ローマの休日(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ローマの休日』とは、1953年にアメリカで製作されたロマンティック・コメディー映画である。舞台はヨーロッパ。小国の王女アンは締め付けられた生活を疎み、滞在中のローマでこっそりと大使館を抜け出してしまう。ローマの街へと繰り出したアンは、アメリカ人記者のジョーと偶然出会うことになる。世界中から高い評価を受けた、身分違いの2人が繰り広げるラブストーリー。主役は名優グレゴリー・ペック、ヒロインにはほぼ無名ながらも今作で有名女優となったオードリー・ヘプバーンが務めている。

通信社のローマ支局の記者。上司である支局長のヘネシーに、500ドルの借金があるなどお金にだらしない部分がある。カメラマンのアーヴィング・ラトビッチとは仲が良い。記者仲間とポーカーを楽しんだ夜の帰り道、ベンチで寝ているアンを見かけ、自宅のアパートで介抱することになる。翌日、アン王女の記者会見に行く予定だったが、寝坊してしまう。急いで、通信社に向かうと朝刊の写真にいるアン王女は自分の家にいる女だと気づく。ジョーは「アン王女の特ダネを手に入れられる」とヘネシーと賭けをし5000ドルを要求する。

アービング・ラドビッチ(演:エディ・アルバート)

出典: www.jiji.com

左の男性がアービング

ジョーの新聞記者仲間。カメラマンであり、ライターにもなるカメラを使い、アンの写真をたくさん撮っていた。ジョーとは親しく、ポーカーでも他の新聞記者やジョーと一緒に過ごしていた。ジョーに特ダネの協力を求められたときは、本物のアン王女がいるということは伝えられず、実際に会ったときに事情を説明された。ジョーが記事を出さないという決断をした当初は、なんとか説得を試みようとしていたが、最終的にはアンにこれまで撮った写真をプレゼントした。

ジョバンニ

ジョーが住む家の管理人。ジョーが支局長との会話で自分の家にいるのがアン王女であることに気づき、連絡したのがジョバンニである。家に誰も入らないようジョバンニは指示され、真面目に守っていた。

大使(演:ハーコート・ウィリアムズ)

左の男性が大使

アンの国のローマ大使。アンが大使館に戻った時、国の王女としての責任感をもつよう説教をするが、ジョーとの恋を捨てて戻ってきたアンに毅然とした態度を取られ、何も言えなくなっていた。

ヴィアルバーグ伯爵夫人(演:マーガレット・ローリングス)

出典: fukino515.com

左がヴィアルバーグ伯爵夫人

アン王女のお付きの女性。アン王女の寝る準備を手伝い、スケジュール管理をしている。アンに翌日のスケジュールを伝えていると、アンがヒステリーを起こしてしまった。その後、医者を呼び安定剤を打ってもらうことになった。

マリオ・デラーニ(演:パオロ・カルリーニ)

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左の男性がマリオ

アンの髪を切った美容師。アンの長い髪を切ることを何度もためらい、アンに確認するが、アンの意志は変わらず思い切って髪を切った。髪を切ったアンがとても美しく、夜に船上で開かれるパーティにアンを誘うも断られてしまう。その後、たまたまアンがジョーと訪れた船上パーティで再会し、ダンスを踊るが、アン保護のために訪れた部隊との乱闘に巻き込まれてしまう。

プロブノ将軍(演:トゥリオ・カルミナティ)

右の男性がプロブノ将軍

アン王女の国の将軍。アン王女がヒステリーを起こし、医者に安定剤を打ってもらったときに、ショックのあまり気を失って倒れてしまった。

ヘネシー支局長(演:ハートリー・パワー)

出典: stat.ameba.jp

右がヘネシー支局長

ヘネシー支局長はジョーやアービングが働く新聞社であるアメリカン・ニュース・サービスのローマ支局長である。ジョーが遅刻してきた際、中止になったアン王女の記者会見を取材してきたという嘘をついたので、「朝刊を読まないから、そんな嘘が出るんだ」と怒った。ジョーがアン王女のインタビューを取ってくると豪語したので、ジョーがインタビューを取ったら5000ドル払う、取れなかったらジョーが500ドル払うという賭けをした。
結局ジョーがインタビューを取れなかったので、「500ドルの借金だ」と捨て台詞を吐いて、ジョーの前を後にした。

タクシー運転手(演:アルフレッド・リゾ)

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