【宮沢賢治】絶対読むべき!日本の名作文学作品100選【銀河鉄道の夜】

宮沢賢治や太宰治など日本の文学史にその名を残す小説家たちの作品は、学校の国語の教科書などにも数多く登場しています。でも授業以外でじっくり読んだことがあるという方は、よほどの文学好きでもない限りなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。日本人としてはどれも一読すべきものばかりだから、死ぬまでにはぜひ挑戦してみましょう!作品の主人公になって様々な人生を生きてみるのも楽しいですよ。
近々独り身なるので、狭小部屋に引っ越すのだけど、岡倉天心の茶の本を読んで、茶室の狭小における精神性の高さを見出し、現実の哀れとの平衡を保とうとしています。
— 漢字トーク7.5マン (@fndsh7) February 11, 2020
『茶の本』岡倉覺三 著
— モナミ(読書垢・旅垢) (@VoyageurLibre09) February 5, 2020
読了。茶道を通じて日本の伝統精神を海外に紹介した本(だそう。すらすら読み進めてしまったが、内容が(。-_-。)ムムム)“茶室”の章は興味深かった。茶室の空間こそが日本の美意識を体現していると思う。不完全さへの崇拝。完全を追い求めていく過程こそが、真の美である!!
赤ひげ診療譚

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赤ひげ診療譚 (新潮文庫) 山本 周五郎 (著)
小石川養生所の“赤ひげ"と呼ばれる医師と、見習い医師との魂のふれ合いを中心に、貧しさと病苦の中でも逞しい江戸庶民の姿を描く。
前に読んだ作品と縁あって 初めて赤ひげ診療譚読んだんだけど…頭なぐられるような でもなんていうのか…本があるから救われるっていうのは 間違いではないとおもう。それが文章作品でなくても。どんな人でも 本はその傍に在っていいんだ。
— 慎弥@三つ子の魂百まで物書 (@mino_r27) 2016.08.25 21:26
日本の一番長い日

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日本のいちばん長い日 (文春文庫) 半藤 一利 (著)
昭和二十年八月六日、広島に原爆投下、そして、ソ連軍の満州侵略と、最早日本の命運は尽きた…。しかるに日本政府は、徹底抗戦を叫ぶ陸軍に引きずられ、先に出されたポツダム宣言に対し判断を決められない。八月十五日をめぐる二十四時間を、綿密な取材と証言を基に再現する、史上最も長い一日を活写したノンフィクション。
小説「日本の一番長い日」を読んだ。終戦(つまり、無条件降伏)に対する様々な人の想いと1945/8/14正午から翌日の玉音放送に至るまでの混乱を描いた小説。僕にとって終戦って当たり前の歴史だったけど、その当時にこんな壮絶なストーリーがあるなんて知らなかった。
— りょーーー (@RyoDaShi) October 24, 2010
終戦記念特番で「日本の一番長い日」をやってる。
— ゆうさん@ケイバとゲンバとおひるねおひたし( ´_ゝ`) (@yu_san0310) August 14, 2016
まだ全ては見てないけど、DVDは買った。
半藤一利の小説で何回も読んだ。
現在、昭和天皇実録を読んでいますが、
あの終戦に対して、いかに命を懸けていた人々がいたかが分かる作品です。
今ある平和に、先達者が命を捧げた歴史のドラマです。
友情

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友情 (新潮文庫) 武者小路 実篤 (著)
脚本家野島と、新進作家の大宮は、厚い友情で結ばれている。野島は大宮のいとこの友人の杉子を熱愛し、大宮に助力を願うが、大宮に心惹かれる杉子は野島の愛を拒否し、パリに去った大宮に愛の手紙を送る。野島は失恋の苦しみに耐え、仕事の上で大宮と決闘しようと誓う――青春時代における友情と恋愛との相克をきめこまかく描き、時代を超えて読みつがれる武者小路文学の代表作。
武者小路実篤「友情」を読んだ。なにこれ!今まで読んだ全てが二人の恋物語に変換される。
— 砂糖猫 (@cat_shugar) 2020.02.13 11:16
男の作法

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男の作法 (新潮文庫) 池波 正太郎 (著)
てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ……。勘定、人事、組織、ネクタイ、日記、贈り物、小遣い、家具、酒、月給袋など百般にわたって、豊富な人生経験をもつ著者が、時代を超えた“男の常識"を語り、さりげなく“男の生き方"を説く。本書を一読すれば、あなたはもう、どこに出ても恥ずかしくない!
池波正太郎の「男の作法」という本の中で、「天ぷらは揚げたてをむさぼれ」「すし屋でトロばかり頼むのは店に失礼」といった話があり、とても合点がいきました。
— ゆーかぜ (@yufukaze) November 11, 2019
一定の食べ方が何か変だ、というのは分かっても、じゃあどうすればいいか、というのは、教えてくれる人がいないと分からないですからね。
風立ちぬ

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風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫) 堀 辰雄 (著)
風のように去ってゆく時の流れの裡に、人間の実体を捉えた「風立ちぬ」は、生きることよりは死ぬことの意味を問い、同時に死を越えて生きることの意味をも問うている。バッハの遁走曲(フ-ガ)に思いついたという「美しい村」は、軽井沢でひとり暮しをしながら物語を構想中の若い小説家の見聞と、彼が出会った少女の面影を、音楽的に構成した傑作。ともに、堀辰雄の中期を代表する作品である。
八ケ岳山麓、富士見総合病院の資料館にも行ってみました。この病院は昭和初期は結核療養のサナトリウムで、竹久夢二、横溝正史、堀辰雄などの文化人が入院していました。堀辰雄の「風立ちぬ」はここが舞台。当時の本物の寝台、療養生活の時間割表など、小説の世界に直結してなんかぐっときました。 pic.twitter.com/NF7sAgCPKo
— 焼き菓子日々 (@yakigashi_hibi) October 18, 2016
暗夜行路

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暗夜行路 (新潮文庫) 志賀 直哉 (著)
祖父と母との過失の結果、この世に生を享けた謙作は、母の死後、突然目の前にあらわれた祖父に引きとられて成長する。鬱々とした心をもてあまして日を過す謙作は、京都の娘直子を恋し、やがて結婚するが、直子は謙作の留守中にいとこと過ちを犯す。苛酷な運命に直面し、時には自暴自棄に押し流されそうになりながらも、強い意志力で幸福をとらえようとする謙作の姿を描く。
暗夜行路は気が沈みますねえ
— あすぱら (@asupara_kokusan) October 21, 2016
或る女

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或る女 (新潮文庫) 有島 武郎 (著)
美貌で才気溢れる早月葉子は、従軍記者として名をはせた詩人・木部と恋愛結婚するが、2カ月で離婚。その後、婚約者・木村の待つアメリカへと渡る船中で、事務長・倉地のたくましい魅力の虜となり、そのまま帰国してしまう。個性を抑圧する社会道徳に反抗し、不羈奔放に生き通そうとして、むなしく敗れた一人の女性の激情と運命を描きつくした、リアリズム文学の最高傑作のひとつ。
実のところ『春』は未読です。私のお薦めは『夜明け前』。この作品と一緒に『明暗』(夏目漱石)、『或る女』(有島武郎)を本棚に揃えると、近代日本「本格小説」"三役揃い踏み"の完成…では横綱はどの作品?なんて悩み出すと、夜が明けます…。
— サイセイ (@saisei2014) 2016.08.30 17:46
目次 - Contents
- 銀河鉄道の夜
- 砂の女
- 細雪
- 春の雪―豊饒の海
- 枯木灘
- 沈黙
- 人間失格
- 高熱隧道
- 三四郎
- 抱擁家族
- 恩讐の彼方に
- 海辺のカフカ
- 万延元年のフットボール
- 田舎教師
- 堕落論
- あ・うん
- 浮雲
- 氷点
- 落日燃ゆ
- 濹東綺譚
- 野火
- 大地の子
- 檸檬
- 泥の河
- 凍
- キッチン
- 田園の憂鬱
- 舞姫
- 山月記
- 黒い雨
- 八甲田山死の彷徨
- たけくらべ
- 破戒
- 雪国
- 敦煌
- みだれ髪
- 茶の本
- 赤ひげ診療譚
- 日本の一番長い日
- 友情
- 男の作法
- 風立ちぬ
- 暗夜行路
- 或る女
- 杜子春
- 夏の闇
- 病牀六尺
- 蟹工船
- 麻雀放浪記
- 遠き落日
- 高野聖
- きらきらひかる
- 日本沈没
- 銀の匙
- あらくれ
- 忍ぶ川 (新潮文庫) 三浦 哲郎 (著)
- 父と暮せば
- 三国志
- ガダラの豚
- 人間の建設
- 夜と霧の隅で
- 砂の器
- 孤独の歌声
- 兎の眼
- 二十四の瞳
- 蒼穹の昴
- 金色夜叉
- 坂の上の雲
- ドグラ・マグラ
- マチネの終わりに
- もの食う人びと
- 総員玉砕せよ!
- 一夢庵風流記
- 旅のラゴス
- 神々の山嶺
- 火車
- ひとり暮らし
- スローカーブを、もう一球
- 君たちはどう生きるか
- もものかんづめ
- 精霊流し
- ボッコちゃん
- 遠野物語