ローマの休日(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ローマの休日』とは、1953年にアメリカで製作されたロマンティック・コメディー映画である。舞台はヨーロッパ。小国の王女アンは締め付けられた生活を疎み、滞在中のローマでこっそりと大使館を抜け出してしまう。ローマの街へと繰り出したアンは、アメリカ人記者のジョーと偶然出会うことになる。世界中から高い評価を受けた、身分違いの2人が繰り広げるラブストーリー。主役は名優グレゴリー・ペック、ヒロインにはほぼ無名ながらも今作で有名女優となったオードリー・ヘプバーンが務めている。

アン女王役であるオードリー・ヘプバーンは、当時無名であった。今作の最初のヒロイン候補は、エリザベス・テイラーという女優であった。その後監督が変わり、候補が変更になったが女優の貸し出し拒否などが起こり紆余曲折していた。そんな中、主役であるグレゴリー・ペッグが出演を了承したことによって、王女役はスターではなくてもいいという方針に変化した。そこで、無名ながらも監督や制作スタッフに偶然見いだされたオードリーはアン王女役に決まったのだった。ちなみに、グレゴリーもオードリーの才能を認めており、自分と同様のギャラを与えるように製作スタジオに要求した。

日本でも高評価

出典: eiga.k-img.com

本作が日本初公開したのは1945年4月21日の長崎県にある劇場であった。その後、地方都市などで徐々に公開され、東京でも4月27日に公開された。東京の日比谷劇場では最初は3週間の上映期間であったが、客の減りが減ることがなく、最終的には5週間と3日の公開となった。全国でもその人気はすさまじく、1954年日本公開の洋画での配給収入が1位となった。

グレゴリーや監督の一考

新人のオードリーの演技を高めるため、グレゴリーや監督は相当苦労したという。その中でも真実の口のシーンでの撮影で、2人はひとつ案を考えたのだ。それは、グレゴリーが真実の口に手を入れ、本当に手を噛みちぎられたように演じたのだ。オードリーは絶叫し、素のリアクションを見せた。このシーンは1テイクでOKになったのだ。

『ローマの休日』の主題歌・挿入歌

オリジナルサウンドトラック 『Roman Holiday』

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