阿笠博士が黒幕!?黒の組織のボス・あの方の正体をネタバレ・考察!【名探偵コナン】

青山剛昌原作の人気漫画およびアニメである『名探偵コナン』に登場する阿笠博士(あがさはかせ)。本記事では、彼が「黒の組織」のボス・あの方の正体なのではないかと考察する。烏丸蓮耶(からすまれんや)の若返った体に阿笠博士の人格が宿ったとし、否定説には意味が無いことも述べていく。

●阿笠は殺害指令を出すために通信を切った。

もし、阿笠が「あの方」でないならば、切れるシーン自体が無意味。この後、ピスコという手下を殺害する「あの方じきじきの命令」が、ジンとウォッカに届く。このタイミングで連絡できるのは、現場に居た阿笠が的確。更に、阿笠との通信が切れた事実も付随する。

ジンが「あの方じきじき」と語る所にも注目。物語的には情報源や指示は あの方以外でいいのに(阿笠以外が黒幕の場合)。

通信を急に切った理由は、烏丸の人格が出たからかな。灰原を守るため、博士の意思でという思考も成立。

薬が未完成だと認識するアガサ

●「未完成だったその薬」と発言

新一は一言も「未完成の」とは言っていない。
もちろん、新一から裏で聞いたという思考も成立するが、博士が未完成品の存在を、ボスだからこそ認識していたとも解釈できる。

犯人が知り合いだった時

出典: syumi-matome.com

あの方が、当時、新一と知り合いなのは確定的。

蘭「たとえば、犯人が阿笠博士だったりしたら……」8巻より

●阿笠が黒幕だと作者が示唆

信じがたい人物がボス

出典: syumi-matome.com

●灰原哀が「あの方の正体は、到底信じがたい人間」と語る。阿笠ならば該当。

なお、正確には
「ただでさえ信じ難い人物が浮かび上がって来るかもしれないんだから」46巻より

初期は新一を上回る思考能力

出典: twitter.com

頭のいい新一が、「なんで……(言っちゃいけないの?)」と理由を導けない。つまり、阿笠の言葉は意外で、「そういう指示は、まずあり得ない」ことを意味する。「黒幕じゃなくても、そういう指示はあり得る」は難癖で、やっぱり阿笠黒幕説の証拠だ。(黒幕でこそ、あり得る言動)

新一が心配なのではなく、組織の話を他人にされるのが心配なのかな。

「まわりの人間」というのは、阿笠本人も含まれる。正体を隠すボスが部下に深く調べられては困るのだ。

それから、この後の博士も、しつこく「言うな」と必死過ぎる。他人事ならば、もっと冷静に語るべき。博士自体が困るというのが真相。

10年後の阿笠博士

映画・天国へのカウントダウン
62歳の阿笠博士の想像写真

●10年後の見た目が変わっていない。
否定派……52歳から62歳では、そんなに変わらないこともある。

再反論……いやいや、ちゃんと老いねばならない。「10年後の顔を予想する機械」なのだから、確実に老いておらねばならない。また、そもそも作中で写真なんて出さなくてもいいのに「年取っていない阿笠」が出ている以上、なにかを表現したいからこそ。

ちなみに、灰原は17歳ではなく28歳くらいになっている。

アガサ博士の若い頃

出典: gensun.org

若い頃は黒髪なので、灰色が地毛ではない。

なんと10年前。10年経って相当に老けたことに。更に10年経った写真で見た目が変わらないのはおかしいのだ。

ちなみに、近眼のメガネなのか、老眼鏡なのかは不明。老眼鏡だとしたら、当チャンネル説で肉体年齢49歳の時なので成立。42歳では老眼鏡は考えにくい(多くの場合、丁度45歳くらいで老眼が始まるがメガネは50歳くらい)。

【52歳にしては老けている】
ハゲはもちろん、ほぼ白髪が不自然。
阿笠は52歳なのだが、むしろ老けている。烏丸蓮耶が7歳に若返って、その時に阿笠は0歳だと解釈すると、現在の肉体年齢が59歳となり、まだ納得できよう。

【ベルモット】
20年前から年を取っていない。つまり、20年前には、それなりの技術があったと言える。現在はクリスという名前で活動していて、アガサ・クリス(ティ)という名前になる。ボスであるアガサの娘かな。阿笠の叔母・定子(さだこの別読みで「ていこ」:てい → ティ)なんて思考も成立する。

【戸籍を用意する阿笠】
もうこの時点で黒の組織に準じる悪党であることは確か。
次のどっちが納得できる?
・阿笠は悪党だけど、あくまで一員であってトップではない
・阿笠は組織のトップ

【作者の言葉は謎掛け】
作者の言葉を論理学的に分析する必要がある。
作者の言葉が「黒幕は阿笠博士じゃないよ」ならば、阿笠博士の定義から再構築が必要。「阿笠博士=精神=烏丸蓮耶が7歳に若返った後の人生」と定義した場合、「黒幕は阿笠博士じゃないよ」は嘘ではなくなる。また、阿笠博士という別人に成りすました烏丸蓮耶という設定でもいい。眼鏡のデブ・オッサンは阿笠博士ではないという演出だ。

【作者は黒幕を変更していない】
阿笠をブログで否定した何年か後の作者の言葉に「設定は全部作ってある」みたいなのもあり、「変更」は考えにくい。「追加」ならばあり得る。例えば、読者に阿笠の正体がバレてしまったので、「二重人格」という追加を実施したのだ。

作者は黒幕が阿笠という設定で、色々と表現・演出を実施してきた。それを無駄にすることは考えにくい。ただし、「阿笠博士というのは人格であって人物ではない」という設定追加はあり得る。

【ファンの意見】
阿笠説を断言できなくても、「阿笠が黒幕だったら面白いのに、なんで作者は否定しちゃったの?」のように語る人は目立つ。阿笠以外が黒幕で、読者にとって面白いわけがないのだ。

【否定派の意見は無効】
否定派は多くの根拠に対して無視している。また、否定している内容も、却下できる。

なぜ否定派は否定に繋がると勘違いするのか?

数学(論理学)を理解していないからが理由。
例えば、阿笠=黒幕説の根拠として、(他の情報サイトには)
●阿笠が小さくなった新一に向けて「ワシ以外には言ってはならんぞ」
があるが、
否定派……黒幕じゃなくても、そういう指示はあり得る
のように返す。しかし、これは確率が大きくないという主張でしかなく、アガサ説に対してマイナスになるわけではない。否定派は
「黒幕じゃなくてもあり得るので、ほとんどアガサ説にプラスにならない」を
「黒幕じゃなくてもあり得るので、アガサは黒幕ではない」だと誤解しているのだ。

数学では「ほとんどアガサ説にプラスにならない」が正解。ほとんどならないだけで、微量だがプラスになっているのだ。説に対してプラスが微量なので、当まとめの根拠一覧では述べなかった。

実際にはそんな言動はないが、仮に作者が「黒幕じゃなくても、そういう指示はあり得る」と語ったとしても同様。論理学では「黒幕でも、そういう指示はあり得る」と同意。

他の例だと、証拠として述べた内容に
●10年後の見た目が変わっていない。
否定派……52歳から62歳では、そんなに変わらないこともある。
があるが、黒の組織のボスだとしても、10年で見た目が変わらないこともある。否定派の主張で、ボスの証拠としての可能性が小さくなることはあれど、マイナスには働かないのだ。数学を理解していれば、この間違いは起きない。

数学以外の理由としては、「先入観」や「混同」がある。「ボスは戦闘能力が高いはずだ」みたいなのが先入観となる。「薬が存在しにくい時代」と「技術が存在しないこと」を混同したりもする。

他には、作者の言葉を信用し過ぎるというのもある。ファンだとついつい作者の言葉を絶対視してしまうが、作者の言葉自体がトリックだと疑うことが真相への第一歩。名探偵コナンでは作者言及の場外乱闘(作外の話)を巻き込んで考察されることが多いが、作中だけを見た場合、「阿笠が黒幕ではない」という証拠は無い(犯人に殴られ気絶とかは証拠ではない)。言い換えると、本当に阿笠ではないならば、作者は作中で「ボスが阿笠ではあり得ないシーン」を描けばいいのだ。そんなシーンがない以上、阿笠がやはり組織のボス。

【論理学の例】
1.阿笠は黒幕である
2.黒幕は阿笠である
1と2は同じように感じるだろう。しかし、次の例だと、違うことが明白
1.哲学者はロリである
2.ロリは哲学者である
実は作者の言う黒幕の定義が非常に曖昧だ。作中には「物語の黒幕」なんて言葉は存在できないのだから。作者は「黒幕」という言葉を利用して、なんとでも語れるのだ。

ありそうな反論に予め回答

fato610
fato610
@fato610

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キュラソー(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ

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キュラソーとは、青山剛昌による推理漫画『名探偵コナン』の劇場版第20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢』に登場するゲストキャラクター。映画公開まで”謎の女”として名前が伏せられていた。黒の組織のNo.2”ラム”の右腕であり、高い身体能力と並外れた記憶能力を持つ情報収集のスペシャリスト。本名や国籍は不明で、銀髪のロングヘアーとオッドアイが特徴。任務中に記憶喪失になり少年探偵団と出会ったキュラソーは子供たちと接しているうちに心変わりする。最後には組織を裏切り少年探偵団のみんなを守るために命を落とす。

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宮野エレーナ(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ

宮野エレーナ(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ

宮野エレーナとは、『週刊少年サンデー』の漫画『名探偵コナン』、及びそれを原作としたTVアニメ『名探偵コナン』の登場人物。主人公の工藤新一を幼児化させた薬「APTX 4869」の開発担当者で、灰原哀/宮野志穂の母親だ。世間からは、ヘル・エンジェル(地獄に堕ちた天使)と呼ばれている。 物語開始時点では故人だが、物語の鍵を握る重要人物として、さまざまな登場人物の回想に登場する。事故に巻き込まれて死亡したが、遺体が不明だったとされており、読者の間では、もしかしたら生きているのではと考察されている。

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