【宮沢賢治】絶対読むべき!日本の名作文学作品100選【銀河鉄道の夜】

宮沢賢治や太宰治など日本の文学史にその名を残す小説家たちの作品は、学校の国語の教科書などにも数多く登場しています。でも授業以外でじっくり読んだことがあるという方は、よほどの文学好きでもない限りなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。日本人としてはどれも一読すべきものばかりだから、死ぬまでにはぜひ挑戦してみましょう!作品の主人公になって様々な人生を生きてみるのも楽しいですよ。
蒼穹の昴

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蒼穹の昴(1) (講談社文庫) 浅田 次郎 (著)
汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう――中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児(チュンル)は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀(ウェンシウ)に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた2人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつベストセラー大作!
蒼穹の昴は本当におすすめです!!!!清朝末期の王室をつぶさに描いた歴史ロマンファンタジー要素含む長編です!!主人公の李春雲が宦官になって出仕し、皇太后付きになるまでのストーリーも胸熱だけど、皇太后とその息子を取り巻く国家の企みめぐる物語は涙無しには……読めない!!!!
— しきまこと (@see_key_) 2016.10.21 21:43

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青春の門(第一部)筑豊篇(講談社文庫) 五木寛之
誰もが1度は通りすぎる、そしてただ1度しか通ることの許されない青春の門。熱い血のたぎる筑豊の地に生を享けた伊吹信介。目覚めゆく少年の愛と性、そして人生の希望と旅立ち……。ひたむきな青春の遍歴を雄大な構想で描き、世代を超えて読みつがれる不滅の大河ロマン。
五木寛之『青春の門』
— ゴクラクトンボ 🧷🌈 (@takayukiigokura) June 17, 2019
新宿二丁目赤線街の娼婦「カオル」
凄まじい読書量を持ち、生の苦しみを知る女性
青臭い左翼学生の理想論など鼻で嗤う凛とした賢者として描写されていた。
高校生のときに読んだ。
彼女ならどういう答えを出すだろう?
また読み返してみるか。
ミシェルフーコーもだ。
今日は、月イチの診察日。 調剤薬局で新聞読んでいたら、五木寛之の『青春の門』が来年また動き出すとのこと。 待ってたんだ、嬉しいな! これで来年の楽しみが1つできた。
— kao 926 (@raintree811) 2016.10.14 11:59
金色夜叉

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金色夜叉(上) (岩波文庫) 尾崎 紅葉 (著)
金の誘惑にひかれた婚約者鴫沢宮に裏切られた一高生間貫一は、学業を止め、金力の鬼、金色夜叉となって社会に報復しようとする。しかし、心は充たされない…。最晩年の尾崎紅葉(一八六八‐一九〇三)が心血を注いだ、渾身の大作。
初めて金色夜叉読んだ時は結構衝撃だった。イメージと違うというか
— 清弥 (@saya_ssn030) September 3, 2016
坂の上の雲

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坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) 司馬 遼太郎 (著)
同じ松山で生まれ育った正岡子規と、日露戦争で活躍した秋山兄弟。子規は病と闘いながら俳諧の革新に挑み、秋山兄弟はそれぞれ日本の騎兵、海軍の技術向上に尽力した。当時最強とうたわれたロシアのコサック騎兵を打ち破るべく、ひたすら仕事に打ち込む兄好古と、文学の世界に未練を残しながらも海軍に入隊し、海軍戦術を研究し続けた弟真之。2人のまじめな努力の成果は、歴史が証明している。誰もが立身出世を目指した時代に、彼らがどうやって自分の人生の意義を見出したのか。司馬遼太郎の大河小説の中でも、本書は特に評価が高く、ビジネスパーソンをはじめ、多くの人々に読まれている。改革の時代にこそひも解きたい、そんな1冊である。
NHKドラマ「坂の上の雲」を夢中で観てる。司馬遼太郎先生の原作が傑作なのはもちろん…。ドラマの完成度、はんぱない!!豪華キャスト陣の演技も演出もすごいけど、ほんとにとにかく脚本が素晴らしすぎる。なんて優れた本なのか…。こんなに脚本のすごさに圧倒される作品って無いなあ。天晴れ。
— 南々井梢🌸 (@nanaicozue) February 19, 2016
ドグラ・マグラ

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ドグラ・マグラ(角川文庫) 夢野 久作 (著)
『ドグラ・マグラ』は、探偵小説家夢野久作の代表作とされる小説で、構想・執筆に10年以上の歳月をかけて、1935年に刊行された。小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、中井英夫『虚無への供物』と並んで、日本探偵小説三大奇書に数えられている。「ドグラ・マグラ」の原義は、作中では切支丹バテレンの呪術を指す長崎地方の方言とされたり、「戸惑う、面食らう」や「堂廻り、目くらみ」がなまったものとも説明されているが、詳しくは明らかになってはいない。
ドグラマグラ読了した奴、素直に尊敬するわ
— ପおず㌠ଓ @フォロバ100% (@Oz_oksk) 2016.08.13 09:44
ドグラ・マグラ(夢野久作)
— 文学作品紹介bot (@bunsyo_bot) October 22, 2016
管理者が1番好きな本。これを読む者は一度は精神に異常をきたす、というのが売り文句。難解な本としてよく挙げられますが、最後まで読むと案外泣ける本でした。内容の9割は理解不能だけど、分かる1割がとても面白い、といった感じです。
マチネの終わりに

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マチネの終わりに (文春文庫) 平野 啓一郎 (著)
天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。
【マチネの終わりに (文春文庫)/平野 啓一郎】本当に本当に本当に面白かった。オシャレな大人の恋愛小説としても読めるし、人間の業や原罪について表現された、ある種の哲学的な小説としても読める。
— ゆうきなかもと (@yuukinakamoto) February 11, 2020
本… → https://t.co/TZrrDzJnqr #bookmeter
夜更かししてマチネの終わりに読了。結果良かったと思うしかない。でも腹立つ。美しいと思う気持ちもわかる。でも腹立つ。独占欲ゆえの衝動も存在することは知っている。でも腹立つ。でも好きな小説だった。笑
— いう (@ERRRi0v0) February 11, 2020
もの食う人びと

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もの食う人びと (角川文庫)辺見 庸 (著)
人は今、何をどう食べ、どれほど食えないのか。人々の苛烈な「食」への交わりを訴えた連載時から大反響を呼んだ劇的なルポルタージュ。文庫化に際し、新たに書き下ろし独白とカラー写真を収録。
「もの食う人びと」たまにすごいグッときて、泣いてしまう。いまチェルノブイリのくだりで泣いたもうた(電車の中です)。
— むムスカ (@muskajp) September 23, 2016
311のずっと前の本だから、書かれた当時に読んだら、きっと泣いたりしないんだろうなあ。いま作者がなにを思っているか知りたい。
総員玉砕せよ!
目次 - Contents
- 銀河鉄道の夜
- 砂の女
- 細雪
- 春の雪―豊饒の海
- 枯木灘
- 沈黙
- 人間失格
- 高熱隧道
- 三四郎
- 抱擁家族
- 恩讐の彼方に
- 海辺のカフカ
- 万延元年のフットボール
- 田舎教師
- 堕落論
- あ・うん
- 浮雲
- 氷点
- 落日燃ゆ
- 濹東綺譚
- 野火
- 大地の子
- 檸檬
- 泥の河
- 凍
- キッチン
- 田園の憂鬱
- 舞姫
- 山月記
- 黒い雨
- 八甲田山死の彷徨
- たけくらべ
- 破戒
- 雪国
- 敦煌
- みだれ髪
- 茶の本
- 赤ひげ診療譚
- 日本の一番長い日
- 友情
- 男の作法
- 風立ちぬ
- 暗夜行路
- 或る女
- 杜子春
- 夏の闇
- 病牀六尺
- 蟹工船
- 麻雀放浪記
- 遠き落日
- 高野聖
- きらきらひかる
- 日本沈没
- 銀の匙
- あらくれ
- 忍ぶ川 (新潮文庫) 三浦 哲郎 (著)
- 父と暮せば
- 三国志
- ガダラの豚
- 人間の建設
- 夜と霧の隅で
- 砂の器
- 孤独の歌声
- 兎の眼
- 二十四の瞳
- 蒼穹の昴
- 金色夜叉
- 坂の上の雲
- ドグラ・マグラ
- マチネの終わりに
- もの食う人びと
- 総員玉砕せよ!
- 一夢庵風流記
- 旅のラゴス
- 神々の山嶺
- 火車
- ひとり暮らし
- スローカーブを、もう一球
- 君たちはどう生きるか
- もものかんづめ
- 精霊流し
- ボッコちゃん
- 遠野物語