薔薇はシュラバで生まれる（漫画）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.02.19

『薔薇はシュラバで生まれる』とは、漫画家笹生那実氏が32年ぶりに描いた漫画。1970年は、少女まんが黄金期と呼ばれ、その頃漫画家のアシをしていた著者は多くの名作と関わりを持っていた。全体の構成を各先生方に送りご承諾をもらい、ネームが出来ると再び先生方にチェックを受け、当時の作品を読み直し、思い出したことを漫画にしていったものである。著者は漫画家のシュラバと呼ぶ過酷な仕事場で、どのように名作が生み出されていくかを見続けた。本書は、その記録である。

長岡良子先生

浅川まゆみ先生

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主な作品『スキャンダルナイト』、『時の墓標』。

夢野一子先生

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1956年生まれ。東京出身。1977年小学館『別冊少女コミック』『光色の小さな部屋から』でデビュー。同誌や『プチフラワー』で活躍後、怪獣ものを発表。更にレディースコミック誌に活躍の場を移す。1987年以降は青年向け漫画誌『月刊アフタヌーン』、『モーニング』で活躍。主な作品『自転車にのって』、『僕はムコ養子』。

槇村さとる先生

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1956年生まれ。東京出身。1973年『別冊マーガレット』でデビュー。1990年代に『ヤング・ユー』に活動の場を移した。主な作品『白い追憶』、『愛のアランフェス』。

あさぎり夕先生

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1956年生まれ。東京出身。1976年講談社『なかよし』にて『光を目指して飛んで行け』でデビュー。1987年『なな色マジック』で講談社漫画賞受賞。1990年後半以降は小説やボーイズラブ漫画に進出。主な作品『青い宇宙のルナ』、『私の恋は星まかせ』。

倉持知子先生

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1958年生まれ。東京出身。漫画家くらもちふさこ先生の妹。1976年『花とゆめ』にて『ジギーチャイルドを好きな子』でデビュー。主な作品『となり町戦争』、『青になれ』。

篠原千絵先生

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神奈川県出身。1981年『コロネット』にて『赤い伝説』でデビュー。1987年『闇のパープル・アイ』で第32回小学館漫画賞少女部門受賞。2001年『天は赤い河のほとり』で第46回小学館漫画少女部門受賞。主な作品『点は赤い河のほとり』、『暁に立つライオン』。

萩尾望都先生

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1949年生まれ。福岡県出身。1969年『ルルとミミ』でデビュー。1976年『ポーの一族』、『11人いる！』で小学館漫画賞受賞。1997年『残酷な神が支配する』で第1回手塚治虫文化省漫画優秀賞受賞。2006年『バルバラ異界』で第27回日本SF大賞受賞。2011年第40回日本漫画家協会賞・文部科学大臣賞受賞。2012年紫綬褒章受章。花の24年組の一人。主な作品『トーマの心臓』、『ポーの一族』。