青春、超微炭酸系!『ホリミヤ』の原作者、HEROの漫画作品まとめ
月刊Gファンタジーで連載中の『ホリミヤ』の原作者、HEROさんの漫画作品をまとめました。
『ホリミヤ』もHEROさんが描いた『堀さんと宮村くん』を、作画に萩原ダイスケさんをお招きして新しく連載を開始した作品です。
漫画家『HERO』とは?
2008年にJAM日本アニメ・マンガ専門学校ビジュアルデザイン研究科を卒業後、東京のデザイン会社「ウズ」で『涼宮ハルヒの憂鬱』、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』、「初音ミク」などのフィギュア、パッケージデザインなどに携わる。
2007年から自らのサイト「読解アヘン」で、オリジナルのウェブ漫画『堀さんと宮村くん』の公開を開始。同作は2008年にスクウェア・エニックスから書籍化され、2011年12月現在、10巻まで発売、完結されている。一方ウェブでの公開は現在も続けられており、2008年3月に本編完結後も「おまけ」として不定期に更新が続けられている。
出典: ja.wikipedia.org
最近ではさほど珍しくはないですが、HEROさんも元はwebで漫画活動を行っていました。『堀さんと宮村くん』はその時の作品です。
『ホリミヤ』では原作者ですが、HEROさん自身も多くの漫画を描いています。それではその作品のまとめをどうぞ。
『堀さんと宮村くん』
HEROが2007年2月からウェブサイト「読解アヘン」で公開している学園もののウェブコミック。「色々な友情・恋愛の形が許せる方推奨」とされ、同性に思いを寄せるキャラクターなども登場するが、基本的には高校生の日常を描いたものである。本編は終了し、現在は「おまけ」という形で不定期に連載が続いている。
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片桐高校に通う堀京子は、派手な外見とは裏腹に成績優秀で、家事をこなし弟の面倒も見る家庭的な高校生。ある日、ケガをした弟、創太を見知らぬピアス男が送り届けに来た。その正体は同じクラスにいる陰気なはずの男子、宮村伊澄。彼の学校との別人ぶりに驚く反面、家での顔を見られた堀は動揺するが、人見知りする創太が懐いたことがきっかけで、宮村は頻繁に堀家を訪ねるようになる。
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本編は全10巻のコミックスになっています。おまけも現在6巻まで発売中です。
こちらの作品は『堀さんと宮村くん』の二人の出会いから物語は始まり、二人と関係のある友人との話と二人の恋愛事情をメインに物語が進んでいきます。
メインは堀さんと宮村くんですが、他のキャラの恋愛に対する悩みなども見れて中々面白いです。
高校生たちがとにかく騒ぐのが好きな方はおまけの方が気に入るかもしれません。現在連載中の『ホリミヤ』には『堀さんと宮村くん』になかったオリジナルのお話も描かれているので、そちらも合わせて読むのも面白いです。
『浅尾さんと倉田くん』
『浅尾さんと倉田くん』(あさおさんとくらたくん)は、HEROによる日本の漫画作品。略称は「浅倉(あさくら)」。スクウェア・エニックスのウェブコミック配信サイト『ガンガンONLINE』にて、2008年10月16日更新分から2014年5月15日更新分まで連載された。
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浅尾蘭は小さい頃から男子とばかり遊んでいたせいで同性から敬遠されるようになり、人付き合いが苦手になってしまう。そのせいで高校に入ってからも友達に恵まれず塞ぎ込んでいたが、同じクラスの男子・倉田忠に話しかけられたのを契機に、少しずつ持ち前の明るさを取り戻して行く。
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こちらも完結していて、単行本は全8巻になっています。
学生の時に誰もが経験したことのある、異性との壁みたいなのがよく伝わる作品でもあります。
『堀さんと宮村くん』もそうですけど、HEROさんの作品は登場人物全員にちゃんと魅力があるのが良いですね。そのせいで人によっては主人公たちより、サブキャラたちの方が好きと思う方がいるかもしれません。
ちなみに筆者の一押しは委員長です。個人的な見解では一番リアルな女の子っぽく感じました。
HERO個人作品集
2010年には、Twitterを舞台とした漫画『7と嘘吐きオンライン』をpixivにて公開、「ツイッター漫画」として注目を集めた[2]。同作の人気をきっかけに、pixivで発表されたそのほかの短編漫画を集めた『7と嘘吐きオンライン-HERO個人作品集-』に始まる短編集も刊行されている。
出典: ja.wikipedia.org
ガンガンコミックスONLINE(スクウェア・エニックス)にてコミックスが7巻まで発売されています。
コミックス1つに3つ分の作品が収録されています。他の作品とはまた違ったHEROさんが見れるので、興味があればこちらもご覧ください。
HERO作品まとめ
基本的に学生、高校生をメインに取り上げた青春漫画が多いです。
昨今のライトノベルだと主人公が高校生という設定の割に、高校生離れした力や頭脳を持っていることが多いです。HEROさんはまさにリアルな高校生を描いていて、若さゆえのテンションの高さとか、若さゆえにちょっと間違えたりする部分がとても面白いです。
リアルに限りなく近い青春漫画『堀さんと宮村くん』から、HEROさんの描く高校生活を体験してみてください。
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