亜人(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『亜人』とは、桜井画門による漫画作品で、講談社の『good!アフタヌーン』にて、2012年から連載。2015年には3部作の劇場アニメが上映、2016年からはTVアニメが放送された。2017年には実写映画も公開され、シリーズ累計発行部数は900万部を突破するほどの人気を誇る。
主人公の永井圭は、ある日交通事故により亡くなってしまうが、直後に生き返った。それにより、自身が死ぬことがない生物「亜人」だと判明する。亜人であるが故に、政府に追われる身となり、様々な困難立ち向かう物語となっている。

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佐藤に追い詰められた永井圭が、自分の意志で黒い幽霊を発現させるシーン。圭は幼い頃に自身が出した黒い幽霊を見たことがあったが、成長してから発現したことはなかった。窮地に立たされたことで、再び自身の力で黒い幽霊を発現することができた印象的なシーンとなっている。
圭は体内のIBMが他人よりも非常に多いため、他の亜人よりも長い間IBMを発現させることができる。そのため、永井圭のIBMを見た佐藤は 「なんなんだ、その量は」 と驚いていた。

『亜人』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

アニメ制作はポリゴン・ピクチュアズ

劇場版三部作の総監督と監督には、独特な世界観で知られる『シドニアの騎士』を新たな技術と計算され尽くした映像美で描ききり、ファンを驚かせた瀬下寛之と安藤裕章のタッグを迎えた。脚本は『進撃の巨人』で原作の持つ緊張感や焦燥感を見事に再現した瀬古浩司が手掛け、亜人たちの極限の戦いや心理的な葛藤を余すところなく表現。さらに、音楽を担当するのは『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』や『PSYCHO-PASS サイコパス』など多彩な作品を手がける菅野祐悟。アニメーション制作はアニメ界のアカデミー賞とも言われるアニー賞やエミ―賞を受賞し、設立30周年作品として制作した『シドニアの騎士』が高い評価を得たデジタルアニメーション制作会社ポリゴン・ピクチュアズが担当した。

CGアニメについては賛否両論

アニメは3DCGをメインにして制作されている。しかしCGに関しては賛否両論となっており、「アニメの作画が凄すぎてゲームみたい」、「CGすぎてちょっといや。 アニメはセル画がいい。」などの声が上がった。

『亜人』の主題歌・挿入歌

劇場版

第1部主題歌:flumpool「夜は眠れるかい?」

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生
編曲:百田留衣

flumpoolによる第1部主題歌。

第2部主題歌:LAMP IN TERREN「innocence」

LAMP IN TERRENによる劇場版第2部の主題歌。

第3部主題歌:宮野真守「The Birth」

作詞・歌:宮野真守
作曲・編曲:Jin Nakamura

Jin Nakamuraによる第3部主題歌。

TV・OAD

OP(オープニング):flumpool「夜は眠れるかい?」(第1クール)

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生
編曲:百田留衣

劇場版第1部と同一の楽曲が使用されている。

OP(オープニング):angela × fripSide「僕は僕であって」(第2クール前半)

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