ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』とは2018年のアメリカのアクション映画で、2015年に製作された『ボーダーライン』のスピンオフである。前作同様にメキシコの麻薬カルテルをテーマにしている。メキシコの麻薬カルテル内に混乱を引き起こすことを国防長官から命ぜられたCIAのマットは暗殺者のアレハンドロを雇い作戦を決行するが、敵の攻撃を受けたことから想定外の事態へ陥ってしまう。監督はステファノ・ソッリマが務め、キャストはベニチオ・デル・トロやジョシュ・ブローリンが前作から続投した。
マットのチームはイザベルをメキシコへ送り届けて作戦を完遂する予定だったが、メキシコ警察による攻撃でアレハンドロは逃げたイザベルを探しに1人残り、マットはアメリカの基地へ帰ってきた。アメリカに帰ってきたマットに、上司のシンシアが作戦の中止を伝え、ライリー国防長官は証人となるアレハンドロとイザベルを始末するように指示を出した。マットは旧友アレハンドロを殺すことはできないと考え、電話でアレハンドロにイザベルを始末するように依頼するがアレハンドロから従えないと反対されてしまう。アレハンドロは「自分は何とかする」と言い、続けてマットに「やるべきことをやれ」と言うのだった。作戦こそ失敗したが、アレハンドロはその場の判断で危険を冒してイザベルを助けるという選択をした。マットにもやるべきことはやってほしいという意思の表れである。
『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
作曲家ヨハン・ヨハンソンの急逝
前作『ボーダーライン』で音楽を担当したヨハン・ヨハンソンは2018年2月、急性薬物中毒によって48歳という若さでこの世を去った。これを受けて、彼に師事したヒルドゥル・グドナドッティルが本作の音楽を手掛けることになった。
ロングヘアーを短くしたイザベラ・モナー
イザベラ・モナー(2019年10月にイザベラ・メルセードに改名)は、本作でイザベル役を演じるにあたって、当時ロングヘアーだった髪を短く切っており、その切った髪を慈善団体に寄付している。また、その髪を切っている様子は彼女の公式YouTubeチャンネルで確認することができる。
『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』の主題歌・挿入歌
挿入歌:ヒルドゥル・グドナドッティル「Convoy」
マットのチームがイザベラを護送しているときに流れる音楽。本作のサウンドトラックに収録されている。
挿入歌:ヨハン・ヨハンソン「The Beast」
前作『ボーダーライン』のメインテーマとして使用された「The Beast」が本作の終盤からエンドクレジットにかけて流れる。本作のサウンドトラックには収録されていない。
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目次 - Contents
- 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』の概要
- 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』のあらすじ・ストーリー
- アメリカで多発する自爆テロ
- 麻薬カルテル撲滅作戦の開始
- 作戦の開始
- ギャングに勧誘されるミゲル少年
- メキシコ警察からの襲撃とイザベラの逃走
- アレハンドロとイザベル
- 作戦の中止
- 不法入国でアメリカへ
- マットによる復讐
- 実は生きていたアレハンドロ
- ミゲルとアレハンドロの再会
- 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』の登場人物・キャラクター
- 主人公と関連人物
- アレハンドロ・ギリック(演:ベニチオ・デル・トロ)
- マット・グレイヴァー(演:ジョシュ・ブローリン)
- イザベル・レイエス(演:イザベラ・モナー)
- アメリカ政府
- スティーヴ・フォーシング(演:ジェフリー・ドノヴァン)
- シンシア・フォード(演:キャサリン・キーナー)
- ジェームズ・ライリー国防長官(演:マシュー・モディーン)
- アンディ・ホイールドン(演:シェー・ウィガム)
- 不法入国ビジネス関係者
- ミゲル・ヘルナンデス(演:イライジャ・ロドリゲス)
- ヘクター(演:デヴィッド・カスタニェーダ)
- ガヨ(演:マヌエル・ガルシア=ルルフォ)
- 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』の用語
- 麻薬カルテル
- レイエス・カルテル
- マタモロス・カルテル
- 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アレハンドロ「あばよ」
- アレハンドロ「やるべきことをやれ」
- 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作曲家ヨハン・ヨハンソンの急逝
- ロングヘアーを短くしたイザベラ・モナー
- 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:ヒルドゥル・グドナドッティル「Convoy」
- 挿入歌:ヨハン・ヨハンソン「The Beast」