【宮沢賢治】絶対読むべき!日本の名作文学作品100選【銀河鉄道の夜】

宮沢賢治や太宰治など日本の文学史にその名を残す小説家たちの作品は、学校の国語の教科書などにも数多く登場しています。でも授業以外でじっくり読んだことがあるという方は、よほどの文学好きでもない限りなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。日本人としてはどれも一読すべきものばかりだから、死ぬまでにはぜひ挑戦してみましょう!作品の主人公になって様々な人生を生きてみるのも楽しいですよ。
電車で宮本輝の「泥の河」読んでもた。胸に迫ってくる。やばい。せやった。この本、こころがきゅうぅってなるやつ。涙が止まらんやつ。でも、読むのやめられへん。のぶちゃん、頑張れ!ってなるし、あぁ。やってもた。鼻水も止まらんし。なんべん読んでも。あぁ。
— ビリヤードCOZY長居 (@CozyNagai) November 25, 2019
凍

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凍 (新潮文庫) 沢木 耕太郎 (著)
最強のクライマーとの呼び声も高い山野井泰史。世界的名声を得ながら、ストイックなほど厳しい登山を続けている彼が選んだのは、ヒマラヤの難峰ギャチュンカンだった。だが彼は、妻とともにその美しい氷壁に挑み始めたとき、二人を待ち受ける壮絶な闘いの結末を知るはずもなかった――。絶望的状況下、究極の選択。鮮かに浮かび上がる奇跡の登山行と人間の絆、ノンフィクションの極北。
沢木耕太郎『凍』#読了
— リエコ@読書 (@Riekooo15) May 22, 2019
とにかく凄い、の一言です。
凄い夫婦。
自然を相手にしてるから何が起こるか分からない。
「死」が隣にいるような状況。
その強い精神力はどこから来るんだろう。
指を失ってもまだ山に登ろうとする。
本当に「凄い」の一言。#読書好きな人と繋がりたい
沢木耕太郎は「深夜特急」が有名だけど、とりあえず「血の味」と「凍」を読んで頂きたい。
— VAN (@brutus_765) September 27, 2016
キッチン

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キッチン (角川文庫) 吉本 ばなな (著)
家族という、確かにあったものが年月の中でひとりひとり減っていって、自分がひとりここにいるのだと、ふと思い出すと目の前にあるものがすべて、うそに見えてくる―。唯一の肉親の祖母を亡くしたみかげが、祖母と仲の良かった雄一とその母(実は父親)の家に同居する。日々のくらしの中、何気ない二人の優しさにみかげは孤独な心を和ませていくのだが…。世界二十五国で翻訳され、読みつがれる永遠のベスト・セラー小説。泉鏡花文学賞受賞。
吉本ばななのキッチンを読んでいる。はやくページをめくりたくて仕方ないほど物語にのめり込めるけども、感情移入しすぎて読むのがつらい。こまかい描写やひとことに読んでいるこっちがいちいち傷ついて励まされて気付かされる。
— 栗 (@kurigohan_125) October 19, 2016
キッチン/吉本ばなな
— すずはら (@suzulab) March 5, 2020
読了〜!
心情描写ひとつひとつどれも良くて、なるほどロングセラーだと
自分にとって譲れない大切なものってなんだろうって考えさせられた
田園の憂鬱

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田園の憂鬱 (新潮文庫) 佐藤 春夫 (著)
都会の重圧と喧噪に苦しみ、己の生の意味を見失った青年が、愛人と二匹の犬と一匹の猫をかかえて草深い武蔵野の一隅に移る。青年は土と雑草と丘陵を見つめ、憂鬱と倦怠を噛みしめながら、自己の内部に沈静する。絶間のない幻覚、予感、焦躁、模索……。
青春と芸術の危機を語り、様々な自然の事象を官能的な筆致で描いた本書は、著者の代表作であり、浪漫派文学の不朽の名作である。
去年読んだ本の中で一番「田園の憂鬱」が最高だった
— 概念 (@kaii0519) 2020.02.17 22:47
勉強に行き詰まったから本を読んでるんですが…
— ずんだよりご飯 (@AdPMFhOazZ7yp4U) January 25, 2020
佐藤春夫先生の「田園の憂鬱」はいいですよ!ちょっと読みにくいかも知れないけど薔薇や風景などの描写がとっても美しいです…
舞姫

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舞姫・うたかたの記 (角川文庫) 森 鴎外 (著)
幼いころから優秀で、勤める省庁から洋行を命じられた太田豊太郎は、数年後、孤独感にさいなまれ、ふとしたきっかけで美貌の舞姫エリスと激しい恋に落ちた。すべてを投げだし恋に生きようとする豊太郎に、友人の相澤は、手を尽くして帰国をすすめるが…。19世紀末のベルリンを舞台に繰り広げられる、激しくも哀しい青春を描く。
森鴎外「舞姫」読了
— 秋田の緋鯉 (@akita_carp_bbl) February 27, 2020
初めてちゃんと読んだけど…なんだかなぁ
仕事を取るか、女を取るかという男にとって永遠のテーマではあるんだけど…
なぜ!あそこまでいって仕事を取ったんだ!!!
そんな覚悟もないのに愛しちゃいけないだろ…
ただまた時が経ってから読むと変わってしまうのかなぁ#読書
森鴎外「舞姫」
— ので (@ego_ego_) October 8, 2016
ちゃんと読むとなぜ評価されるのかがわかる気がする
山月記

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李陵・山月記 (新潮文庫) 中島 敦 (著)
人はいかなる時に、人を捨てて畜生に成り下がるのか。中国の古典に想を得て、人間の心の深奥を描き出した「山月記」。母国に忠誠を誓う李陵、孤独な文人・司馬遷、不屈の行動人・蘇武、三者三様の苦難と運命を描く「李陵」など、三十三歳の若さでなくなるまで、わずか二編の中編と十数編の短編しか残さなかった著者の、短かった生を凝縮させたような緊張感がみなぎる名作四編を収める。
高校の授業で読まされた山月記は今読むとクルなあ…漫画家や作家、ミュージシャン志望の人は必読。ていうかこんなの、高校生に読ませたってわかるわけないじゃん!!著者の中島敦はこれを発表した33歳で喘息で亡くなっている。業深すぎ!!http://t.co/Lk73nZLz4P
— 高波伸(たかなみ・しん) (@takanamishin) February 12, 2015
黒い雨

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黒い雨 (新潮文庫) 井伏 鱒二 (著)
一瞬の閃光に街は焼けくずれ、放射能の雨のなかを人々はさまよい歩く。原爆の広島――罪なき市民が負わねばならなかった未曾有の惨事を直視し、“黒い雨"にうたれただけで原爆病に蝕まれてゆく姪との忍苦と不安の日常を、無言のいたわりで包みながら、悲劇の実相を人間性の問題として鮮やかに描く。被爆という世紀の体験を、日常の暮らしの中に文学として定着させた記念碑的名作。
最後の1ページで涙する的な広告を見ると井伏鱒二の「黒い雨」の最後の1ページは読んでて哀しいよなあっていつも思い出す。
— ちよ (@mk_ty1) 2016.09.03 18:02
【黒い雨 (新潮文庫)/井伏 鱒二】日記形式で被災からの数日間が淡々と書かれているところで逆に当時の広島にいる気分にさえさせられる。泣いたり感動したりするようなものではないもっと深いところから込み上げ... →https://t.co/wJHPWShz3u #bookmeter
— ☁根無し草☁ (@nenashigusa1234) August 22, 2016
目次 - Contents
- 銀河鉄道の夜
- 砂の女
- 細雪
- 春の雪―豊饒の海
- 枯木灘
- 沈黙
- 人間失格
- 高熱隧道
- 三四郎
- 抱擁家族
- 恩讐の彼方に
- 海辺のカフカ
- 万延元年のフットボール
- 田舎教師
- 堕落論
- あ・うん
- 浮雲
- 氷点
- 落日燃ゆ
- 濹東綺譚
- 野火
- 大地の子
- 檸檬
- 泥の河
- 凍
- キッチン
- 田園の憂鬱
- 舞姫
- 山月記
- 黒い雨
- 八甲田山死の彷徨
- たけくらべ
- 破戒
- 雪国
- 敦煌
- みだれ髪
- 茶の本
- 赤ひげ診療譚
- 日本の一番長い日
- 友情
- 男の作法
- 風立ちぬ
- 暗夜行路
- 或る女
- 杜子春
- 夏の闇
- 病牀六尺
- 蟹工船
- 麻雀放浪記
- 遠き落日
- 高野聖
- きらきらひかる
- 日本沈没
- 銀の匙
- あらくれ
- 忍ぶ川 (新潮文庫) 三浦 哲郎 (著)
- 父と暮せば
- 三国志
- ガダラの豚
- 人間の建設
- 夜と霧の隅で
- 砂の器
- 孤独の歌声
- 兎の眼
- 二十四の瞳
- 蒼穹の昴
- 金色夜叉
- 坂の上の雲
- ドグラ・マグラ
- マチネの終わりに
- もの食う人びと
- 総員玉砕せよ!
- 一夢庵風流記
- 旅のラゴス
- 神々の山嶺
- 火車
- ひとり暮らし
- スローカーブを、もう一球
- 君たちはどう生きるか
- もものかんづめ
- 精霊流し
- ボッコちゃん
- 遠野物語