ユージュアル・サスペクツ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ユージュアル・サスペクツ』とは1995年にアメリカで製作されたサスペンス映画。
巧妙に練られた脚本と、思ってもみないどんでん返しのエンディングが大きな話題となり大ヒットとなる。
カルフォルニア州サンペドロで麻薬密輸船の爆破事件が起こる。謎に包まれたこの事件を、生存者である手足が不自由な男、ヴァーバルが捜査官に語って聞かせる。その事件には闇社会では伝説となっている人物、カイザー・ソゼが深く関わっていた。謎の人物カイザー・ソゼの正体を暴くうちに、事件の全貌が徐々に明らかになっていく。

キートンに話しかけるマクナマス(右)

吹き替え:江原正士(ソフト版)/大塚芳忠(テレビ東京版)

忍び込みのプロ。いい奴だがすぐにカッとなりやすい性格。
銃の名手で、揉み合っている敵と味方を見分けて仕留めることができる。
フェンスターと相棒を組み、多くの盗みを行ってきた。
フェンスターがカイザー・ソゼに殺されてしまった際、埋葬してやろうとするなど情に厚い男でもある。

フレッド・フェンスター(演:ベニチオ・デル・トロ)

キートンの話を聞くフェンスター

吹き替え:宮本充(ソフト版)/天田益男(テレビ東京版)

マクナマスの相棒で、英語に訛りがある外国人。
盗みの腕はピカ一で、頭も良い。
カイザー・ソゼに恐れをなして逃げ出すが、すぐに殺され海辺で遺体となって発見される。

トッド・ホックニー(演:ケヴィン・ポラック)

拘置所を出所したトッド

吹き替え:小杉十郎太(ソフト版)/荒川太郎(テレビ東京版)

爆弾のプロ。
開き直りでこの世を生きてる男。
アルゼンチン組織の麻薬密輸船襲撃の際には得意の爆弾を使い、敵に奇襲攻撃を仕掛けた。
その後ハンガリー組織の金を奪おうとした所、カイザー・ソゼに殺されてしまう。

捜査官たち

デビッド・クイヤン(演:チャズ・パルミンテリ)

レイビン刑事を説得するデビット

吹き替え:金尾哲夫(ソフト版)/小川真司(テレビ東京版)

ニューヨークの特別捜査官。
ニューヨークのトラックハイジャック事件を担当した。
この事件の容疑者であり、麻薬密輸船爆破事件の生存者であるヴァーバルを取り調べるためにサンペドロ警察に赴く。
そこでヴァーバルを尋問し、事件の黒幕であるカイザー・ソゼはキートンであると断定する。
しかしヴァーバル保釈後に、すべてがヴァーバルの嘘であったことに気付く。

ジャック・ベア(演:ジャンカルロ・エスポジート)

爆破が起きた港で煙草をふかすジャック

吹き替え:山形ユキオ(ソフト版)石塚運昇(テレビ東京版)

FBI捜査官。
サンペドロ港で起きた麻薬密輸船爆破事件を担当する。
ニューヨークの特別捜査官ジャックとの連携や、船の生存者の供述に立ち会う等、事件解決のために奔走する。

ジェフ・レイビン(演:ダン・ヘダヤ)

アルゼンチン麻薬密輸船爆破事件について話すレイビン刑事

吹き替え:麦人(ソフト版)

サンペドロ警察の刑事。
ニューヨークの特別捜査官デビッドに協力し、自分の仕事部屋を供述場所として提供する。
レイビン刑事の部屋の壁に貼ってあった資料から、ヴァーバルはキーワードを抜き出し、嘘の証言をでっち上げる。

カイザー・ソゼの仲間

コバヤシ(演:ピート・ポスルスウェイト)

キートン達にカイザー・ソゼからの依頼を伝えるコバヤシ

吹き替え:大木民夫 (ソフト版)/池田勝(テレビ東京版)

カイザー・ソゼの代理人である弁護士。
カイザー・ソゼの依頼をキートン達に伝達する役目を果たす。
実はカイザー・ソゼの正体であるヴァーバルと結託し、キートン達を操っていた。
コバヤシも偽名であり、本当の正体は謎のままである。

レッドフット(演:ピーター・グリーン)

マスナマス(左)と取引するレッドフット(右)

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