薔薇はシュラバで生まれる(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『薔薇はシュラバで生まれる』とは、漫画家笹生那実氏が32年ぶりに描いた漫画。1970年は、少女まんが黄金期と呼ばれ、その頃漫画家のアシをしていた著者は多くの名作と関わりを持っていた。全体の構成を各先生方に送りご承諾をもらい、ネームが出来ると再び先生方にチェックを受け、当時の作品を読み直し、思い出したことを漫画にしていったものである。著者は漫画家のシュラバと呼ぶ過酷な仕事場で、どのように名作が生み出されていくかを見続けた。本書は、その記録である。

背景資料

登場人物の背景の絵で、現在では各種図書が発売されている。例えば、日常シーン、学校、時代物など。

金髪の線

ハイライト的なところに描く線で、柔らかさや金髪に見せる。茶髪線というのもある。

ホワイト

修正液でハイライト、ベタ部分への書き込み文字、原稿の汚れ、修正に使う。

消しゴム

下書きで使った鉛筆で描いた線を消しゴムで消すこと。

3カケ濃いめ

カケアミの効果線。1カケは直線を並べるカケアミ。2カケは縦横で交差するカケアミ。3カケは2カケに更にもう1本加えたカケアミ。

モブ

モブキャラクターの事。通行人のこと。

フキダシ

セリフを書くため絵の中に設置された空間の事。

写植

写真植字の事。写真の原理で文字を印画紙に印刷すること。

落ちる

原稿が間に合わなくて掲載されない事。

作画

漫画やアニメで実際に絵を描く作業を複数の人たちが分担して描く絵の事。絵は全てを一人で描く絵の事。

カートゥーン

ヨーロッパなどで書かれた1コマ漫画の事。

トーン

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