MOTHER(マザー)のネタバレ解説・考察まとめ
『MOTHER』とはコピーライターの糸井重里がゲームデザインを手掛けた任天堂のファミリーコンピュータ用のロールプレイングゲームである。当時のRPGでは珍しい現代的な世界を舞台にした作品で、その現代的な世界観や、糸井重里が手がけるシナリオの小粋なセリフ回しなどが高い評価を得た。アメリカの田舎町、マザーズデイで暮らす少年の家である日、家具や人形がひとりでに動き出す怪奇現象が起こる。その現象が曽祖父の研究と関係があるのではないかと父に言われた少年は、怪奇現象の謎を解き明かすべく旅に出た。
R・7038XX
ホーリーローリーマウンテンの道中に立ちはだかる巨大ロボット。イヴと同等以上の強さを誇るが、最後はイヴの自爆によって道連れと言う形で大破する。
ギーグ
地球征服を企む謎の宇宙人。動物たちの暴走やイースターでの大人たちの消失などの元凶である。細長い人型に尻尾が生えた体を持ち、液体で満たされた球体の中に入っている。主人公には敬語で話すが、その口で地球全体に対する侮蔑の言葉を吐く。正体不明の攻撃で追い込むが、マリアに託された子守唄を聞き戦意を喪失。ギーグは地球を去っていった。
『MOTHER』のアイテム
武器
バッド
主人公の武器。装備するとオフェンスがあがる。
ガン
ロイドの武器。装備するとオフェンスが上がる。
ペンシルロケット
ロイドの武器。敵全体を攻撃できる。
ボム
複数の敵を攻撃できるボム。ロイドの装備。
かえんほうしゃき
ブラブラ団が落とすロイドの武器。数回使うと壊れる。
ビーム
ロイドの武器。数回使うと壊れる。
フライパン
アナの武器。装備するとオフェンスが上がる。
ナイフ
テディの武器。装備するとオフェンスが上がる。
Related Articles関連記事
スタジオジブリ作品のキャッチコピーまとめ
スタジオジブリ作品のキャッチコピーは、コピーライターの糸井重里、スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫、メイジャーの宣伝プロデューサー徳山雅也などが担当している。ジブリ作品のキャッチコピーは、『魔女の宅急便』の「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」や、『風立ちぬ』の「生きねば。」など、どれも秀逸なものばかり。ここでは、彼らの簡単な経歴や名キャッチコピー、作品を紹介していく。
Read Article
MOTHERシリーズのPSI・PKまとめ
『MOTHERシリーズ』は任天堂から発売された、コピーライターの糸井重里がゲームデザインを手掛けるRPGシリーズ。個性的なキャラクターやユーモラスなセリフ回し、当時のRPGでは珍しい世界観などから高い評価を得ている。 『MOTHERシリーズ』のキャラクターの中には「PSI」(サイ)という超能力を扱える者がいる。ファンタジー系のRPGにおける「魔法」に相当する力で、主に攻撃、回復、アシスト、その他の4種類に分類される。攻撃系のPSIは頭に「PK」がつくため、「PK」と呼ばれることもある。
Read Article
『ポケットモンスター(ポケモン)』を産んだゲーム『MOTHER』
任天堂が産んだ大人気ゲーム、『ポケットモンスター』。その誕生には同じく任天堂が開発した『MOTHER』というゲームの存在が深く関係していることはご存知だろうか。今回は『MOTHER』と『ポケットモンスター』の関係について詳しく解説していく。また『ポケットモンスター』のゲーム中の『MOTHER』の元ネタについても紹介する。
Read Article
MOTHER2 ギーグの逆襲(マザー2)のネタバレ解説・考察まとめ
『MOTHER2 ギーグの逆襲』とは任天堂より発売されたスーパーファミコン用のロールプレイングゲームである。『MOTHERシリーズ』の第二作品目だが、前作『MOTHER』とのシナリオや世界観の繋がりはない。世界の情勢やキャラクターの心情などの描写が極めて少ないことが特徴の一つで、プレイヤーの感性・想像で物語を広げていけることが魅力といえる。田舎町オネットに隕石が落ちたことをきっかけに、3人の少年と1人の少女の、宇宙人「ギーグ」の地球征服の野望を阻止するための冒険が始まる。
Read Article
MOTHER3(マザー3)のネタバレ解説・考察まとめ
『MOTHER3』とは任天堂、東京糸井重里事務所、ハル研究所、ブラウニーブラウンが開発し、任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス専用のロールプレイングゲームである。『MOTHERシリーズ』の3作目。人の優しさ、人と人との繋がりが描かれる場面が非常に多く、多くのプレイヤーの感動や共感を呼んだ。舞台となるのは謎の時代・謎の世界に存在するただ一つの島、ノーウェア島。そこで悪事を働くブタの覆面をした兵士たちと、彼らと相対するリュカたちとの戦いを描く。
Read Article
MOTHER(マザー)の心に響く名言・名セリフ集【糸井重里が監修!】
『MOTHER』はアメリカの架空の町に住む主人公の少年が、各地で発生する怪奇現象の謎を探る物語だ。開発にはコピーライターの糸井重里が携わっており、他のゲームには無いキャラクターの独特なセリフ回しが魅力となっている。 ここでは『MOTHER』の心に響く名言・名セリフをまとめた。
Read Article
MOTHER(マザー)VC配信決定の感想まとめ【海外でも人気!】
『MOTHER』は現代アメリカを舞台とするロールプレイングゲームだ。2015年に米国で開催されたゲームイベントで、日本国外版がWii Uバーチャルコンソール(VC)として配信されることが発表された際には多くの海外ファンから歓喜の声が上がった。 2022年には『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』にて配信が開始された。
Read Article
マザーシリーズの裏設定・都市伝説集【MOTHER解説・考察】
『MOTHERシリーズ』は『MOTHER』をはじめとする現代風の世界を舞台としたRPGだ。「PSI」と呼ばれる超能力を使える主人公たちが、街や世界の危機に立ち向かう姿が描かれる。 ここでは『MOTHERシリーズ』のあまり知られていない裏設定・都市伝説をまとめた。
Read Article
大乱闘スマッシュブラザーズに追加キャラとして参戦したキャラ紹介!
昨年大乱闘スマッシュブラザーズforWiiUの発売前特番でポケモンシリーズからミュウツーが追加で参戦することが発表され、その後現在まで7人の追加キャラが発表されました。 今後配信予定のキャラも含め、追加キャラを紹介します。
Read Article
神ゲー・マザーシリーズはどんなゲーム?【MOTHER解説】
『MOTHERシリーズ』は「PSI」と呼ばれる超能力を扱える少年たちが、バットやフライパンなどを武器に街や世界の危機に立ち向かうRPGである。中世ファンタジー風のRPGが多かった当時では珍しい現代風の世界を舞台にしている。 ここでは『MOTHER』『MOTHER2 ギーグの逆襲』『MOTHER3』の3作品を紹介する。
Read Article
【あつ森】MOTHERの世界を再現したマイデザインがすごい!【マイデザインIDまとめ】
大人気ゲームシリーズ「どうぶつの森」のニンテンドーSwitch専用ソフト『あつまれ どうぶつの森』では、服やタイルを自由にデザインして作る「マイデザイン」という機能があり、人気を博している。特に人気漫画などに出てくる服を再現したマイデザインはたびたびネット上で大きな話題になっている。Switchオンラインで公開されているマイデザインは自由に使うことができるので、大好きなあのキャラになりきることも可能だ。ここでは名作ゲームシリーズ「MOTHER」を再現したマイデザインを紹介する。
Read Article
スターマン(マザーシリーズ)の解説まとめ【MOTHER1・2】
『MOTHERシリーズ』にはスターマンという宇宙人が登場する。宇宙の殺し屋と呼ばれる銀色の生き物で、ギーグの部下として主人公たちの前に立ち塞がる。スターマンのむすこ、ブルースターマン、ラストスターマンといった多くの亜種が存在している。
Read Article
【MOTHERシリーズ】懐かしすぎ!ゲームボーイアドバンスの名作おすすめゲームまとめ【FF5】
2001年に任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス。略してGBAといわれるこの機器でプレイできる名作ゲームを記事にまとめました。中には懐かしすぎて涙が出てくるものも…。今はもう本体の生産やサポートは終了していますが、手元にある方はぜひ遊んでみてくださいね。
Read Article
名作・マザーシリーズを振り返る!【MOTHER感想】
『MOTHERシリーズ』は1989年に発売された『MOTHER』をはじめとするRPGシリーズだ。『MOTHER2 ギーグの逆襲』の主人公ネスや『MOTHER3』の主人公リュカが、2018年発売の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に参戦するなど、本シリーズは長い間人々から愛されている。
Read Article
宮崎駿がプロの声優を起用しない理由を紹介【スタジオジブリ】
数々の名作を世に送り出してきたスタジオジブリ。作品の内容はもちろん、『となりのトトロ』のサツキとメイの父親役や、『風立ちぬ』の堀越二郎役など、プロの声優ではない人物を起用することが度々話題になります。糸井重里とのインタビューで明かされた、その理由を紹介していきます。
Read Article
【これだけはやっておきたい】スーパーファミコンのおすすめ名作ソフトまとめ
SFCの名作ソフトを、ジャンル別でシリーズの中でも特に面白い・高評価のものをまとめていきます。今プレイしても色あせないスーファミ。バーチャルコンソールで登場しているものもあります。
Read Article
【MOTHER2】マザー2のギーグはなぜあんな怖い姿に?【解説・考察】
『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場するラストボスのギーグは、非常に不気味な姿をしていることで有名である。第1段階では主人公ネスの顔が浮かぶ卵のような形をしていて、「悪魔のマシン」のスイッチが切れると怨霊のような真の姿を現すのだ。どうしてギーグはこのような姿になってしまったのか。ここではその考察をまとめた。
Read Article
【名作】死ぬまでにもう一度やりたい!スーパーファミコンゲーム【オススメ】
死ぬまでにもう一度やりたい!スーパーファミコンのゲームタイトルをまとめています。スーファミのゲームソフトは、1000タイトル以上あるので、時間をかけてまとめました。大体、後ろにいくほど発売が古くなっています。
Read Article
マザー2のどせいさんの名言・名セリフ&かわいい画像まとめ【MOTHER2 ギーグの逆襲】
どせいさんは『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場する、丸みのある体に大きな鼻がついた不思議な種族だ。頭の赤いリボンと、「どせいさん語」という言語が特徴的。そのかわいらしい見た目や、純真さがあふれるセリフから多くのプレイヤーを魅了している。
Read Article
糸井重里がマザー2をプレイ!感想・反響まとめ【MOTHER2 ギーグの逆襲】
『MOTHER2 ギーグの逆襲』のWii Uバーチャルコンソール配信決定を記念する一環として、『MOTHERシリーズ』生みの親である糸井重里がプレイするイベントが行われた。糸井が『MOTHER2』をちゃんとプレイするのは初めてだったらしく、イベントが開催される前から多くの注目を集めた。
Read Article
伝説のゲーム『MOTHER2ギーグの逆襲』
伝説の「MOTHER2ギーグの逆襲」を振り返ります。
Read Article
ゲームに潜む没データ! 使われなかったデータたち
ゲームというものには、必ずと言っていいほど没になったデータが存在します。そこには様々な理由が隠されているのでしょうが、今回はそんな判明している没データを掘り返してまとめてみたいと思います。
Read Article
マザー3発売10周年の感想・反響まとめ【MOTHER3_10th】
『MOTHER3』が発売されてから10年が経過した2016年、ネット上は10周年を祝う投稿で賑わった。 本作は主人公のリュカと、双子の兄クラウスを巡る切ないストーリーであるためか、2人の幸せを描いたイラストが数多く投稿されている。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『MOTHER』の概要
- 『MOTHER』のあらすじ・ストーリー
- 『MOTHER』のゲームシステム
- 移動について
- パラダイス鉄道
- テレポーテーション
- パンくず
- 町の施設
- デパート
- ハンバーガーショップ
- ホテル
- 病院
- ヒーラーの家
- JACKの店
- 公衆電話
- キャッシュディスペンサー
- 戦闘
- PSI
- うたう
- 『MOTHER』の登場人物・キャラクター
- プレイヤーキャラクター
- 主人公
- ロイド
- アナ
- テディ
- サブキャラクター
- キャロル
- ミミー / ミニー
- パパ
- ミック
- ピッピ
- ローラ
- クイーンマリー
- フライングマン
- ドラゴン
- 忘れられた男
- ガリクソン家
- ジョージ
- マリア
- イヴ
- 敵キャラクター
- スターマン
- スターマンのむすこ
- ムーク
- R・7037
- R・7038
- R・7038XX
- ギーグ
- 『MOTHER』のアイテム
- 武器
- バッド
- ガン
- ペンシルロケット
- ボム
- かえんほうしゃき
- ビーム
- フライパン
- ナイフ
- スリングショット
- ブーメラン
- スプレー
- その他
- キャッシュカード
- 地下室のカギ
- そうそふの日記
- カナリアのこども
- フランクリンバッヂ
- どうぶつえんのカギ
- めのうの釣針
- テレホンカード
- 通行許可証
- 希望のオカリナ
- ロケット(ほんもの)
- 最終兵器
- ものさし
- チケットの半券
- ライブのチケット
- ぼうし
- 入れ歯
- 幽霊屋敷のカギ
- ちず
- 『MOTHER』の用語
- 地名・施設名
- マザーズデイ
- 南の墓場
- カナリア村
- シュークリーム動物園
- マジカント
- クイーンマリーの城
- クイーンマリーの泉
- フライングマンの家
- 地下大河
- サンクスギビング
- ティンクル小学校
- スイートリトル工場
- ダンカン工場
- レインディア
- ハロウィーン
- 幽霊屋敷
- スノーマン
- アドベント砂漠
- イースター
- 湿地帯
- バレンタイン
- ホーリーローリーマウンテン
- その他
- 8つのメロディー
- ブラブラ団
- 『MOTHER』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 宮本茂に酷評された糸井の企画書
- RPGには珍しい「引き分け」の概念
- 多くの任天堂作品に影響を与えた『MOTHER』