ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク（BLEACH）の徹底解説・考察まとめ

ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク（ネル・トゥ）のプロフィール・人物像

性別：女性
年齢：不明
誕生日：4月24日
身長：176㎝
体重：63㎏
肩書：破面・No.3（アランカル・トレス）／第3十刃（トレス・エスパーダ）
司る死の形：不明

CV：金田朋子

ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンクとは、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『BLEACH』の登場人物で、破面（アランカル）の中でも高い戦闘能力を有する十刃（エスパーダ）の元メンバー。十刃は殺戮能力の高さから小さい順に番号を与えられ、ネリエルは元々第3十刃を務めていた。司る死の形については不明。背中にNo.3を表す3の刻印が刻まれている。
ネリエルが第3十刃を務めていた頃、ネリエルは当時第8十刃（現・第5十刃）のノイトラ・ジルガの強さを圧倒するほどであったが、ノイトラはこれを良く思っておらず、ネリエルを恨んでいた。一方ネリエルは、第3十刃の強さを持ちながらも、戦闘をあまり好んでいなかった。強いにも関わらず、戦いを好まないネリエルを恨むノイトラは、ネリエルがいなくなった隙に、ネリエルの従属官（フラシオン）であるドンドチャッカ、ペッシェの破面の仮面を無理やり引きはがす。さらにノイトラは、当時十刃落ち（プリバロン・エスパーダ）（現・第8十刃）のザエルアポロ・グランツと協力し、ネリエルの仮面を割り、ネリエルは十刃であった頃の記憶を無くして地位を失った。仮面を割られてからは幼児の姿となり、同じく仮面を割られた従属官のドンドチャッカ、ペッシェと共に虚圏で生活していた。その後、虚圏に訪れた一護らと共に行動していたが、一護の窮地を救うために力と記憶を取り戻し、元第3十刃としての力を解放して戦う。
破面篇以降は、千年血戦篇でグリムジョー・ジャガージャックと共に再登場した。浦原喜助の開発した腕輪により、自由に子どもと大人の姿を変えれるようになっており、登場してすぐに一護に抱きついていた。以降は浦原、グリムジョーと共に行動していたが、星十字騎士団（シュテルンリッター）との戦闘は無く、原作では以降登場していない。

ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク（ネル・トゥ）の能力・帰刃（レスレクシオン）：羚騎士（ガミューサ）

大人のネリエルが刀剣解放・帰刃した状態。帰刃の際の解号は、「謳え 羚騎士」。ケンタウロスのような姿になり、大きな槍を持つ。

ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク（ネル・トゥ）の必殺技

重奏虚閃（セロ・ドーブル）

相手の虚閃（セロ）を吸収し、自分の虚閃を含んで放出する技。記憶と能力を取り戻して大人の姿になった際、ノイトラの虚閃を吸収して、自分の虚閃を上乗せして放った。
子ども姿のネルも、相手の虚閃を吸収して放出するシーンが見られ、この技の片鱗が垣間見えた。

翠の射槍（ランサドール・ヴェルデ）

帰刃した状態で大きな槍を投げて相手を貫く技。原作ではノイトラに止められてしまい、すぐに子どもの姿に戻ってしまったため、それ以来登場していない。

ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク（ネル・トゥ）の来歴・活躍

破面篇

ネリエルはドンドチャッカ、ペッシェと共に、虚圏に侵入した一護、石田雨竜、茶渡泰虎の前に初めて登場した。ノイトラに仮面を割られてから記憶を失っていたため素性は明かさなかったが、子どもの姿かつネルという名前で一護達と共に行動をしていた。
一護が傷ついた時には、自身の唾液に治癒能力があることを認識しており、唾液をかけて治癒した。十刃の称号を剥奪された十刃落ちのドルドーニと一護が戦闘になった際、ドルドーニの虚閃を吸収して自身の虚閃を上乗せする重奏虚閃（セロ・ドーブル）を繰り出していた。ドルドーニに勝利した一護とネルは、十刃や藍染たちが住まう虚夜宮（ラスノーチェス）をさらに進む。
そして攫われた織姫と共に、第6十刃（セスタ・エスパーダ）のグリムジョー・ジャガージャックが現れ、一護と戦闘になる。虚化と卍解を使用し、満身創痍の状態でグリムジョーに勝利した一護を見守る織姫とネルであったが、次に第3十刃のノイトラ・ジルガが現れる。負傷した一護にノイトラが襲い掛かり、さらに一護はダメージを負う。目の前で負傷する一護を目の当たりにしたネルは、一護を守りたいという想いから力を取り戻し、大人の姿に戻ってノイトラの前に立ちはだかる。
ネリエルは破面（アランカル）の中でも高い戦闘能力を有する十刃（エスパーダ）の元メンバー。十刃は殺戮能力の高さから小さい順に番号を与えられ、ネリエルは元々第3十刃を務めていた。背中にNo.3を表す3の刻印が刻まれている。ネリエルが第3十刃を務めていた頃、ネリエルは当時第8十刃（現・第5十刃）のノイトラ・ジルガの強さを圧倒するほどであったが、ノイトラはこれを良く思っておらず、ネリエルを恨んでいた。一方ネリエルは、第3十刃の強さを持ちながらも、戦闘をあまり好んでいなかった。強いにも関わらず、戦いを好まないネリエルを恨むノイトラは、ネリエルがいなくなった隙に、ネリエルの従属官であるドンドチャッカ、ペッシェの破面の仮面を無理やり引きはがす。ノイトラは当時十刃落ち（現・第8十刃）のザエルアポロ・グランツと協力し、ネリエルの仮面を割り、ネリエルは十刃であった頃の記憶を無くして地位を失っていた。
過去の記憶と能力を取り戻したネリエルは、これまで一護が自分を守ってくれたことに感謝し、ノイトラと戦う。帰刃による能力解放を行い、ノイトラを圧倒するネリエルであったが、ノイトラにとどめを刺す寸前で子どもに戻ってしまい、ノイトラに蹴りを入れられ戦闘から離脱する。なお、その後は虚圏にやって来た護廷十三隊・十一番隊隊長の更木剣八がノイトラと戦い、剣八が勝利する。戦闘から離脱して子どもの姿になったネルは、目の前で剣八に斬られるノイトラを見て、「ノイトラ」と心配そうにつぶやく。以降、破面篇では登場しない。

千年血戦篇

千年血戦篇では、現世にいる一護に助けを求めてペッシェと共に虚圏からやってきた。破面篇以降、虚圏を統治していたハリベルが捕らえられ、ユーハバッハが率いる見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）に虚圏を乗っ取られてしまったからである。また、ドンドチャッカも捕らえられていることを聞き、浦原喜助、黒崎一護、茶渡泰虎、井上織姫はドンドチャッカを助けるため、、また虚圏で何が起こっているかを確認するため、虚圏へと向かう。虚圏にて指揮を執っていたのは、見えざる帝国に所属する滅却師（クインシー）の1人、キルゲ・オピーであり、キルゲに出くわした一護は戦闘になる。この時、ネリエルは虚圏に残り、物語後半になるまで登場しない。

そして物語後半、霊王宮に侵攻してきたユーハバッハを止めるため、ネリエルは再登場する。再登場した際、ネリエルは元・十刃のグリムジョー・ジャガージャックと共に一護たちの前に現れる。ネリエルとグリムジョーは、浦原に連れられ、ユーハバッハらを討つために共闘することになる。この時、ネリエルは大人の姿で登場するが、浦原が開発した腕輪によって子どもと大人の姿を行き来できるようになったことを一護に説明している。
浦原と共に行動するネリエルとグリムジョーであったが、3人の前に見えざる帝国のアスキン・ナックルヴァールが現れる。アスキンと浦原、グリムジョーが戦う中、ネリエルは一緒には戦わず、戦いの外から見守る。浦原、グリムジョーはアスキンに勝利するが、最期の力を振り絞って攻撃を仕掛けてきたアスキンの技に閉じ込められてしまう。外から見守っていたネリエルは、一護と一緒に行動したかったと独り言をつぶやきながら、アスキンの技の中に飛び込み、浦原やグリムジョーを助けに行く。以降、ネリエルは原作では登場せず、千年血戦篇は完結する。

ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク（ネル・トゥ）の関連人物・キャラクター

ドンドチャッカ・ビルスタン

ネリエルの従属官を務める破面。十刃のノイトラに仮面を剥がされてしまうが、剥がされる前の顔は登場していない。ノイトラに仮面を剥がされたネリエルを守ることを最後の使命とし、ペッシェと共にネリエルと生活していた。子どものネリエルを守るために鍛錬もかかさず、ペッシェとの合体技・融合虚閃（セロ・シンクレティコ）を繰り出すことができる。