薔薇はシュラバで生まれる(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『薔薇はシュラバで生まれる』とは、漫画家笹生那実氏が32年ぶりに描いた漫画。1970年は、少女まんが黄金期と呼ばれ、その頃漫画家のアシをしていた著者は多くの名作と関わりを持っていた。全体の構成を各先生方に送りご承諾をもらい、ネームが出来ると再び先生方にチェックを受け、当時の作品を読み直し、思い出したことを漫画にしていったものである。著者は漫画家のシュラバと呼ぶ過酷な仕事場で、どのように名作が生み出されていくかを見続けた。本書は、その記録である。

三原順先生

出典: www.meiji.ac.jp

1952年生まれ。北海道出身。1973年『別冊マーガレット』にて『ぼくらのお見合い』でデビュー。社会や人間を深く掘り下げた作風が特徴。その一方でコミカルな面を見せる作品も発表している。主な作品『はみだしっ子』、『ルーとソロモン』。

小野弥夢先生

出典: comicspace.jp

広島出身。1977年『ロックンロールペテン師』でデビュー。『少女フレンド』を中心に活躍し、その後女性誌に活躍の場を移した。1984年『Lady Love』で第8回講談社漫画賞を受賞。主な作品『Lady Love』、『DIVA』。

樹村みのり先生

出典: www.amazon.co.jp

1949年生まれ。埼玉県出身。1964年集英社『リボン』にて『ピクニック』でデビュー。1970年代に『COM』、『りぼんコミック』で活躍。大学卒業後執筆を一時中断するが、1974年『別冊少女コミック』で復帰。以降講談社、秋田書店などの少女誌や青年誌、レディース誌で活躍する。主な作品『海辺のカイン』、『悪い子』。

山岸涼子先生

出典: mangakasan.com

1947年生まれ。北海道出身。1969年『りぼんコミック』にて『レフトアンドライト』でデビュー。1983年『日出処の天子』で第7回講談社漫画賞受賞。『ダ・ヴィンチ』で連載された『舞姫テレプシコーラ』は2007年に第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。主な作品『天人唐草』、『日出処の天子』。

図書の家で出演

小西優里さん

少女漫画ラボラトリー「図書の家」主宰者。1999年から萩尾望都研究を中心に、昭和20年代から少女漫画黎明期の作家・作品検証をはじめ様々な少女漫画関係のリスト作成や独自の考察をする。

イースト・プレス 担当者

初代編集者 町田氏

株式会社イースト・プレス所属の編集者で、笹生那実先生の初代担当。

二代目編集者 小林氏

株式会社イースト・プレス所属の編集者で、町田氏から笹生那実先生の2代目担当を引き継ぐ。

著者をアシストしたアシさんたち

夢野一子先生

漫画家夢野一子先生と同一人物。『薔薇はシュラバで生まれる』作成で笹生那実先生をアシストした。

淡川まゆみ先生

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