神田ユウ(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ
神田ユウとは、『D.Gray-man』の登場人物であり、黒の教団のエクソシスト。教団が過去に行った「第二使徒(セカンドエクソシスト)計画」によって誕生した人造使徒。主人公アレンが自身の師匠であるクロス・マリアン以外で初めて会ったエクソシストが神田である。初登場時から神田とアレンはそりが合わず犬猿の仲であったが、「第二使徒計画」で神田と共に造られたアルマが復活した際に、アレンが共に戦い2人のサポートをしてくれたことで和解した。以降は教団から追われる身になったアレンを支える親友的存在になる。
五幻・裂閃爪(ゴゲン・レッセンソウ)
刀を振ると青い光の雷のようなものが発生する。アルマ=カルマとの戦いで使用。
第二使徒(セカンドエクソシスト)としての身体能力
神田は9年前まで教団で行われていた残酷な実験「第二使徒計画」において誕生した、人造使徒である。
この計画によって作られた者のことを「第二使徒(セカンドエクソシスト)」と呼ぶ。第二使徒は「人造使徒」とも呼ばれている。
「第二使徒計画」では人工的にエクソシストを造っていたため、通常の人間では持ちえない能力を持っている。特筆すべき能力は治癒能力についてである。第二使徒は再生能力の含まれている呪符を左胸部分に埋め込まれていて、これが埋め込まれていることによって驚異的な治癒能力を発揮する。大抵の怪我や傷は瞬時に治すことが出来るし、さらに大きな怪我でも2~3日程度で治ってしまう。実際、アレンと 「マテールの亡霊」任務で向かったイタリア・マテールにおいて、戦闘後に入院するほどの大怪我を負い、医者から全治5か月と言われたにも関わらず、約3日ほどで傷跡すら見えない状態まで回復していた。
また、自身の傷の治癒が早いだけでなく神田の血液自体にも治癒能力が宿っていて、怪我人に神田の血液を飲ませると煙のようなものが発生し、飲んだ者の傷を治すことができる。
ただし、六幻と同じようにこの治癒能力にも代償があり、自身や他人を治すごとに命を消耗している。そのため、傷を治せば治すほど、寿命が縮まっていく。
神田ユウの来歴・活躍
第二使徒(セカンドエクソシスト)計画
被検体YU(ユウ)として誕生
神田は、黒の教団「亜(アジア)支部・第6研究所」で9年前まで行われていた「第二使徒(セカンドエクソシスト)計画」によって、人工的に造られた「人造使徒」であった。
当時の被検体名は「YU(ユウ)」である。
目覚めてからすぐに、先に誕生していた「Alma(アルマ)」と出会う。明るく勉強熱心な性格のアルマはユウと仲良くしたかったが、警戒心が強かったユウはアルマを毛嫌いし、2人はなかなか仲良くなれなかった。また、ユウは、生まれた理由も生きる理由もすべて用意されているこの世界を「御戸代(みとしろ)の世界」だと嘆き、そんな世界で誰かと仲良くするなんて考えられなかったようである。
第二使徒計画では、誕生した時すでにエクソシストであったわけではなく、エクソシストになれる可能性が高い条件の人間を人工的に造り、その人間に後天的にイノセンスを適合させてエクソシストにさせるという実験だった。この計画では千年伯爵との戦争に勝つことを第一の目的としていたため、ユウやアルマは日々イノセンスに適合するための「同調(シンクロ)テスト」を受けていた。「同調テスト」とは、イノセンスに適合させるために体内にイノセンスの力を電流のように流すテストであり、体中傷だらけで心臓停止しても行われる惨いテストであった。教団の科学者達は、沢山の被検体の中で今まで咎落ち(適合者でないものが無理矢理イノセンスと交わろうとすると起きる拒否反応)しなかったのは第二使徒だけだといい、ユウとアルマは何度も何度も繰り返しテストを受けさせられていた。
アルマとの友情
何度も同調テストを受け続ける苦痛から、ユウは「もう一度眠ってしまいたい」と思うほど苦しんでいた。そんな風に苦しんでいたある日、まだ目覚めていない人造使徒達が眠る水たまりのような穴が沢山ある部屋で、ユウは幽霊のような煙の状態で歩く、知らない女性を見かける。その女性を追いかけようとした時、ユウは水たまりの穴へと落ちてしまう。しかしその時、たまたま同じ部屋で読書をしていたアルマが溺れかけているユウを発見し助けてくれた。初めてまともに会話をした2人だったが、ユウはアルマの冗談が気に食わず口喧嘩になり、そのまま取っ組み合いの喧嘩まで発展した。2人は喧嘩をしてみたものの、同調テストばかり受けさせられていたため全身傷だらけで体力がきれて倒れてしまい、休戦することにした。いがみ合って真面目に喧嘩をしていたはずなのに疲れて休戦になった、ということがだんだん面白くなってきた2人は、互いに笑いがこらえられなくなり一緒に爆笑。このことがキッカケで2人の間に信頼関係が芽生え、この日から、ユウとアルマは仲良くなっていった。
本体の記憶
ユウとアルマは友達にはなれたが、問題なのはユウの幻覚だった。ユウはそれから、前に見た一回だけでなく、一人称視点で沢山の蓮の花に囲まれている景色を見たり、そこで以前みた女性が話しかけてくるという情景を見るようになった。そして、その幻覚を見るようになったユウはある日倒れてしまい、科学者たちは幻覚が今後も発生し続ければ正気を失うと判断し、ユウを凍結処分することに決定した。ユウが倒れたことを心配して盗み聞きしていたアルマは、やっと友達になれたユウを失いたくなったため、ユウを連れ去り逃亡。しかし、教団の上の存在であるヴァチカン中央庁の戦闘部隊・鴉たちに足止めをくらう。助けようとしたアルマに用水路に投げ飛ばされたユウは、アジア支部北地区まで流される。そこで、戦争から帰還して両目を負傷したエクソシスト、ノイズ・マリと出会う。ユウはマリと出会った時に、以前嗅いだことのある匂いに気づく。それは、血と死臭の匂いだった。
ユウはその匂いがトリガーとなり、深い眠りについて夢を見始める。その夢では、幻覚であるはずの女性が以前よりも鮮明に映し出されていた。彼女は「蓮華の花 泥の中から天に向かって生まれて 世界を芳しくする花なのよ」と言った。そして夢の中のユウは「愛している ずっと」と言いながら手を伸ばそうとする。しかし、その瞬間AKUMAが目の前に現れこう言った、「とどめだエクソシスト!!」。直後に目を覚ましたユウは、この夢を見たことで、”自分の身に何が起きたのか、「第二使徒計画」とは本当はいったいどんなものなのか”を理解し、教団の科学者たちを問い詰めた。だが、すでに真実を知ってしまったユウを科学者たちは危険視し、二度と目覚めることがないように術をかけさせられてしまうのであった。
同じ時、ユウを探していたアルマはイノセンスの安置室に辿り着く。ユウを助けたいという気持ちからイノセンスと適合できたアルマは、そこで第二使徒計画の真実を知ってしまう。真実とは、自分たちが毎日のように同調テストを受けさせられていたイノセンスは、死んだエクソシストの体であるというものだった。教団は人造でエクソシストを造る際に、すでに亡くなったエクソシストの体の一部(脳)を被検体に移植することによって、亡くなったエクソシストのイノセンス適合権が移るかどうかを実験していたのだ。
このことからすべての記憶を取り戻してしまったアルマは暴走。第二使徒計画に参加していた科学者全員を殺してしまった。そして、記憶の中の女性である”「あの人」に会いたい”気持ちからイノセンスと適合し、術から逃げてきたユウと再会する。ユウは教団も戦争も何もかも捨ててアルマと逃げようとしていたが、アルマはそれを拒否してユウを殺そうとした。ユウはどんなにアルマが大切な友人であっても、どうしても「あの人」に会いたいという気持ちが拭えず、アルマを破壊した。
アレン・ウォーカーとの出会い
ユウは暴走事件の後、マリとともにティエドール元帥に事情を説明、「あの人」と会うために教団にいることを決意した。その後、教団の幹部以外には第二使徒であることを隠すためティドール元帥と1年程旅に出る。教団へ戻ってきた際には素性がバレないように「神田ユウ」と名乗り、エクソシストとして入団した。
それから7年後、物語開始時には18歳になっていた神田は、新しく入団してきたクロス・マリアンの弟子であるアレン・ウォーカーと出会う。
初対面の時にアレンをAKUMAと勘違いして戦う羽目になったり、神田が探索部隊に向かって暴言を吐いたことをアレンが注意したことによって2人は仲が悪くなる。アレンは神田のことを「パッツン」「バカンダ」と呼び、神田はアレンを「モヤシ」と呼んでいた。そんな犬猿の仲の2人が一緒に任務をすることになったのが、「マテールの亡霊」という奇怪についてだった。
「マテールの亡霊」の調査に向かった2人は、イタリア・マテールにてAKUMAと遭遇する。アレンは単独で感情的にAKUMAと戦ってしまい、それを助けず神田はイノセンスの捜索を始めるも、コピー能力を持ったAKUMAにはめられて負傷してしまう。負傷した神田はボロボロになりながら「あの人を見つけるまで 死ぬワケにはいかねェんだよ」と、まだ「あの人」のことを引きずっている様子であった。怪我を負った神田とともにマテールの通路を探索中、「マテールの亡霊」と呼ばれているイノセンスを宿した人形「ララ」と出会う。イノセンスを回収することよりもララの気持ちを優先しようとするアレンに神田は「イノセンスを守るためにここに来た」と言って説得した。結果的にララはAKUMAに破壊されてしまったが、イノセンスを回収することができ、事なきを得た。
「ノアの方舟」、スキン・ボリックとの戦い
ティエドール元帥との任務で日本を訪れた神田は、クロス・マリアン捜索部隊であるクロス部隊と合流する。そこで、大勢のAKUMAとの戦闘後、ノアの力に吸い込まれたリナリーのあとを追ったせいで、その場にいた神田含むエクソシスト大半が千年伯爵の所有する「ノアの方舟」に閉じ込められる。そこには沢山の部屋があり、ノアの一族のティキ・ミックもいた。ティキは、このままだと方舟は次元の狭間に吸収されてしまう。だが、沢山の部屋が連なる方舟の頂上に出口となる扉があり、方舟が崩壊する3時間の間にその扉までたどり着ければ助かることが出来ると説明した。
説明を受けた後、出口探しを余儀なくされた一同は、最初の扉を発見する。蝶々で描かれた愛らしい扉の先には、ノアの一族・「怒」のメモリーを持つスキン・ボリックがいた。神田は任務で何度も見たこのあるスキン・ボリックと一人で戦うことに決め、アレンたち一同は先に進むように指示した。そのあと、スキンとの戦いに苦戦を強いられ、六幻の力である命を吸う「三幻式」を使用する。スキンが倒れて勝てたと思った矢先、憎しみを力にして復活。六幻がバラバラになりながら悪戦苦闘し、なんとか勝利するも、方舟の破壊が進んで扉が壊され生きたまま時空の狭間に吸収されてしまった。
しかし、先に潜入していたクロスが方舟の転送を阻止し、アレンが14番目の部屋で奏者としてピアノを弾いたおかげで方舟の破壊も止まり、消滅したと思われていた神田含む仲間たちは無事生きて戻ってくることができた。
そしてその後、方舟の空間転移能力によって教団へ無事帰還した。
アルマの復活
黒の教団・北米支部では新たに開始した「第三使徒(サードエクソシスト)計画」によってヴァチカン中央庁の戦闘部隊・鴉のメンバーが半AKUMAにされていた。第三使徒計画とは、AKUMAになる上で必要な卵核(ダークマター)という物質を体内にいれることによって、人間を半分AKUMAにして戦闘力にしようという実験だった。その母胎として神田とともに誕生した人造使徒である「Alma(アルマ)」が使用されていた。アルマは死んだと思われていたが、実際は生きており、長い間昏睡状態であった。ヴァチカン中央庁が秘密裏に保管し続けていたその体を、今回の実験に導入したのだった。
その後、他人の心を読むことができるノアの一族・「智」のメモリーを持つワイズリーによって、教団の実験を知ったノアの一族と千年伯爵が北米支部を襲撃し、伯爵の支配下に置かれてしまう。ワイズリーの能力によってアレンと昏睡状態のアルマは神田の過去の記憶を見させられ、この記憶を見たことによってアルマは復活してしまう。アルマは神田の記憶を見たにもかかわらず殺そうとし、神田もまたアルマを破壊しようと戦いを始める。
お互いを理解しあえず殺し合いを続ける神田とアルマ。それを見たアレンは、神田を止めようと必死になるも、六幻で切られてしまう。この傷によって、体の色がノアと同じ黒色になってアレンの中の14番目が完全に目覚めてしまった。しかし、アレンはノアの覚醒をしつつも自我を取り戻す。そして、人の魂を見ることが出来るアレンの左目でアルマの魂を見ると、そこには神田の記憶で見た「あの人」の姿があった。神田がずっと探していた「あの人」の”魂”は、「アルマ」という”器”に入っていたということが発覚する。
アレンに真実を知られてしまったアルマは自爆を図るが、完全には死ねず、アルマは何故神田を殺そうとしたのかをアレンに話し始める。アルマの中に「アルマ」と「あの人」の自我が混在していて、アルマは自分が「あの人」であることを知られたら神田が探してくれなくなってしまうことが嫌だった。神田が「あの人」を探すことに縛られていれば、ずっと忘れないでいてくれると思っていたアルマは、永久に真実を知られないようにするために神田を殺し、自分も死ぬつもりだったのだ。
その告白を聞いていた神田は、アレンに”初めていった任務地、イタリア・マテールに連れて行ってほしい”と伝える。そこで、アレンは方舟の能力を使って2人を逃亡させた。この時、神田はアレンのことを初めて「アレン・ウォーカー」と呼んでいる。
アルマの告白を聞いていた神田と、神田が自分の告白を聞いていたことを知ったアルマは、死を前にして和解することができた。神田は、イタリア・マテールにてアルマの死を最後まで看取り、アルマと「あの人」の魂が手を繋いで去っていく姿を見送った。
アレン・ウォーカーを追って
Related Articles関連記事
D.Gray-man(ディーグレイマン・Dグレ)のネタバレ解説・考察まとめ
『D.Gray-man』は、ジャンプ系列雑誌にて星野桂が連載中のダークファンタジー漫画。仮想19世紀末を舞台に、神の力を宿すエクソシストと、世界の終焉を目論む千年伯爵率いるノアの一族との戦いを描く。主人公はエクソシストの少年、アレンウォーカー。だが彼の内にノアが眠っていたことが発覚し、ノア化していくアレンは自我の消失と残酷な運命に苦しめられていく。
Read Article
D.Gray-man(Dグレ)のエクソシスト・イノセンスまとめ
『D.Gray-man』とは、星野桂による漫画、及びそれを原作とするアニメやゲームなどのメディアミックス作品である。 育ての親であるマナを亡くしたアレン・ウォーカーは、千年伯爵の誘いに乗ってマナの魂を呼び戻し、『AKUMA』という兵器へと変えてしまう。アレンの左腕にはAKUMAを破壊することができる『イノセンス』が宿っており、アレンはAKUMAを破壊する。アレンは『エクソシスト』となり、千年伯爵たち『ノアの一族』と戦いを始める。
Read Article
D.Gray-man(Dグレ)のノアの一族まとめ
『D.Gray-man』とは、星野桂によるエクソシストとAKUMA、そしてAKUMAを生み出す「ノアの一族」との戦いを描いた漫画である。 世界終焉を目論む千年伯爵が作り出すAKUMAを破壊することのできるエクソシストであるアレン・ウォーカーが主人公となり、エクソシストを統括する「黒の教団」と千年伯爵が率いるノアの一族が熾烈な戦いを繰り広げていく。 ノアの一族は歴史の裏で暗躍する謎の集団で、人類と人類の作る世界を否定しており、AKUMAを率いて人類を滅ぼそうとしている。
Read Article
D.Gray-man(ディーグレイマン・Dグレ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
『D.Gray-man(ディーグレイマン)』とは、星野桂により『週刊少年ジャンプ』にて2004年から連載を開始したダークファンタジー漫画。悲しい悪性兵器である「AKUMA」とその製造者である千年伯爵は、世界の終焉を計画している。そして唯一AKUMAを破壊できる神の結晶である「イノセンス」に選ばれたエクソシストたちは、世界を救うために仲間と共に長く険しい戦いに身を投じるのだった。命をかけた戦いの中で紡がれる言葉には、自身や仲間へ向けた強く心に残る名言が多く存在している。
Read Article
D.Gray-man(Dグレ)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『D.Gray-man』(ディーグレイマン・Dグレ)とは、星野桂によるダークファンタジー漫画及びそれを原作としたアニメ作品。この記事では『D.Gray-man』のアニメに使用された歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌を紹介する。
Read Article
クロス・マリアン(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ
クロス・マリアンとは、『D.Gray-man』の登場人物であり、黒の教団のエクソシスト。また、神父、元科学者、魔導士など多数の顔を待つ。教団に5人しかいない元帥の1人で、主人公アレン・ウォーカーの師匠でもある。養父を亡くし傷ついたアレンを助け、エクソシストとしての戦い方や心構えを教えた。アレンを教団へ向かわせる際に失踪していたが、実は教団からかねてより依頼されていた仕事の為に方舟に潜入していた。その後アレンと再会し、クロス部隊と合流。生成工場の破壊任務の為ノアの一族との戦いに協力する。
Read Article
リナリー・リー(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ
リナリー・リーとは、『D.Gray-man』の登場人物であり、本作のヒロインにあたる黒の教団のエクソシスト。主人公アレンにとって大切な女性でもある。両親をAKUMAに殺された後、イノセンスの適合者だということがわかり強制的に教団に入団させられた。入団直後は教団による監禁で精神的・肉体的にボロボロになっていたが、リナリーを追って科学者として入団した兄のコムイ・リーのおかげで立ち直り、AKUMAと戦うエクソシストとしての道を生きるようになった。
Read Article
ラビ(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ
ラビとは、漫画『D.Gray-man』及びアニメ『D.Gray-man』、『D.Gray-man HALLOW』に登場するブックマンの後継者であり、エクソシストの青年である。師であるブックマンと共に、世界の裏歴史を記録するため教団に身を置いている。装備型イノセンスの適合者で、対アクマ武器は「鉄槌」である。過去に様々な記録地を渡り歩いてきており、誰とでもすぐに打ち解けることができる。好きなことは睡眠。歴史の傍観者であるべきブックマンの立場と、エクソシストとしての仲間への想いの間で苦悩する。
Read Article
アレン・ウォーカー(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ
アレン・ウォーカーとは、漫画『D.Gray-man』及びアニメ『D.Gray-man』、『D.Gray-man HALLOW』の主人公で、エクソシストの少年。左腕に寄生型のイノセンスを宿している。養父・マナをAKUMAにしたことがきっかけで、AKUMAに内蔵された魂が見えるようになった。クロス元帥に師事後、黒の教団所属のエクソシストとなる。入団当初はAKUMAのために戦っていたが、黒の教団での経験を通して人とAKUMAの両方を救済したいという気持ちが生まれていく。
Read Article
ティキ・ミック(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ
ティキ・ミックとは、『D.Gray-man』の登場人物であり、本作の主人公アレン・ウォーカーおよびアレンの所属する黒の教団にとって、敵側の人間である。13名存在するノアの一族の一人で、「快楽」のメモリーを継承している。常に飄々とした性格で、作者も認めるほどの美形。ティキは「ノア」として生きることと、「普通の人間」として生きることの両方を楽しんでいる。彼が「普通の人間」の時に初めてアレンと出会い、以降はノアであるにも関わらずアレンに友好的な態度を見せている。
Read Article
アルマ=カルマ(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ
アルマ=カルマとは、漫画『D.Gray-man』およびアニメ『D.Gray-man HALLOW』に登場する、サードエクソシストの第一母胎となった個体の識別名称である。 元は「セカンドエクソシスト計画」によって造り出された人造使徒「セカンドエクソシスト」の少年である。被検体名は「アルマ」。 同じ境遇にあった神田ユウとは喧嘩ばかりしていたが、後に唯一の友だちとなる。マヨネーズが大好物。 長い間昏睡状態にあったが、ノアの能力により目を覚まし、アクマとなってアレンたちの前に現れる。
Read Article
ロード・キャメロット(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ
ロード・キャメロットとは『D.Gray-man』の登場人物で「夢(ロード)」の記憶(メモリー)を引き継いでいるノア。世界に13名(異例であるネアを含めると14名)存在する「ノアの一族」の一員で、本作の主人公アレン・ウォーカーの敵である。ノアの一族・第一使徒である千年伯爵と共謀し、殺人兵器AKUMAを使って世界を終焉へ導こうとしている。当初はアレンと敵対していたが、敵であるはずのアレンにキスしたり好意的な態度をみせるようになった。残虐な性格で、人間が嫌い。
Read Article
ミランダ・ロットー(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ
ミランダ・ロットーとは『D.Gray-man』の登場人物で、黒の教団に所属するエクソシスト。主人公アレンが「巻き戻しの街」の任務で出会った女性である。ミランダが所持していた古時計にイノセンスが宿っており、そのイノセンスに彼女が適合していることが分かったため黒の教団へ入団することになった。今まで失業ばかりして人の役に立てたことのなかったミランダに初めて「ありがとう」と言ってくれたのがアレンである。それ以来、彼女は黒の教団のエクソシストとしてAKUMA退治に尽力している。
Read Article
コムイ・リー(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ
コムイ・リーとは、漫画『D.Gray-man』及びアニメ『D.Gray-man』、『D.Gray-man HALLOW』に登場する、黒の教団・本部の室長である。妹はエクソシストのリナリー・リー。科学班出身で、自身を「科学班室長」と名乗ることも。 司令官として教団をまとめる優秀な人物である一方、発明品によって事件を巻き起こすトラブルメーカーでもある。本来は心根の優しい人物であるが、室長としての立場から、非情な決断を下さなければならない場面も多い。 重度のシスコンで、リナリーを溺愛している。
Read Article
リーバー・ウェンハム(D.Gray-man)の徹底解説・考察まとめ
リーバー・ウェンハムとは、『D.Gray-man』の登場人物であり、黒の教団の科学班班長。炭酸飲料が好きでいつもよれよれのネクタイをしている、くたびれ気味の科学者である。科学班室長であるコムイ・リーのサポートや、部下たちの世話を任されている。お人よしで頼まれると断れない性格なので、コムイのわがままやサボり癖にたびたび振り回されている。メインキャラクターではないが、コムイ、部下、主人公のアレン・ウォーカーの世話役として度々登場している。
Read Article
神田ユウの過去『D.Gray-man』セカンドエクソシスト計画 概要まとめ
アニメ『D.Gray-man HALLOW』から、神田ユウの過去と、セカンドエクソシスト計画の内容を徹底調査。
Read Article
D.Gray-man(ディーグレイマン) / アニメ新シリーズは○○編から放送開始!
連載開始から約12年、なんと10年ぶりのアニメ化決定。いやぁ~、長かった!待ちくたびれた!予想外の朗報を受け、Dグレファンとしては嬉しい事この上ないのですが、どうやら前シリーズとは異なる点があるようです。今回は2016年10月からTV放送がスタートする「新シリーズの内容」と「D.Gray-manの作品の魅力」に迫っていきます!【※随時更新予定!】
Read Article
【Dグレ用語解説】アニメ「D.Gray-man HALLOW」のストーリー補完版!
「D.Gray-man HALLOW」を見る時に踏まえておきたいキーワード「アレン・ウォーカー/ノアの一族/ハート/14番目/マナ/ネア」についての解説まとめ。
Read Article
【D.Gray-man】登場人物・キャラクターを一挙解説!(ネタバレあり)
「エクソシスト」たちの活躍を描いた『D.Gray-man』。「Dグレ」の略称で親しまれるこの作品には、魅力的な人物やキャラクターがたくさん登場します。この記事では、そんな彼ら/彼女らについてまとめました。ネタバレも含んでいるので、まだコミックスを読んでいない方はご注意ください!
Read Article
連載再開で熱い、D.Gray-man
連載を再開したD.Gray-man。連載再開に際してこれまでのお話を復習!
Read Article
おすすめダークファンタジー漫画「D.Gray-man」のご紹介
季刊誌「ジャンプSQ.CROWN」で連載中の「D.Gray-man」は、世界の終焉を目論む千年伯爵率いるノアの一族とエクソシスト達の戦いを描いたダークファンタジー漫画の金字塔作品。 美麗なイラストと、高いオリジナルストーリー性がファンに人気の作品。 休載が目立ってもなお根強いファンがいるのには、何かワケがあるに違いない!
Read Article
7月放送開始!「D.Gray-man HALLOW」公式ツイートまとめ
”戦いは新たな局面へ――。”神の力をその身に宿すエクソシストと世界終焉を目論むノア一族の、果て無き戦いを描いた物語「D.Gray-man(ディーグレイマン)」。7月から始まるアルマ編では、遂に神田の過去が明らかになります!しかし、見所はそこだけではありません!今回は、アニメD.Gray-manの情報について、公式tweetを中心にまとめていきます。
Read Article
【神田ユウ】誰が好き?櫻井孝宏の演じた人気キャラクター・登場人物20選【枢木スザク】
儚げな美少年からクールなイケメンまで、幅広い役でファンを魅了する櫻井孝宏。この記事では、彼がこれまでに演じてきたアニメキャラのうち、特に人気のあるものを20個厳選しました。役の振り幅は大きいけれど、声質的にはBLにピッタリ!?声だけで様々に演じ分けられる声優って、ほんとにスゴいです。
Read Article
意外と知らない人気漫画家のネット活動まとめ【公式未公開イラスト多数】
「ブログ」「Twitter」「Facebook」「インスタ」他、多種多様なツールでイラストを公開している漫画家が増えている昨今。今回は、筆者が気になる7人の漫画家のネット活動についてまとめてみました。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 神田ユウのプロフィール・人物像
- 神田ユウの能力
- 対AKUMA武器:六幻(ムゲン)
- 界蟲「一幻」(カイチュウ「イチゲン」)
- 二幻刀(ニゲントウ)
- 「二幻」八花螳蜋(「ニゲン」ハッカトウロウ)
- 禁忌「三幻式」(キンキ「サンゲンシキ」)
- ”三幻式” 爆魄斬(サンゲンシキ・バクハクザン)
- 四幻式(ヨンゲンシキ)
- 五幻式(ゴゲンシキ)
- 五幻・裂閃爪(ゴゲン・レッセンソウ)
- 第二使徒(セカンドエクソシスト)としての身体能力
- 神田ユウの来歴・活躍
- 第二使徒(セカンドエクソシスト)計画
- 被検体YU(ユウ)として誕生
- アルマとの友情
- 本体の記憶
- アレン・ウォーカーとの出会い
- 「ノアの方舟」、スキン・ボリックとの戦い
- アルマの復活
- アレン・ウォーカーを追って
- 神田ユウの関連人物・キャラクター
- アレン・ウォーカー
- Alma(アルマ)/母胎化時:アルマ=カルマ/「あの人」
- ノイズ・マリ
- フロワ・ティエドール
- ラビ
- リナリー・リー
- ジョニー・ギル
- スキン・ボリック
- 神田ユウの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「犠牲があるから救いがあんだよ 新人」
- 「人は死ぬものだ 人で在る限りな」
- 「礼を言う アレン・ウォーカー」
- 「でも今は この後悔が 安らかに死ぬにはちょっと邪魔なんだよ」
- 神田ユウの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 加藤事件
- 神田の過去の設定は大幅に変更されている