リナリー・リー(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ

リナリー・リーとは、『D.Gray-man』の登場人物であり、本作のヒロインにあたる黒の教団のエクソシスト。主人公アレンにとって大切な女性でもある。両親をAKUMAに殺された後、イノセンスの適合者だということがわかり強制的に教団に入団させられた。入団直後は教団による監禁で精神的・肉体的にボロボロになっていたが、リナリーを追って科学者として入団した兄のコムイ・リーのおかげで立ち直り、AKUMAと戦うエクソシストとしての道を生きるようになった。

リナリー・リーの来歴・活躍

約6歳頃、両親をAKUMAに殺され孤児だったリナリーは、イノセンスの適合者として教団に強制連行される。
入団後はエクソシストとして育てられていたが、幼いながら唯一の肉親であるコムイと引き離され、自由もない教団での生活は苦痛そのものだった。そのうち逃走を繰り返すようになり、最終的に監禁されるようになった。”家に帰りたい”とどんなに願っても、数少ないエクソシストだからという理由で家に帰されることはなかった。何をしでかすかわからない為、手足を縛られたりするなどされ、精神的・肉体的にボロボロになっていった。この監禁にヴァチカン中央庁特別監査役・長官であるマルコム=C=ルベリエが関わっていたことから、リナリーはルベリエ長官のことを恐れている。また、両親が殺される前の記憶は一切ない。
入団してから3年の月日が経った約10歳頃、リナリーの為に科学者・「科学班室長」として教団に入団してきたコムイと再会。それによって回復していったリナリーは、自分の為に何もかもを捨てて教団に入ってくれたコムイの為に戦うことを決意し、エクソシストとして生きていくようになるのだった。

巻き戻しの街

ミランダのイノセンスについて話すリナリー(左)とアレン(右)

物語開始時16歳になっていたリナリーは、教団に入団してきた主人公アレンと出会い、教団内部を案内。これが2人の出会いであった。
アレンが入団してから3か月経った頃、リナリーと任務で訪れたのが「巻き戻しの街」と呼ばれる奇怪が発生する土地だった。そこは外部から出入りすることが出来なくなっており、10月9日で時間が止まってしまっていた。しかし、”もしこれがイノセンスによる奇怪であれば、エクソシストなら街に入ることが出来るかもしれない”というコムイの推測があたり、2人はこの街へ入っていく。そして、ミランダというこの街の奇怪に唯一気がついている女性と出会う。その後、アレンとリナリーはミランダに目をつけ始めたAKUMA達と戦うこととなった。
ミランダが所持していた古時計がイノセンスであると気づいた2人は、どうにか10月9日が終わり元の日常に戻る方法を模索する。そこで、ミランダが100回目の失業をして「明日なんか来なくていい」と言った願いを、イノセンスが叶えてしまっていることに気づく。
ところが、明日が来るように戻す方法がわからない一同の前に、ノアの一族の一人、ロード=キャメロットが現れる。ロードに捕まってしまったアレンとリナリーは、ミランダのイノセンスによる傷の回復を受けながら必死に戦った。この時、AKUMAの自爆を見せられたアレンは、自爆すれば魂が消滅してしまうことから、自爆の爆発に飛び込みAKUMAを助けようとした。だが、感情的になっていたアレンは自分を爆発から守ろうとしてくれたリナリーに「何故助けた!」と怒鳴ってしまい、後にリナリーがアレンを避ける発端となった。
ロードはその後姿を消し、AKUMAも無事退治することに成功。アレンとリナリーに「ありがとう」と言ってもらえたミランダは精神的に回復し、「巻き戻しの街」の奇怪も解決した。
そして、リナリーとアレンは仲直りをし、以前より互いを理解しあうのだった。

レベル3のAKUMA・エシとの戦い

5人しかいないエクソシスト元帥の一人であるクロス・マリアンを捜索するため集められたクロス部隊には、アレン、リナリー、裏歴史を記録するブックマン、そしてブックマン後継者であるラビなどが参加していた。一同は、クロスが向かった日本・江戸を目指す。
その道中で咎落ち(イノセンス適合者ではない者が無理矢理イノセンスと交わった時、または適合者がイノセンスを裏切るような行為をした場合に発生する拒否反応)したエクソシスト、スーマン・ダークを救済しようとする。しかし、そこに現れたノアの一族のティキ・ミックとの戦いによってアレンは戦闘不能となり、教団へ戻される。アレンの代わりに新人エクソシストであるミランダが配属され、中国で出会ったクロスの愛人・アニタに手配してもらった船に乗った一同は、航海中AKUMAの襲撃を食らう。その中には「日本人絵師の魂から造られた」、エシという名前のレベル3のAKUMAも存在していた。

エシと戦うも怪我を負ってしまったラビ、ブックマンの代わりに戦うこととなったリナリー。ラビとブックマンは、時間停止(リカバリー/ミランダの対AKUMA武器の能力。範囲内の傷や怪我を一時的に吸収できるが、範囲外に出ると傷が戻る)の影響を受けている為、船から離れることが出来ず、リナリーが一人で戦うことになった。エシの能力・「重力操作」の力を受けて、持ち前の黒い靴の速さを出せなくなったリナリーは、水中にどんどん沈んでいってしまった。そんな苦痛の中、リナリーはアレンと話した時のことを思い出す。
自分にとって仲間こそが「世界」であり、その「世界」の為に戦っていると告白したリナリーは、”仲間が死んでしまったら自分も滅んでしまう”と思っていた。そして、アレンとの記憶から仲間の為であれば戦えるという気持ちを思い出したリナリーは、イノセンスのシンクロ値が低いまま強制解放を行うのだった。
エシの重力を利用し、「第2解放:"繫累" 失墜の踏技『鉄枷』」でエシを破壊することに成功。しかし、共倒れになってしまったリナリーは、水中に落とされる。だが、イノセンス自らが結晶化し彼女の体を助けていた。その結晶をクロスによって改造されたAKUMA(通称:ちょめ助)が船まで運んできてくれた。このイノセンスの結晶化は今まで類を見ないものだった為、リナリーがイノセンスの心臓ともいえる「ハート」と呼ばれる存在なのではないか、という疑惑が発生したのがこの時であった。
その後、ちょめ助よりクロスは死んでいないと伝えられた一同は、ちょめ助に航海の手助けをしてもらいながら、日本・江戸へと向かうのだった。

ノアの方舟

江戸に着いた一同は、他の部隊と合流しつつ、世界を終幕へ導こうと企む千年伯爵やノアの一族、大量のAKUMAと戦うこととなる。
そのうち、伯爵側からも「ハート」かもしれないと思われていたリナリーが、伯爵の所有する「ノアの方舟」に吸い込まれてしまう。
リナリーを助けようとしたエクソシスト達何名かは道連れとして方舟に入り込んでしまった。そして、そこにいたティキから”方舟が崩れ去る前にロードが作った空間移動できる扉を通れば帰ることができる”という説明を受けた一同は、頂上の扉を目指して進んでいくのであった。
エシとの戦闘によって負傷し、イノセンスが使えなくなってしまっていたリナリーは、復活して戦えるようになったアレン、神田、クロウリー(吸血鬼のような歯の対AKUMA武器を持つエクソシスト)などの力を借りて探索。リナリーは方舟内で戦うことが出来ず、戦いに負けてみんなが死んでしまう姿を想像したりしてしまっていた。一人につき一人のノアと戦いながら頂上を目指し、道中神田とクロウリーを置いていったため安否もわからないまま、最後の部屋でティキとロードに再会。覚醒したティキやロードの”夢”の能力によって徐々に追い詰められていったアレンとラビ。
しかし、ラビはロードの”夢”の試練に打ち勝ち、方舟の生成工場の破壊任務できていたクロスがティキをひん死の状態まで追い込んだことによって、無事助かるのだった。
その後、クロスの説明を受けたアレンは、自分が「奏者の資格」を持っていることを知る。資格を持つアレンが方舟の中枢でピアノを弾いたことによって、時空の狭間に吸収されかけた仲間や街が戻っていき、神田やクロウリーと再会した。アレンがピアノを弾いて方舟の空間移動能力を使用し、全員生存したまま教団へ帰還できたのだった。

教団本部襲撃と新たな黒い靴

レベル4と戦うリナリー(奥)とアレン(手前)

方舟で採取した生成工場の卵(ダークマターを生成する核)を奪還しようと教団本部を襲撃してきたノアの一族達。沢山のAKUMAと共に訪れたノアの一族、ルル=ベルによって教団は苦戦を強いられる。
使用出来なくなっていたリナリーのイノセンスは、結晶化した際に強力になってしまい、再度適合する際には覚悟が必要な状態であった。教団の為にイノセンスと適合し、「コムイを守れるなら死んでもいい」とさえ思っていたリナリーに、「ここにいてくれ お願いだから」と伝えるコムイ。それを聞いたリナリーは、適合することを踏みとどまり、同じく戦えない状態のラビとともに部屋で待機することになった。
アレン、科学班、元帥までもが戦闘に参加。仲間を失いながら戦っていたが、ついにレベル4のAKUMAが誕生してしまう。そんな状況の中、次々に倒れていく仲間達を前に、ルベリエ長官がリナリーの元を訪れる。この教団本部から撤退することになったが、その前に、結晶化したリナリーのイノセンスであればレベル4を倒すことが出来るかもしれないとリナリーを叱責したルベリエ長官。この言葉を聞いたリナリーは、自分の為に何もかもを捨ててくれたコムイの為に、イノセンスと適合することを決意するのだった。
レベル4の攻撃を受けながら、死ぬかもしれないという恐怖と大切な人を守るために戦いたいという思いを胸にイノセンスを飲み込んだ。すると、リナリーの血液から武器が生成され黒い靴が出現。強い思いによってイノセンスとの適合に成功する。
新たな黒い靴を使用したリナリーと、アレン、クロス達はレベル4を攻撃していく。クロスの対AKUMA武器の力も相まり、アレン、リナリーの合わせ技によってレベル4を粉々に破壊した。
そして、ボロボロになった教団員たちは仲間の死を悲しみながらも、安堵の声をあげたのだった。
後日、この事態によって教団本部が激しい損傷を受けたことから、移転作業が行われることとなった。

アレンとの別れと神田との再会

アレン(手前)に抱きしめられるリナリー(奥)

ある日、神田とともに造られた人造使徒・アルマが復活し、千年伯爵と一緒に教団を襲った。その戦いによって、14番目(ノアを裏切ったノアの一族、ネア)の記憶(メモリー)の覚醒が本格的に始まり、隔離されるようになったアレン。
そんな彼の元に、「心臓」ともいえる特別なイノセンス・「ハート」を守る為にだけ存在し、自立型イノセンスであるアポクリフォスが現れる。アポクリフォスは、14番目の覚醒から”アレンの自我”を守るために合体を迫るが、アレンはそれを拒否する。そこに、アレンを心配してやってきたロードとティキも参加し、むりやり合体を迫るアポクリフォスから逃れることに成功した。しかし、この件によってアレンは教団より”ノア”として識別されるようになってしまう。リナリーは、この知らせを聞いてすぐにアレンの後を追うのだった。
ノアと逃げることを嫌がっていたが、ティキから叱咤されたことによって考えを改め、ノアとも教団ともかかわらずに生きていこうと決意したアレン。そんな彼の元に辿り着いたリナリーは、アレンから「何があっても僕はエクソシストだ」と伝えられる。
そして、リナリーは引き留めることもできず、大切な人であるアレンに抱きしめられ、笑顔で去っていく彼を涙ながらに見送るのだった。

しばらくしてから、フランス・プロヴァンスにて、エクソシストであるノイズ・マリと任務に訪れたリナリー。マリは、アレンを追ってやめていく科学班メンバー・ジョニーの話や、いなくなってしまった仲間達との絆はなくならない、とリナリーを励ます。そうして今はどこにいるかわからない仲間達の話をしていると、見覚えのある人物をみかける。それは、アルマとともに逃亡したはずの神田ユウであった。
久しぶりの再会に感嘆し、黒の教団・アジア支部に戻ってきたリナリーは、神田の新たな決意を聞く。そして、そこで結晶化した自らのイノセンスを飲み込もうとした神田を、”本当に適合していいのか”と、リナリーが引き留める。しかし、「今度こそ神田ユウとしてエクソシストになる」と告げた神田は、リナリーの掌で液体化したイノセンスを飲み込み、適合するのだった。
その後、神田は教団からいなくなったアレンとジョニーを追って逃亡。事情を知っていたリナリーとマリは、コムイ達に行方をしつこく聞かれつつ、神田やジョニー達の無事を祈るのであった。

リナリー・リーの関連人物・キャラクター

アレン・ウォーカー

CV:小林沙苗(第1期)、村瀬歩(第2期)

黒の教団のエクソシスト。年齢は、初期15歳→16歳。対AKUMA武器は寄生型である「神ノ道化(クラウン・クラウン)」。
クロスに指示されて教団に入団してきたアレンに、教団内部を案内したのがリナリーだった。リナリーは、一つ年下で自己犠牲的なところのあるアレンを心配していることが多い。また、犬猿の仲である神田とアレンが喧嘩をし始めた時には、リナリーが仲裁役を務めている。
物語開始からそこまで時間が経過していない、日本・江戸に向かう航海中、レベル3であるAKUMA・エシと戦っていたリナリーは、アレンと過去に交わした会話を思い出していた。この記憶の中でリナリーがアレンに抱きついていたことや、アレンの好きな女性のタイプが「料理上手な人」であることから、長い間一緒にいたわけではないがお互いが大切な存在のようである。さらに、アレンがリナリーのことを「可愛い」と思っている様子がたびたび描かれている。
しかし、この件がイノセンスのなんらかの特性を表しているという説も存在する。アレンとリナリー、2人のイノセンスだけ他のエクソシストと違って適合者の命を救っている。その為、2人がお互い好意を持っているのは、イノセンス同士に何らかの深いつながりがあるからではないか、とも考えられている。
アレンの14番目の覚醒が始まって教団から出て行くことを決めた時、アレンを探して追いかけてきたリナリーと遭遇。”教団は大好きだけど出て行く”と言ったアレンはリナリーを抱きしめ、その後、リナリーは涙ながらに去っていくアレンを見送った。

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コムイ・リー

CV:小西克幸(第1作)、井上剛(第2作)

黒の教団本部の室長(サポート側の最高権力者)および科学者。年齢は、初期29歳→30歳。リナリーの兄。
室長という立場の人物とは思えないほどフレンドリーで気まぐれなところのある性格で、科学班のメンバーやリナリーはたびたびコムイに振り回されている。そんな性格だが、リナリーが当時10歳でコムイが23歳だった頃、教団に入団して室長になったほどの天才科学者でもある。教団の頭脳と言ってもよく、科学班やエクソシスト達に指示を出したり、冷静な判断を下していることもある。日々業務に追われて休むこともままならない科学者達の為に、「コムリン」と呼ばれるロボットを2回作ったことがあるが、最終的に暴走して結局科学者達の仕事を増やしてしまっていた。そんなトラブルメーカーの節があることから、部下からは「99%の信頼と1%の殺意」を抱かれている。
妹であるリナリーに対しては、大切に思うあまりシスコン気味であり、仕事をサボって寝ているコムイを起こす時は「リナリーが結婚しちゃいますよ」という言葉でしか起きない。リナリーが一時的に戦えなくなった後、再度イノセンスを適合させようとした時には、彼女の身を案じるあまり閉じ込めて守ろうとしていた。再度イノセンスと適合すれば生死が危うくなる状況でも、リナリーがコムイに対して「行ってきます 兄さん」と言っていることから、リナリーがエクソシストとして戦う一番の理由はコムイの為であることがうかがえる。

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