ホリミヤ(堀さんと宮村くん)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホリミヤ』とは、漫画家・イラストレーターのHEROによる漫画『堀さんと宮村くん』を基に、漫画家の萩原ダイスケが描いた青春漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。とある「秘密」を抱えた堀さんと宮村くんを中心に、その周囲の人々の変化や交流を描く。キャラクター達によるユニークな掛け合いや爽やかなテイストの中に混ざった切ない展開などが多くの反響を呼び、2021年にアニメ化に加え、ドラマ・映画化までもが行われることとなった。

『ホリミヤ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

原作『堀さんと宮村くん』には2つのパロディ漫画が存在している

原作『堀さんと宮村くん』には、実は公式で2つのパロディ漫画が存在している。それが昭和98年を舞台に綴られた漫画『宮増君と道玄坂さん』と、性転換パロディ漫画『堀くんと宮村さん』だ。両作品とも『堀さんと宮村くん』同様に、「読解アヘン」にて公開された。その後両作品とも非公開となってしまったが、『宮増君と道玄坂さん』に関しては、「いったん取り下げて全面書き直しを計画している」ことが発表されている。ただしそれがいつになるかは未定。

原作者が呼ぶ、宮村がもつ3つの呼称

メインキャラクター宮村伊澄は、作中内で大きな外見的変化が生まれるキャラクターだ。その為、外見に伴って原作者HEROから、実は3つの呼称で呼ばれているといった小話が存在する。
その3つの呼称というのが「初期村」「今村」「中村」だ。髪が長く眼鏡をかけていた頃の宮村を「初期村」、髪を切り眼鏡をかけなくなった以降の宮村を「今村」、そして最後に中学生時代の宮村のことを「中村」と呼びわけているのだという。

OVA『堀さんと宮村くん』は、原作者HEROが勤める会社で制作された自主制作アニメ

『ホリミヤ』連載後に発売が始まったOVA版『堀さんと宮村くん』だが、実は完全自主制作アニメとなっている。
制作を担当したのは、原作者HEROが勤めていた東京のデザイン会社「ウズ」。『涼宮ハルヒの憂鬱』、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』、初音ミクなどといった、サブカルチャーな作品のフィギュアやパッケージデザインに携わる会社となっている。
OVA制作の発案者は、「ウズ」取締役社長の山田太ろう。『堀さんと宮村くん』の書籍化を相談してきたHEROの手助けを行う形で、作品に関わることになった彼は、書籍化された『堀さんと宮村くん』の売れ行きを見た結果「アニメにしようかな」と思い立ち、それから少しずつ計画を進め始めたのだという。
なお、「手作り感が欲しい」「ターゲット層である10代から20代前半に共感を得られる作品にしたい」という彼自身の希望により、制作プロデューサーを除く他スタッフは「全員が何かしらの“初”であること」を条件に集められた。

『ホリミヤ』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):神山羊『色香水』

OPを担当するのはシンガーソングライターの神山羊(かみやまよう)。2014年にボカロPとしてデビューし、後にシンガーソングライターとしてデビュー。代表作の「YELLOW」がTikTok等さまざまなSNS内でブレイクしたことをきっかけに注目を集め始めることとなった。
今楽曲について神山羊は、「過ぎ去ってから気付く青春の日々の儚さや尊さを感じていただけたら嬉しいです。」とコメント。神山羊がもつジャンルに囚われない自由な音楽センスと叙情的なリリックといった作風が、『ホリミヤ』のもつ「色々な友情・恋愛の形」と見事にマッチした優しくも切ない楽曲となっている。

ED(エンディング):フレンズ『約束』

EDを担当するのは5人組の男女混成バンド、フレンズ。メンバーそれぞれが他のバンド活動経験を持っている実力派の集団であり、作曲作詞を担当するひろせひろせは「SexyZone」、「A.B.C-Z」、「SILENT SIREN」といった人気アーティスト達に楽曲を提供している作編曲家でもある。
同じくバンド内で作曲作詞を担当するボーカルのえみそんは、今楽曲に対し「何度も言葉を構築していく中で、ただただときめいているだけじゃない、当たり前すぎて、近すぎて見逃していた事を改めて愛おしいと思える、そんな気持ちを手に入れた。」とコメント。何気ない日々に当然のように存在する誰かを「愛おしい」という気持ち。その暖かな思いを聴く者の心にじんわりと染み渡らせてくるEDとなっている。

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