血塗(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
血塗(けちず)とは『呪術廻戦』に登場するキャラクターであり、人間と呪霊との間に誕生した受肉体である。特級呪物に指定されている「呪胎九相図一番から三番」の内、三番が人間の肉体を乗っ取り誕生した。長男に当たる一番の脹相(ちょうそう)、次男に当たる二番の壊相(えそう)とはお互いに深い絆で結ばれている。特級呪霊真人より「宿儺の指回収任務」を与えられて壊相と共に八十八橋へ赴き、その場にいた虎杖、釘崎と交戦した。
血塗のプロフィール・人物像
思考・興味:兄弟
嫌いなもの:加茂憲倫(かものりとし)
最速!キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第1回キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第2回キャラクター人気投票:第33位(78票 / 97,860票)
CV:山口勝平
血塗(けちず)とは『呪術廻戦』に登場するキャラクターであり、人間と呪霊との間に誕生した呪胎九相図の内の二番が人間の身体を乗っ取って誕生した受肉体である。特級呪物に相当するほどの強い呪力を持っているが、一番の脹相、二番の壊相と比較すると呪物としての力が弱いため、異形の部分が強く出た外見をしている。大小二つの口と血を流している顔面が特徴的である。
150年に渡り特級呪物として呪術高専の忌庫に封印されてきたが、偽夏油/加茂憲倫/羂索の手引きによって脹相、壊相と共に盗み出され受肉し誕生した。兄弟間の絆は大変深い物であり、受肉直後顔を合わせた兄二人と「俺たちは三人で一つだ。壊相は血塗のために、血塗は脹相のために、脹相は壊相のために生きる」と誓いを立てた。
壊相と比較するとやや言動が幼く、虎杖と会敵した際に「遊んでくれるのかぁ?」と発言したり、壊相の背中を見てしまった際には慌てふためく姿を見せている。
特級呪霊真人より「宿儺の指回収」の命を受け、壊相と共に八十八橋へと赴いた。偶然呪霊退治をしていた呪術高専の虎杖と交戦するが、兄の壊相が釘崎を拉致したことがきっかけで虎杖、釘崎の二人とタッグ戦を行う事となった。
兄弟間のコンビネーションと血液を用いた強力な術式を保持していた為余裕を見せるが、思わぬ反撃を受け形勢を覆される。虎杖の打撃ラッシュによって瀕死になったところを釘崎の術式「簪(かんざし)」によってとどめを刺され絶命した。
血塗の呪術・能力
蝕爛腐術 朽(しょくらんふじゅつ きゅう)
兄の壊相と弟の血塗は共通の術式「蝕爛腐術 朽(しょくらんふじゅつ きゅう)」を保持している。術式の発動条件は壊相か血塗の血液を傷口や粘膜から取り込んだ後、兄弟のどちらかが発動することである。
非常に強力な術式であり、血液を取り込んだ部分から腐食が始まり分解されるために猛烈な痛みが伴う。また「朽」の効果はあくまでも分解であるが、人間と呪霊との間に誕生した受肉体である九相図の血液中には呪霊の血が混ざっており、人間が血液を取り込むと異物である呪霊の血が拒絶反応を起こし猛毒に侵されるという追加効果がある。
術式を発動した壊相は「そちらの少年(虎杖)は15分、お嬢さん(釘崎)はせいぜい10分の命というところでしょう。朝には骨しか残りませんよ」と告げていたが、術式の詳細を明かすことで効果を底上げする「術式の開示」を行っていた為実際にはもっと早く死ぬと予測を立てていた。
血液による攻撃
人間と呪霊との間に誕生した呪胎九相図の体内には呪霊の血液も含まれており、人間が呪胎九相図の血液を取り込むと異物である呪霊の血が拒絶反応を起こして猛毒に侵されるという仕組みを持っている。脹相や壊相と比較すると呪力の弱い血塗の血液は、壊相のように岩を溶かすような性質は持っていないが、第内に入るだけで猛毒となる強力な武器である。
虎杖と会敵した血塗は先制して大量の血液を浴びせかけるが、虎杖の身体能力によって回避されてしまった。
血塗の来歴・活躍
受肉
明治時代呪霊の子を孕む特異体質の娘に目を付けた加茂憲倫/羂索(かものりとし/けんじゃく)は、呪霊と人間との間にできた胎児に血を混ぜて呪胎九相図を創り出した。そのうちの一番から三番(脹相、壊相、血塗)は特級呪物にも相当するほどに強い呪力を持っていたため、他の九相図と共に呪術高専の忌庫に封印される。
封印から150年が経った頃夏油傑(げとうすぐる)の肉体を乗っ取った加茂憲倫/羂索は、人間を滅ぼそうと画策する特級呪霊集団(真人、漏瑚、陀艮、花御)と手を組み、宿儺の指と共に呪胎九相図の一番から三番を盗み出すことに成功した。
真人らが拉致してきたと思われる人間の肉体を乗っ取って誕生した血塗は、真人から「宿儺の指回収」の命を受け、壊相と共に八十八橋へと赴いた。
虎杖と会敵
偶然八十八橋で呪霊退治を行っていた呪術高専の虎杖、釘崎、伏黒の元へ飛び込んだ血塗は「なんだぁ?遊んでくれるのかぁ?」と笑みを浮かべ虎杖と交戦する。
血液を大量に浴びせかけて先制攻撃を仕掛けるが、虎杖の身体能力によって回避され逆に強力な蹴りを受けてしまった。
虎杖の反撃に「面白くないなぁ」と呟いていたところ、突如結界に穴が開き現れた壊相が偶然近くにいた釘崎の腕を掴んで外へと脱出する。兄の壊相を追いかける血塗、釘崎を追いかける虎杖はともに結界から脱出したのだった。
壊相と合流
釘崎を拉致して結界の外に出た壊相を追っていた血塗は、虎杖と共に偶然壊相がコンプレックスを抱えていた背中を見てしまう。呪霊の顔のようなものが巣食い膿んだような臭いを発する光景に思わずたじろいだ血塗は謝罪するも、壊相は「殺す」と怒りの形相を浮かべていた。
背中から血液でできた羽のようなものを展開させ遠距離攻撃を仕掛ける術式「翅王(しおう)」を発動させた壊相は、虎杖と釘崎に向けて血のビームを発射させる。驚異の身体能力を持つ虎杖の俊足により岩をも溶かす性質を持った血の攻撃から逃れることに成功したが、行動を読んで先回りしていた血塗は虎杖に血液を浴びせかけた。
慌てる釘崎に対しても壊相が血液を浴びせかけると、「私たちの術式はここからですよ」と余裕の笑みを浮かべ「蝕爛腐術 朽(しょくらんふじゅつ きゅう)」を発動させる。
「朽」は壊相と血塗が共通して保持している術式で、傷口や粘膜から兄弟の血を取り込みどちらかが発動させると、侵入箇所から腐食が始まり分解されるというものである。さらに人間と呪霊との間に誕生した呪胎九相図の血液中には呪霊の血が含まれており、人間が血液を取り込むと異物である呪霊の血が拒絶反応を起こし猛毒に侵されるという強力な術式だった。壊相と血塗は勝利を確信し、余裕の表情を浮かべて虎杖と釘崎の様子を観察する。ところが一瞬の後飛び込んできた光景はこちらに攻撃を仕掛ける二人の姿だった。
呪術師の反撃
激しい分解の痛みと猛毒によって「朽」の発動中はまともに動けないはずだったが、死を覚悟した釘崎は相手との繋がりを辿って遠隔攻撃ができる「共鳴り」を自身に打ち込んでダメージを与える。一方の虎杖は宿儺の器としてあらゆる毒に耐性を持っていたため毒が効かず、分解の痛みを気にせずに全力で殴り掛かってきた。
虎杖の打撃による猛攻を受けた血塗は瀕死の重傷を負うが、さらに虎杖と釘崎は場所を交代し今度は釘崎が血塗と対峙する。壊相は血塗を助けに入ろうとするが、虎杖がその行く手を阻んできた。
重傷を負い動くこともままならない様子の血塗を見やりながら、壊相は「術式を解くか否か」という二択をせまられる。「朽」の発動中に遠距離攻撃ができる「翅王」を発動することは不可能だったが、一方で釘崎も瀕死の為「この女(釘崎)に血塗を殺すだけの余力は残っていないはず」と判断した壊相は、「絶対に術式を解かない」という結論に至る。
釘崎の「共鳴り」の攻撃に耐えつつ「朽」を発動させたまま虎杖に攻撃を仕掛けるが、血塗は壊相を見ながら「兄者…」と弱々しく呟いた。兄を頼り心から助けを求める弟の声を聞いた壊相は無意識のうちに術式を解いていたのだった。
「翅王」を発動させた壊相は攻撃を放ったが、「釘崎に当たる前に必ず敵を仕留める」と硬く決意した虎杖と、背後からの攻撃にも全く気付かないほどの集中力を見せた釘崎が呪力の真髄「黒閃」を発動させる。壊相と血塗はそれぞれ大ダメージを受けてしまうのだった。
最期
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「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。
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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。
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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。
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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ
禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。
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