銃夢(木城ゆきと)のネタバレ解説・考察まとめ

『銃夢(がんむ)』とは木城ゆきと原作のSFサイボーグ格闘漫画。集英社の雑誌「ビジネスジャンプ」で1991年3号から連載された。その独特な世界観が人気となり、OVA化、そして続編や前日譚も描かれた。作品の人気は衰えず、ゲームや小説化もされ、2019年にはハリウッドで実写映画化された。全身サイボーグの少女ガリィが、「機甲術(パンツァークンスト)」と呼ばれる格闘術を駆使して、様々な敵と戦う姿が描かれている。

サラ

ザパンの恋人。自己犠牲精神により人々にボランティアを行っている。恐怖に駆られたザパンに誤って殺されてしまう。

マードック

サラの父親で娘を殺したザパンを追う。4頭のサイボーグ犬ラウド、グローリー、ウィナー、フューリーを使って賞金稼ぎをしている。自らザパンを仕留めた後はコヨミを可愛がる好々爺となっているが、暴走したザパンが現れた時には再度鬼のような表情を見せた。

フューリー

マードックの従えるサイボーグ犬の1頭。暴走したザパンによりほかの3頭はやられてしまい、生き残ったのはフューリーのみ。ザパンの騒動の後はコヨミを守るためにそばに居続ける。両耳はブレードになっていて対象を切り裂く。ガリィのレプリカであるGR2を倒す。

ディスティ・ノヴァ

この作品のキーパーソンのひとり。業子力学という独自の学問を確立したマッドサイエンティスト。人の「業(カルマ)」を克服することを研究している。ガリィに興味を抱き、研究のために執拗にガリィを追い詰めたり、助けたりする。またナノマシンの第一人者でもあり、自身で創造した独自のナノマシンを身体に仕込んであり、生半可な外傷ではまず死ぬことはないうえに再生できる。大好物はプリン。

バザルド

知能は低いが、ノヴァ博士の忠実な下僕。怪力で罪悪感というものは持ち合わせていない。ナノマシンにより、受けた傷はすぐに回復する。

イーライ

ノヴァ博士の助手にして用心棒。「肉の苦痛(いたみ)も快楽(よろこび)もないのでは生きる意味も理由もありませんわね。」や「我は肉なり、肉こそすべて」という発言からも分かるように極端な快楽主義の持ち主。水圧コンバーターを使ってなんでも切り裂く。

TUNED編

ビゴット・アイゼンバーグ

ザレムの地上監察局、略して「G.I.B」の局長。TUNEDを開発して地上の反乱分子を鎮圧・制圧する。ザレムの脅威となるディスティ・ノヴァ博士の捕獲も重要任務として、ガリィに博士を追わせる。「ザレム人の秘密」を知り発狂してしまう。

Dr.ラッセル(どくたー・らっせる)

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