ポートガス・D・エース（ONE PIECE）の能力・必殺技まとめ

ポートガス・D・エースの概要

ポートガス・D・エースは、日本の漫画家・尾田栄一郎による海賊漫画『ONE PIECE』（ワンピース）の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィの兄として、アラバスタ編で本格的な登場を果たした。しかし後にルフィとは血の繋がりがない義兄弟だったことが判明。さらに海賊王ゴール・D・ロジャーの息子だったあることが明らかになる。父親であるロジャーには良い印象はなく、命がけで自分を産んでくれた母親ポートガス・D・ルージュの姓を名乗ってる。
ルフィと同じく、17歳の時に東の海（イーストブルー）のフーシャ村から旅立ち、自身を船長とするスペード海賊団を立ち上げた。その後、元四皇・白ひげ（本名：エドワード・ニューゲート）率いる白ひげ海賊団に所属し、2番隊隊長を務めていた。自身の部隊にいた黒ひげ（本名：マーシャル・D・ティーチ）が仲間殺しを起こして逃走。ケジメをつけるために黒ひげを追っていたが、敗北し海軍に引き渡される。当時海軍本部があったマリンフォードで公開処刑されることとなった。マリンフォードにはエースを助けるために白ひげ海賊団本隊や傘下の海賊、ルフィやルフィが引き連れてきた大監獄インペルダウンの囚人達が集結。後にマリンフォード頂上戦争と呼ばれる戦争が勃発した。その戦いの中、エースはルフィをかばい、当時海軍本部大将だった赤犬（本名：サカズキ）に討たれて死亡した。

生前は悪魔の実「メラメラの実」の能力者だった。炎を自由自在に操り、「火拳」という異名で世間に名が知られていた。「メラメラの実」の能力が炎であることに対し、赤犬の持つ悪魔の実「マグマグの実」は炎をも飲み込むマグマの能力だったため、赤犬には叶わなかった。自身の公開処刑を巡って起きたマリンフォード頂上戦争にて戦死したため、戦闘シーンはそこまで多くはないが、因縁の相手・黒ひげとの戦いなどでは、能力を十全に使いこなし、様々な技を披露している。

ポートガス・D・エース（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ポートガス・D・エースとは尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する海賊。白ひげ海賊団2番隊隊長。悪魔の実メラメラの実の能力者で「火拳のエース」と呼ばれている。海賊王ゴール・D・ロジャーの実の息子。自分の所属する白ひげ海賊団の船長エドワード・ニューゲートを父親のように慕っている。ルフィとサボと3人で兄弟盃を交わし義兄弟になった。部下であるマーシャル・D・ティーチの手によって海軍のもとに捕まり、白ひげ海賊団がエース奪還のために引き起こした頂上戦争の中で戦死した。

ポートガス・D・エースの能力

悪魔の実：メラメラの実

ポートガス・D・エースは悪魔の実「メラメラの実」の能力者である。「メラメラの実」は悪魔の実の中でも自然系（ロギア）と呼ばれる実であり、希少性が高い。自らの身体を炎に変化させ、その炎を自由自在に操ることができる。能力の相性としては、自らの身体を煙へと変化させて操る「モクモクの実」に優位を取れる。逆に炎をも焼き尽くすマグマを操る「マグマグの実」は「メラメラの実」の上位互換であるため不利である。実際に偉大なる航路（グランドライン）のアラバスタ王国で「モクモクの実」の能力者である海軍本部のスモーカーに対しては優勢だったが、海軍本部があったマリンフォードで起きた頂上戦争で戦った海軍本部の赤犬（本名：サカズキ）には敗れている。

悪魔の実は能力者が死亡すると、世界のどこかにまた新たな実が顕現する。エースがマリンフォード頂上戦争で死亡した後に生まれた「メラメラの実」は、元王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴが手に入れ、最終的にエースの義兄弟であるサボが食べたことでサボが新たな「メラメラの実」の能力者となった。

覇気（はき）

エースが本編で登場・活躍したのは、作中で覇気（はき）の詳細が明らかになる前だったので、実際にエースが覇気を使用する場面は少なく、明確に習得しているという描写もあまりない。ただ回想や番外編である小説版ではエースが覇気を体得していることが明記されている。

覇気とは、『ONE PIECE』の世界でいうところの”意志の力”。人間が誰しも内に秘めた能力であり、修練などで操ることが可能となる。覇気には、体の周囲に見えない鎧のような力を作り出す「武装色の覇気」、相手の気配をより強く感じる「見聞色の覇気」、人の上に立つ王の資質を持つのみが持つことができる「覇王色の覇気」という3種類が存在する。「武装色の覇気」と「見聞色の覇気」は修行によって体得することが可能だが、「覇王色の覇気」については数百万人に一人しか身につけることができないと言われており、天性の資質が求められる。

エースはこの3種類の覇気全てを体得していた。通常の覇気についてはほぼ独学で習得しており、小説版では「武装色の覇気」の初習得場面が描かれている。また10歳の頃にはピンチになったルフィを救おうと「覇王色の覇気」を無自覚に発動させていた。

ポートガス・D・エースの必殺技

火拳（ひけん）

火炎の力を最大にして巨大化させた炎の拳で周りを焼き尽くす。
一撃で5隻の船を沈めてしまうほどの威力を持っている必殺技である。メラメラの実の能力をもつエースを代表する技であり、「火拳のエース」の由来でもある。
アラバスタ王国でこの技を使って、麦わらの一味を追うビリオンズの船5隻を一網打尽に沈めた。

陽炎（かげろう）

炎を飛ばして相手を攻撃する技。アラバスタ王国で本格的な初登場を果たしたエースが海軍海兵のスモーカーの攻撃からルフィを助けるために使用した技である。

炎上網（えんじょうもう）

腕から出した炎で壁を作り、相手の進行を阻む。
エースはこの技を敵から仲間を遠ざけて守る際に使用する。スペード海賊団時代に白ひげと対峙した際やアラバスタ王国でルフィが海軍に追われている時に、この技で炎の壁を作り出し、敵の行く手を阻んだ。

火銃（ひがん）

指を銃のような形で握り、炎の弾丸を放つ。本物の銃のようにリロードする必要がないため連射可能。
弾は行き着いた先で爆発して、周りが炎に包まれる。
火銃はバナロ島で黒ひげと戦闘を行った際に使用された技。

炎戒（えんかい）