サラダの国のトマト姫(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『サラダの国のトマト姫』とは1984年にハドソンからパソコン用で発売され、1988年にはファミリーコンピュータ用としても発売されたアドベンチャーゲームである。
舞台は野菜や果物たちが平和に暮らすサラダ王国。しかし大臣であるパンプキング・ド・アバレルによる反乱が起き、オニオン王は退けられ、トマト姫も幽閉されてしまう。カボチャ大王と名乗り王国を支配する大臣から平和を取り戻すため、キュウリ戦士が立ち上がる。

カボチャックの町のよろず屋で購入できる。浮浪者のコケモモにパン、ウリにジュースをそれぞれあげると情報をくれる。

秘密の部屋の鍵

トマト姫が閉じ込められている部屋の鍵。何者かが盗み出したと言われていたが、落ちていた鍵をナスーミンが拾っていた。ナスーミンはキュウリ戦士たちがトマト姫を助けに行く事を知り、鍵をくれる。

油つぼと鎖

カボチャ大王の城の倉庫

油の入ったつぼ、鎖は物語を進めるのに必要なアイテム。鎖はマツヤニの入ったつぼの下にあるため、一度つぼを取らなければならない。だがマツヤニの入ったつぼ自体は使用しない。

おきもの

カボチャ大王の城の中庭にある池に落ちているカボチャのおきもの。柿っ八が池に落ちた時に見つけて持って帰ろうとするが、牢の番人を捕らえる際に使われてしまう。

青虫

カボチャ大王の城の牢にいるハクサイについていた青虫。ハクサイが青虫チェックを受けていなかったためについていた。パンプキング・ド・ブンナグを倒すために必要なもの。

『サラダの国のトマト姫』の用語

ノーミン族

人間の姿をした民族。野菜や果物たちを狩って食べているため、彼らと何度も大きな戦いをしている。物語内ではカボチャ以外を野菜と認めないカボチャ大王と手を組み、野菜を捕まえている。実際に登場するのは「ごさく」のみ。アップルリサの部屋の写真たてに写っている女性は、リサの母であるノーミン族の女性である。

ダイコーン

土に埋まったダイコーンの一部。全貌は残念ながら見ることはできない。

ダイコーンの内部。パネルやボタンがたくさん並んでいる。両側の壁には電池をはめる部分もある。

「この国に勇者が出てきた時、ダイコーンというモビルヤサイスーツが現れる」という伝説があり、アップルリサが教えてくれる。
ダイコーンはウッピー洞窟の先に埋まっており、オニオンメダルをドアにはめると中に入り込む事ができる。電源はピーナツ村の村長が持っている電池。
必殺技は「ウルトラダイコーンキック」「スーパーダイコーンチョップ」「ウルトラスーパーダイナミックメガトンハンマーパンチ」である。
ウォーメロン将軍の部隊と戦った後、壊れて動かなくなってしまう。

ハチ助

ピーナツ村の広場にある銅像。枯れてしまったジャガイモの主人を待つため毎日駅に通っていた(忠犬ハチ公のパロディ)。ハドソンのキャラクターでもある。
銅像の台座には「王家の紋章を掲げよ。その時、目の前に閉ざされた白き門が開かれる」とダイコーンの伝説が刻まれているが、古代オニオン文字で書かれているため、辞書がないと読めない。

『サラダの国のトマト姫』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

お地蔵様の色が変化

リンゴのお地蔵様。第4章ではサラダロンを倒すヒントも教えてくれる。

オニオン湖の奥にあるお地蔵様。元々はグレーだが第4章で訪れると花が供えられ、赤色に変わっている。また第1章で訪れた際に何度も「みる」を選択していると恥ずかしそうに赤くなる。スタート地点にある赤い花を供えることもできる。

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