができました」
- 「これからは私も「乃木中」を観ながら皆さんのことを応援したいと思います」
- その他
- 「最近は”変人”って言われることのほうが多い」
- 「くるぶし3個で生活しなきゃいけない」
- 「私とまいやんでなあちゃんに変顔したりとか何かしでかして笑わせる」