ママはテンパリスト（東村アキコ）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.03.17

『ママはテンパリスト』とは、東村アキコによる日本の育児エッセイ漫画。作者の愛息・ごっちゃんの成長していく姿がおもしろおかしく描かれていて、読むと笑える作品。育児の苦労や大変さだけでなくその中にある幸せも感じられる。キャッチコピーは「すいません育児ナメてました」。育児漫画として根強い人気があり、出産祝いとしても選ばれている。『月刊コーラス』（集英社）にて2007年8月号から2011年7月号まで連載。2011年に完結し、単行本は全4巻（A5判）。

『ママはテンパリスト』の登場人物・キャラクター

パパ

ごっちゃんの父親。舞台監督で忙しいため、ほとんど家には帰れないので最初から別居婚。ママ曰く、パーマを当て、アロハシャツを着ていて「チンピラみたいな格好」をしている。ごっちゃんがいう事を聞く唯一の人物でもある。怒鳴ったり暴力を振るったりは一切無いが、ごっちゃんはパパのことを怖がっている。ごっちゃんへの寝かしつけ方法が独特で、布団に入っているごっちゃんの横に座ってただ見つめて圧をかけるという方法。ごっちゃんは、パパが怖いので寝たふりをしたまま寝てしまうのである。パパいわくママはごっちゃんを甘やかしすぎだから子育て方法を変えたほうがいいと提案している。同作への登場は一回のみ。

ごっちゃんのおじいちゃんおばあちゃん

ごっちゃんのおじいちゃん（左）おばあちゃん（右）

ママが締め切りで忙しいので、毎月手伝いにきてくれる。おばあちゃんは、手作りのおいしいごはんをごっちゃんに作ってくれる。おじいちゃんは、ごっちゃんとお風呂でたくさん遊んでくれる。なので二人が来ている間、ごっちゃんは完全なる王子様状態になる。宮崎県在住。

あやの

あやの

ごっちゃんの彼女。アシスタントさんの娘。2歳11カ月。顔もかわいくて、性格も素直でおとなしい。体格がいいのでごっちゃんよりも力がある。しかし気の強さではごっちゃんに負けているので喧嘩をすると負けて泣いてしまう。

あやのちゃんのママ（アシスタント）

あやのちゃんのママ（アシスタント）

あやのちゃんのママ。近所に住んでいるアシスタントさんなので、子連れで仕事をしにきてもらっている。

担当S

担当S

東村アキコの担当。集英社内の評判は、若くて美人なのに暗い。普段は、暗いが王様のブランチの取材が来た時だけキャラを変えてオシャレをしてきた。その際、ママたちから雰囲気がいつもと違うと突っ込まれても、いつもと何もかわらないとしらを切っていた。主食が、すっぽんと豚足。

コーラス編集長（北畠輝幸）

コーラス編集長

コーラスの編集長。ごっちゃんからかっこいいと思われている。ハンサムなのにいつも鞄をたすき掛けにしている残念なところがある。子ども好き。ママが妊娠初期の頃、まだ本人も妊娠を自覚していない時に妊娠を言い当てた。そして出産後、お祝いとして『ドラゴンボール』の豪華本全巻をプレゼントした。

逢坂みえこ（おうさかみえこ）

逢坂みえこ

作者が小学生の頃から目標として憧れてきた漫画家。息子がいてかわいがっている。クールな性格。酒好き。ごっちゃん誕生の際にお祝いとして送った花に「出産おめでとう！大変なのはこれからだよ」という重みのあるメッセージを添えた。大阪府在住。

はるくん

はるくん

逢坂先生の息子さん。小学6年生。東京に遊びに来た際に、公園でごっちゃんの遊び相手をしてくれた優しい少年。公園からの帰り道、母親である逢坂先生からドクダミの葉をもんだ臭い手を顔につけられそうになりテンパっていた。大阪府在住。

板羽皆（いたばみな）

『ママはテンパリスト』の用語

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