毛利小五郎(名探偵コナン)とは【徹底解説・考察まとめ】

毛利小五郎(もうりこごろう)とは、『週刊少年サンデー』の青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、本作のヒロイン・毛利蘭の父親である。妻の英理とは別居中。探偵事務所を開き、私立探偵をしている。以前は見当外れな推理ばかりだったが、コナンが眠った小五郎の声を借りて推理を披露し、様々な難事件を解決するようになってからは「眠りの小五郎」として有名になった。好きなものは酒とタバコとギャンブルときれいな女性。

英理の誕生日直前、プレゼントを買って溜まった福引券を財布ごと蘭に渡して、当日渡しやすいようにセッティングしてくれと暗に示した小五郎。
その小五郎の福引券で伊豆のホテルを当てた蘭は英理に連絡し、当日2人が会えるようにセッティングした。

しかし、いざ当日になってみると小五郎はプレゼントを渡すどころか英理に悪態ばかりつく始末。怒った英理は自分の部屋に戻ってしまう。
蘭に促されて英理に謝りに行った小五郎は、英理の部屋で頭を殴られた女性の遺体を発見した。
小五郎が訪ねたときに風呂上がりだった英理によると、部屋に戻ってきたときには遺体はなく、風呂から上がってたった今初めて見たと言う。

現場が英理の部屋だったこと、被害者が英理の依頼人だったことから英理も容疑者のひとりになってしまう。
翌朝、妻が容疑者になっているのに事件を解く鍵さえ思いつかず焦る小五郎だったが、コナンからのヒントで被害者の夫がミニカーを使ってベッドを移動させ、英理が風呂に入っている間に遺体を出現させたことを見抜いた。

事件解決後、帰ろうとした英理を引き留めた小五郎は、英理にプレゼントを渡して誕生日をいわおうとする。がしかし、英理の誕生日は前日の10月10日である。
昔は10月10日が体育の日だったので、小五郎は英理の誕生日=体育の日だと覚えていた。
だが現行の体育の日は10月の第2月曜日に変わってしまったため、1日遅れのお祝いになってしまった。

「最悪な誕生日(バースデー)」の概要

国分建彦・秋穂夫妻は、秋穂が受けたストーカー被害の加害者と弁護士の英理を交えて示談交渉するため、伊豆のホテルを訪れていた。
酔って英理の部屋で寝てしまった秋穂を英理の外出中に迎えに来た建彦だったが、些細なことから夫婦喧嘩が勃発し、秋穂は建彦の趣味のミニカーを貶し始めた。

元レースクイーンだった秋穂もミニカーが好きだというから意気投合して結婚した建彦だったが、秋穂のミニカー好きは嘘で結婚した本当の理由は建彦の遺産が目当てだったこと、秋穂がかつて贈った「ポルシェ550スパイダーのミニカー」はジェームズ・ディーンが事故死した車にということにあやかって「金だけ遺してさっさと死んで」という意味が込められていたことを知って、衝動的に秋穂を部屋にあった灰皿で殴って殺害してしまった。

このまま英理が戻ってきてしまったら、秋穂の迎えに来ることを頼まれていた自分が疑われてしまう。
建彦はオープンカータイプのミニカーを4つ用意して、それぞれのミニカーにベッドの脚を嵌めることで重たいベッドをずらして遺体を隠し、自分も遺体の横に隠れた。
また、英理が戻ってきてすぐにシャワーを浴びるようにするため、冷蔵庫の中身をすべて炭酸飲料に変えて振っておいた。

そうすることで、部屋に戻ってきた英理が飲み物を飲もうとすると炭酸の泡が噴出する。その泡を洗い流すために英理がシャワーを浴びている隙に、建彦はベッドを元に戻して遺体を出現させ、部屋を出て行った。

あんたがあいつに似てたから:劇場版「水平線上の陰謀(ストラテジー)」

鈴木財閥のご令嬢で、蘭の友人でもある鈴木園子の厚意で豪華客船でのクルーズに招待された小五郎たち。
そのとき小五郎が船内で知り合った、客船の設計を担当した女性は妻の英理によく似ていた。

優雅な船旅を楽しんでいたところで殺人事件が発生。コナンは阿笠博士の声でシナリオライターの男が犯人だと推理し、男も罪を認めたため事件は解決したかに思えた。
一方で小五郎は、設計士の女性が犯人でなければいいのにという思いで独自に調査していたが、調べれば調べるほど女性が犯人だという証拠ばかりが出てきてしまう。

妻によく似たその女性は事件とは無関係、そうであってほしかった思いは打ち砕かれても、女性が犯した罪を許すわけにはいかない。
小五郎は、私情を挟むことなく女性に推理をぶつけた。

劇場版「水平線上の陰謀(ストラテジー)」の概要

コナンたちが優雅な船旅を楽しんでいたところで八代造船の社長・八代貴江が殺害され、貴江の父親で会長の八代延太郎が行方不明になる。
コナンは阿笠博士の声で、シナリオライターの日下ひろなりが15年前に八代造船の船が起こした事故で亡くなった父親の敵討ちのために八代親子を殺害したと推理し、日下も罪を認め会長は海に投げ飛ばしたと証言したため事件は解決したかに思えた。

一方で小五郎は、船内で知り合った設計士の秋吉美波子が犯人でなければいいのにという思いで独自に調査していたが、調べれば調べるほど秋吉が犯人だという証拠ばかりが出てきてしまう。
日下が逃げるために仕掛けた爆弾が爆発して船内が混乱するなか、小五郎は秋吉に推理をぶつけた。

15年前の事故で亡くなったのは2人いて、日下の父親だけでなく、秋吉の父親もまた、その事故で亡くなっていた。
15年前の事故は八代親子が保険金目的で企てた計画的なものだったこと、当時船長だった秋吉の父親にすべての責任を負わせて事故に見せかけて殺害したことを知った秋吉は、日下が八代親子の殺害計画を立てていたことを利用して自らも父親の復讐をすることにしたのだ。

あくまでも日下自身が「自分で殺した」と思うように、秋吉自身は表立って動かず、陰から日下のアシストをするような形を取っていた。
日下より先に貴江を殺害して貴江に成りすまし、貴江が日下に刺殺されたように装い、日下に馬乗りになっていた延太郎を背後から刺して海に突き落した。
日下は自分が殺したと思っていたが、実際に手を下したのは秋吉である。

毛利小五郎の関連人物・キャラクター

妃英理(きさき えり)

小五郎の別居中の妻。弁護士をしている。
小五郎とは幼なじみで、「目玉焼きにはソースか、醬油か」など、小さなことでよく対抗していたが嫌いだったわけではないらしく、大学時代に結婚した。
小五郎からのプロポーズの言葉は「好きなんだよ、おめーが…この地球上の、誰よりも」。

10年前からは別居していて旧姓の「妃」を名乗っているが、離婚したわけではないので戸籍上は「毛利」のまま、盲腸で入院した際のネームプレートも「毛利」表記だった。
「うっとおしい男を近づけないための虫よけ」だとして小五郎との結婚指輪を身につけているが、なくすととても焦るほど大切にしている。

猫好きでロシアンブルーを飼っており、名前はゴロ。
英理は名前の由来について「いつもゴロゴロしているから」と語ったが、本当は小五郎のゴロである。
同じ理由で、以前飼っていた別の猫にもゴロと名付けていた。

小五郎とは会えば悪口を言い合い、娘の蘭を困らせているが、前述のエピソードからわかるように内心ではお互いに思い合っている。
ただ意地を張り合っているだけの、実にめんどくさい夫婦である。

毛利蘭(もうり らん)

小五郎と英理のひとり娘。帝丹高校の2年生で本作のヒロインである。
空手部の女主将で、関東大会優勝の実力者。運動神経の良さは小五郎譲りだと思われる。

両親にヨリを戻してほしくて偶然を装って会わせるなど、様々な画策をしている。
その度小五郎と英理はいい感じになるのだが、前述のとおり最後は意地の張り合いになってしまい、なかなか3人で暮らしたいという蘭の思い通りにはいかない。

小五郎のだらしなさにはほとほと手を焼いており、いつも叱っている。
小五郎が拾った馬券を自分の物にしようとしたときは、「どーせ落とし主なんて出て来やしねぇぞ?」と言う小五郎を「ダメ!」の一言でいなして交番に連れていき、きちんと届けさせた。

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江戸川コナン(えどがわ こなん)

本作の主人公。小さくなって以降、組織の情報を得るために小五郎の探偵事務所に居候している。
腕時計型麻酔銃や蝶ネクタイ型変声機を駆使して「眠りの小五郎」を演出し、小五郎を隠れ蓑に事件を解決している。

小五郎の普段のヘボ探偵ぶりにはため息を吐くほど呆れているが、稀に見せる鋭い推理には素直に感心している。
詳しくは後述するが、ドラマの撮影現場で俳優のひとりが殺されるという事件が起きた際、コナンは犯人と主演女優の関係を愛人だと推理したが、小五郎は犯人の態度から2人の関係を親子だと見抜き、主演女優を通して犯人に自首を進めた。
コナンと小五郎との経験の差が如実に表れたエピソードである。

コナンの正体を知らない小五郎にとっては、ただ知り合いの子供を預かっているだけという認識である。
そのため、小五郎はコナンに対して親の目線で接しており、コナンが風邪を引けば心配するし、お粥も作ってくれる。ひとりで爆弾を処理しようとしたときには破損させてしまった自転車の弁償よりもコナンの身を案じて声を荒げるなど、コナンが危険なことをすれば真剣な顔で叱ってくれる。
コナンが事件現場でチョロチョロするのを咎めるのも、単純に捜査の邪魔になるからだけではなく、もしものことがあったら親に申し訳がたたないからというのもあるからだろう。

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目暮十三(めぐれ じゅうぞう)

警視庁捜査第一課の警部。小五郎が刑事時代の上司でもある。
小五郎が刑事時代に目暮とともに担当した事件はほとんどが迷宮入りしてしまったらしい。

探偵になってからも、特に「眠りの小五郎」呼ばれるようになってからは、事件の知らせを受けて現場に駆け付けると必ずと言っていいほど小五郎がいるため、疫病神や死神と評することもしばしば。
小五郎に対して「お前の行くところ行くところ死体の山なんだぞ!」と声を荒げることもあった。

とはいえ、「眠りの小五郎」の推理力には期待しており、犯人がなかなかわからないときには焦れて「毛利君、まだ来んのかね?」と推理ショーを急かすこともある。

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安室透(あむろ とおる)

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佐藤美和子(名探偵コナン)とは【徹底解説・考察まとめ】

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佐藤美和子(さとう みわこ)とは『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』の登場人物で、警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査三係に所属する警部補。目暮十三警部・白鳥任三郎警部の直属の部下として働いている。 美人で男勝りな性格から、警視庁の男性陣からは絶大な人気を誇るが、現在は同じ課の高木渉巡査部長と恋仲の関係。主人公の江戸川コナンのことを「よく気が付く子」と認めている。勘が鋭く、眠りの小五郎の正体や、黒ずくめの組織の存在を探ろうとする。

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阿笠栗介(名探偵コナン)とは【徹底解説・考察まとめ】

阿笠栗介(名探偵コナン)とは【徹底解説・考察まとめ】

阿笠栗介(あがさくりすけ)とは『名探偵コナン』シリーズの登場キャラクター。初登場は原作12巻、アニメ第163話。主人公江戸川コナン(えどがわこなん)の正体が工藤新一(くどうしんいち)だと知る数少ない人物で発明家である阿笠博士(あがさひろし)の伯父。近所では名の通った大富豪だったが、小さい頃から病弱で別荘にて静養しており、博士が2歳だった約50年前に他界している。残された別荘には肖像画が残されており、絵描きを家に招いてまで肖像画をかかせるほどの金持ちであったと予想できる。

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赤井秀一/沖矢昴(名探偵コナン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤井秀一/沖矢昴(名探偵コナン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤井秀一(あかいしゅういち)/沖矢昴(おきやすばる)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、FBIの捜査官。狙撃の名手で有効射程距離は1300ヤード。赤井務武・メアリー世良夫妻の長男で、羽田秀𠮷と世良真純の兄。ジークンドーの達人で、得意技はフィンガージャブ。いつも黒いニット帽を被っていて、口癖は「50:50(フィフティ・フィフティ)」。ブラックコーヒーとバーボンウイスキーを愛飲している。ヘビースモーカーで左利き。

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