トラウマ確実だけど深い意味を持った合唱曲まとめ!「消えた八月」など
ここでは学生の合唱コンクールなどで聞くこともある、「怖い合唱曲」を紹介する。交通事故の怖さを描いた「チコタン」や、原爆の恐ろしさを語る「消えた八月」など、ショッキングだが大切なメッセージの込められた曲が多い。
●チコタン
主に関西圏や昭和後期の児童にトラウマを与えた児童曲(組曲)。蓬莱泰三作詞、南安雄作曲。交通安全の啓発曲として名高い。
出典: dic.nicovideo.jp
当時急激に増えていた交通事故の恐ろしさを伝えるために作られました。学校のコンクールでよく使われたことと、その内容から知る人ぞ知る、とてつもない歌として知られています。
結論から言ってしまおう。チコタンは超バッドエンディングで幕を閉じる曲である。
出典: rocketnews24.com
1番から4番までは、少年と少女(チコタン)との可愛らしい恋愛のお話なのですが、最後の5番に入ると、話は急展開を迎えます。
チコタン、トラウマになりそう。。。
— 西川ミネンコ (@kokokandeeeee) 2015.06.04 10:38
「チコタン」を小学生が歌っているのか
— キッコーマン (@san931796) 2015.05.13 01:22
●消えた八月
出典: www.youtube.com
原爆の悲劇を歌った
原爆によって亡くなってしまった人たちの歌です。
僕は壁に溶けた、とか僕は影になった、君は物になった。
とか怖い歌でした…
出典: girlschannel.net
コンクールで課題曲になることも多いようです。
久々に消えた八月聞くと懐かしく感じる。あの頃が
— 。 (@Z6she8dbi8sHQqj) May 31, 2015
しかしすべては消えた
— 合唱曲bot (@gashokyoku_bot) June 4, 2015
熱い風と毒された空気の中で
血の一滴すら流すことなく
僕は影になった
君は物になった
故郷に 黒い雨が降る
熱い光の中で
僕は一枚の絵になった
熱い風の中で
君はひとつの石像になった
(消えた八月)
●オデコのこいつ
ある日男の子のオデコの中に一人の黒人の子が住み着いてしまいました。やせ細ってお腹だけ大きいその子は「ビアフラ」という言葉だけ伝えます。
作詞家、作曲歌はチコタンと同じです。彼らは非常にメッセージ性のある歌を作っていました。この曲もそのうちの一つです。
男の子が戦争と飢餓を追体験していくストーリー仕立てになっています。
アフリカのビアフラ共和国の戦禍による飢と病気、死の悲惨さを子供の目を通して描いた作品です。